試合経過
　ファーストダイスは、山崎が１で左上、T1Aは５でドイツ、ふふふは７で「南京自転車」、ねみーがーなは６でオーストラリアへ。T1Aは続いて２軒目をゲット。
　山崎が次にインドを２軒。更に次のターンにいきなりフリー３軒とする。まだ４ターン目なのに、である。
　続いてねみーがーながフランスを２軒。インドの空いた店はT1Aがブロック。ブロックされた山崎はチャンス「１７」を、ブロックしたT1Aはチャンス「１３」を引く。

　初サラリーは出目が高い上にチャンス「０６」を使ってショートカットしたふふふが１番手。

　他の３人は寄り道をしたため少し遅れる。ふふふが中国を２軒にしたところでねみーがーな・山崎が順番にサラリー２・３番手。更にねみーがーなはマーク２つでチャンス「７０」。
　そしてT1Aがサラリーをもらって１周目終了。

　T1Aのサラリーの直後にふふふがサラリー。これでT1Aと１周の差がつく。
　少ししてねみーがーながチャンス「７３」。中近東と悩んだ末、フランスを３軒にする。対抗して山崎がロシアを２軒にし、フランスを突破。更に中近東をブロックし、サラリー。

　フランスを買って流動資産がギリギリになったねみーがーなはサラリーとチャンス「６２」で復活。周回が順調だったふふふはここでフランスに引っ掛かる。ダイヤを断念するかと思われたが、３４５Ｇをねみーがーなに敢えて振り込んで突破。そしてサラリーを取らずエジプトを２軒にする。
　この間にT1Aがサラリー。これで２周目終了。T1Aはドイツにサラリー・連続増資を行なって追いつく。

　遠回りしたふふふがサラリー。さらにチャンス「７１」で減った資産を回復。ねみーがーな・山崎もサラリー。ねみーがーなは早速フランスに増資し、７０００Ｇに迫る。山崎はサラリー直前にエジプトに防衛増資を行なったものの、ふふふがその店を５倍買い。３軒にする。山崎はインドへのサラリー増資で対抗する。

　ねみーがーなはなおもフランスに増資。これでT1Aが警戒し、インドに４７２Ｇを敢えて振り込んで逃げる。この後にふふふがエジプトに増資。
　フランスに来てもらえなかったねみーがーなは中近東一等地を５倍買い。３軒にする。山崎はチャンス「７９」でインドのT1Aの店をハント。これで独占し、すぐにインドに防衛増資。この２つの買収で現金が入ったT1Aはドイツを５倍買いして３軒。
　フランスを迂回して突破したT1Aは５倍買いされた中近東一等地に止まり、なんと５倍買い返し。一時的に資産が２５００Ｇまで落ちる。次のふふふも中国を５倍買いして３軒。しかし買われた山崎がすぐに５倍買い返し。

　５倍買い合戦の中トップのねみーがーなはチャンス「１８」でエジプトを売却。これでふふふのフリー３軒になる。山崎はスロットでワープを当て、ダイヤを取る。T1Aはサラリーの直後にチャンス「２８」でマハラジャを召喚。
　マハラジャは２を出してスロットへ。このチャンスにふふふはサラリーのために休日に入る。マハラジャはこの次に２を出し、本来ならデパートに止まっていたが中近東へ。チャンスを逸したふふふは、山崎の狙い撃ちのインド増資を回避してサラリー。山崎はこの増資で８０００Ｇに迫り、トップに立つ。
　マハラジャはまたも２を出し、フランスに到達せずに帰っていく。T1Aはチャンス「７４」で中国を競売。これでふふふが４．５倍ほどを出して３軒目をゲット。更にふふふはエジプトの空き店に上手く止まり、独占を果たすが、T1Aが５倍買いで崩す。

　ねみーがーなはサラリー直前だがインドに捕まる。しかしそれでもサラリーをもらい、９４５Ｇを山崎に振り込む。振り込んでもらった山崎はサラリーをもらい、１００００Ｇを突破。更にインドに増資し、１３０００Ｇを突破。
　ふふふは銀行から、エジプトか中国の５倍買いチャンスを得る。ここで中国を選択し５倍買い。独占にする。しかし山崎がすぐに５倍買いで崩す。買った山崎はインドへの増資で回復。
　このインドに相乗りしていたねみーがーなはインドを２ペペでとどめ、T1Aに取り引きを申し出る。この交換が成立し、T1Aがオーストラリアを３軒＋３００Ｇ、ねみーがーなが中近東を３軒にする。
　この交換の後、T1Aは山崎から３３７Ｇ、ふふふから５０２Ｇを振り込んでもらい、エジプトも無事突破してサラリー。対するねみーがーなは、山崎に中近東５倍買いを食らうが、スロットでワープを当ててすぐに５倍買い返し。そこを防衛増資したところにふふふが飛び込み、４３７Ｇを振り込んでもらう。次の狙い撃ち増資は回避されすが、１３０００Ｇを突破してトップに迫る。

