試合経過
　ファーストダイスは、ねーぽんが７で北のシーサイドデッキ、石も７でマリンプール、山崎は５でガルウイング、こばんは７で南のシーサイドデッキへ。ねーぽんは続いて２軒目をゲット。
　続いて山崎がガルウイングを２軒にし、更にセンターブリッジも２軒。チャンス「６３」でマリンプールがアップ。
　こばんはチャンス「７３」。これでセンターブリッジを１軒ブロック。その次のターンのねーぽんがチャンス「７７」をゲット。
　初サラリー１番手は、チャンス「０３」でセンターブリッジを２軒にしたこばん。石はこの「０３」のそばでチャンス「１３」を引くが、フロントエリアを２軒にしし、チャンス「７１」を引いて代償を取る。
　サラリー２・３番手はねーぽん・石と続く。ねーぽんはアンカーラインを２軒。
　こばんがこれに対抗し、エスケープボートを２軒。更に少ししてフリー３軒とする。この後に山崎がサラリーをもらい、１周目終了。

　２周目が始まってすぐに、ねーぽんはチャンス「３３」を引き、アンカーライン一等地を崩す。これで１４００Ｇの売却益を得る。これにこばんがサラリーで対抗するが、ねーぽんにエスケープボートをブロックされる。
　仕方なく（？）、こばんがエスケープボートに増資。ねーぽんはアンカーライン一等地を買い戻し、サラリーをもらう。
　しばらく進んで、石がサラリー。この後にねーぽんがアンカーラインに増資し、６０００Ｇを突破。そして山崎がサラリーをもらって２周目終了。ねーぽん１人６０００Ｇオーバー、他が４０００Ｇ前後で、ねーぽんがやや抜け出す。

　石はチャンス「７４」で、シーサイドデッキを売りに出す。これを落としたねーぽんがシーサイドデッキを３軒とする。こばんのチャンス「６４」でマリンプールがまたもアップ。
　３軒エリアを手に入れたねーぽんは早速シーサイドデッキに乗り換え、すぐに増資。石が通過中だったが回避に成功。
　こばんがサラリーをもらい、エスケープボートに連続増資して追い上げる。ねーぽんはチャンス「６２」で３００Ｇほどの収入を得て、次のターンにシーサイドデッキ５倍買いのチャンスがあったが買わず。こばんは悪いタイミングでチャンス「３４」を引いてしまい、ねーぽんのサラリーをブロックできず。
　石・ねーぽんがサラリー。石はフロントエリアの株をためるが、相乗りしていた山崎が先制ペペを行ない、ねーぽんに相乗り相手を変更。
　その山崎はさらなる流動資産を求めて、アンカーラインを自主競売。ここは石が３軒目を阻止。我慢したねーぽんはシーサイドデッキに増資し、１００００Ｇを突破。石も株があるうちに増資をかけるが、山崎がペペる。ペペった山崎はチャンス「４２」をシーサイドデッキにヒットするが、株は撤収済みだった。
　こばんは石との交換取引を拒否した後、サラリーをもらう。交換対象と逆のエリアのテイルブロックにサラリー増資を行ない、８０００Ｇを突破。
　山崎はなおもフロントエリアをペペり、ガルウイングを５倍買い。３軒エリアができ、サラリーももらう。しかし石にチャンス「１１０」で仕返しを食らうと、自分はチャンス「２４」で少ない店を売らされ、４軒となる。
　こばんはセンターブリッジを５倍買いして３軒とする。ここがまだ高くならないうちにねーぽんがサラリー。１３０００Ｇを突破。
　更に次のターン、ねーぽんは石に取り引きを持ちかける。持ちかけた取り引きはアンカーライン（ねーぽん・３軒）とマリンプール（石・独占）の交換（石が＋３２０Ｇ）。石はマリンプール株がなく、ねーぽんは２００株ほどのアンカーライン株があったが、石はこれからサラリー、マリンプールの株価変動率は１．５以上と高く、条件的にはほぼ同等と見て、石は承諾。更に石はこばんに取り引きを持ちかけるが、こばんは悩んだ末に拒否。
　この取り引きの結果、自分のエリアでは勝負できないと踏んだ山崎は、ガルウイングの２軒を自主競売に出す（どちらも買い手はつかず）という奇襲に出て、相乗り資金を作ると、アンカーラインに相乗り。
　次のターン、再び石がこばんに取り引きを持ちかける。フロントエリア２軒（こばん・独占）とチムニーロード２軒（石・独占）の取り引き（こばんが＋２９９Ｇ）。先ほどと同じ店だが、少し資産増減が良くなったためこばんは承諾。石はこの後サラリー。マリンプールでもチムニーロードでもなく、アンカーライン相乗りを選択。
　こばんはまず、センターブリッジから増資。しかしねーぽんのアンカーラインへの増資はやはり強く、１７０００Ｇを突破。石はアンカーラインをペペったものの、増資したばかりのセンターブリッジに捕まり５４２Ｇを振り込む。
　山崎はペペらず、ねーぽんはチャンス「５５」を絡めて増資。この後に株価を下げないためエスケープボートを敢えて店売り。これを落としたこばんがここを独占。
　思わぬ形で独占エリアを手にしたこばんはセンターブリッジの増資を終了。ねーぽんは次のターンにこばんのゾーンに捕まり５２５Ｇを振り込み、仕方なくアンカーラインから逃げる。こばんは更に山崎からも５４２Ｇを振り込んでもらう。
　あと３０００Ｇほどを稼ぐ手段を失ったねーぽんはサラリーを取りに行く。その道中、チャンス「１８」。増資済みの「アンカーライン一等地を売り２３００Ｇほどの利益。１９０００Ｇを突破しマークは全部揃っており、優勝確定かと思われた。
　しかしこばんが２８８５Ｇをはたいてセンターブリッジを５倍買い。一旦１００００Ｇほどの差がつくがこれで流れが変わったか、ねーぽんは石が増資したばかりのチムニーロードの店にダイブ。１９８３Ｇを振り込んで再び１７０００Ｇ台へ。更にセンターブリッジとエスケープボートのゾーンにかかり、７６６Ｇを振り込む。サラリーをもらうが１８０００Ｇ止まりとなり、山崎と共にチムニーロードの相乗りへ。相乗りされた石はチャンス「１７」を引き、マリンプールへ。
　サラリーは銀行に止まってもらったねーぽんは次のターンに２を出してしまい、１０８５Ｇを振り込む。振り込んでもらったこばんはマリンプールに相乗り。またも相乗りされた石は続くピンチを切り抜けられず、２６９７Ｇを振り込む。これでこばんが１５０００Ｇを突破。
　石が立て直しの増資。これで１９Ｇアップし、こばんがねーぽんをついに抜き去る。更に山崎が株買いのために敢えて１０８５Ｇを振り込みに行く。これで１９０００Ｇを突破し、石は増資が封じられる。
　そのこばんは銀行２歩前に止まり、フロントエリアに来ていたねーぽんを狙い打って最後の一儲けを狙う。しかしねーぽんは逆転の術がない状態で、５２５Ｇを自ら振り込んで「投了」。２００００Ｇを突破したが、石・山崎が株売りを浴びせて天井を落ち、そのまま銀行をスルー。
　しかしこばんはエスケープボートに株買い増資し自力で再び突破。ねーぽんが相乗りに来たところですぐさま逃げ出し、これで万全。石は抵抗の株売りの際に全て手放しており、ねーぽんに追いつく術が残っていなかった。
　山崎が全ての店を手放し、身辺整理を終えた（笑）ところでこばんがゴール。
　試合時間は２時間３０分近くになった。
 