　波に乗り出したT1Aはオーストラリアを５倍買いして独占するが、そこに来ていた山崎に５倍買い返しを食らう。それでも増資をかけて９０００Ｇを突破。最下位脱出。最下位に落ちたふふふはサラリー。
　トップ争いのねみーがーなは中近東の増資が終了しているため、ロシアの一等地を５倍買い。買われた山崎はサラリーで１５０００Ｇを突破。サラリーで中国に相乗り。
　ここでふふふがとてつもない交換を山崎に提示。中国（ふふふ・独占）とロシア（山崎・２軒）の取り引き（山崎が＋３０８Ｇ）。通常なら絶対に成立しないであろうこの取り引きがなんと成立。この交換で手に入れた店をふふふは早速防衛増資。ねみーがーなはこの交換の対象になった山崎の店を５倍買いして３軒にする。しかし次のターン、中国とインドのゾーンにかかり、２４０６Ｇをふふふに振り込む。これでふふふが一気に２位、ねみーがーなが一気に最下位転落。

　一時１００００Ｇを突破したT1Aだったが、インドとフランスのゾーンにかかり１３２９Ｇをねみーがーなに振り込んで再び最下位へ。振り込んでもらったねみーがーなはサラリー・ロシアへの連続増資で再び追いつく。
　トップの山崎はエジプト→オーストラリア。ここで引っ掛かり１１２４ＧをT1Aに振り込む。振り込んでもらったT1Aだったがロシアと中国のゾーン。６８７Ｇをふふふに振り込む。インドにサラリーをブロックされるが、この時に再びオーストラリアを５倍買いして独占に復帰。チャンス「６４」が出るが、東南アジアで意味なし。

　ふふふはチャンス「１００」を引き、すぐにそれを使ってサラリー。中国にサラリー増資を行ない、２００００Ｇに迫る。ねみーがーなもロシアからフランスに乗り換えるが、増資額が足りない。T1Aがこの後中近東とインドのゾーン。ここでサラリーをもらうが、山崎に１７８４Ｇを振り込む。これで山崎が先に２００００Ｇを突破。
　先に目標を突破されたふふふはオーストラリアを突破できず、２２４８ＧをT1Aに振り込む。先に突破した山崎は銀行に止まっており、どこか１周しなければならない。そこで、突破するルートをロシアに定める。
　それを見たねみーがーなは最後の抵抗とばかりに、T1Aにドイツを明け渡し独占させる。しかし山崎はこの企みを回避し、銀行２歩前。ふふふに増資されるが目標には乗らず。
　山崎はそのままゴールし、試合終了。
　試合時間は２時間ちょっとであった。
 

つかＣの感想・考察
　序盤はお互いに牽制しあうような静かな展開。しかし中盤から５倍買い合戦によってエリアがだんだん固まってくる。結果、終盤は９エリア中８エリアが半独占エリア、しかもほとんど増資済みになり出入りの激しい試合となったが、山崎が何とか逃げ切った。

　山崎は、独占エリアができるとすぐに５倍買いで崩す展開になったことが吉と出たか。終盤にふふふに追い上げられたものの、ふふふがつまずいてくれたため何とか勝利をものにした。しかしこんな苦しい戦いになったのは自分の責任であることは明らかである。何故中国とロシアを交換などしたのだろう。儲けさせてもらうと考えるならば、インドを伸ばし切ってからにするべきだったところだろう。
　ふふふは、終盤に山崎から中国を手に入れ、増資していったがわずかに足りず、最後にオーストラリアに振り込んだことが負けを決定付けた。序盤のサラリーは順調だったが５倍買いが多く、振り込みも多めになっていたため資産が伸びなかった。そしてマハラジャに振り込んでもらえるはずの買い物料をタイミングが悪くもらえなかった。これが後々に響いたか。
　ねみーがーなは、序盤に手に入れたフランスを中盤に増資し、トップで展開を引っ張る立場に立っていたが、２エリアの増資が終わってしまって失速。それに加えて終盤にゾーンにかかったことが致命傷となった。これは確かなのだが、３エリアを伸ばし切っても足りなかったことの方が問題か。ロシアを増資する時に株が足りなかったのが原因と思われる。
　T1Aは、最初の３軒エリアになったドイツを伸ばし切れなかったことが痛かったか。敗着は、サラリーが遅れがちで資産的に余裕がなかったのに、総資産の４割近くをはたいて中近東を防御５倍買いしたことだったのでは。確かにオーストラリアを交換で手に入れる種にはなったが、それまでにかなりの無理が生じていたと思うのだが。