つかＣの感想・考察
　ねーぽんがチャンス７７をステップとして２エリアを獲得。そのまま伸ばしていったが、増資後に株価を下げないための店売りが災いし、もう一伸びする前に株を売らざるを得なくなった。チャンス１８で再びあと一歩までいったがそこから振り込みが続いて逆転負けを食らった。

　こばんは、普通なら負け試合だったが、ねーぽんのいくつかの敗着手に助けられて大逆転勝利。ねーぽんの優勝直前のセンターブリッジ５倍買いが大正解だった。土壇場で３０００Ｇ近い額を出して５倍買いをするのはかなり勇気のいる決断だったと思う。この結果、せんーブリッジで全体の半分ほどの買い物料の奪取に成功。ここから連鎖的に２エリアを育てられた。
　ねーぽんは、いくつか敗着手があった。まずシーサイドデッキ５倍買いチャンスを買わなかったこと。ここは勢いに乗って攻めるべきだったところだろう。そうすれば増資額も十分で早めの勝負ができたはず。そして最大の敗着はアンカーライン増資時の競売。株価が下がるのは仕方ないと諦めて多めに売るべきだったところである。その結果、最後に逆転を食らう伏線となってしまった。
　石は、フロントエリアを育てようとした序盤、山崎にペペられっぱなしだった点はやはりマイナス。諦め時が見切れなかった印象がある。それでもチャンスはあった。こばんとの交換で株価５０％アップ状態だったマリンプールを手に入れた後は、ここを徹底的に伸ばして真っ向勝負しても面白かったのでは。しかし、店が多くならない展開が多いと思うのは気のせいだろうか？
　山崎は、序盤から店が少なめで、インサイダーができない展開になった。そんな中３軒エリアを手に入れたのに、何もしないまま２軒を崩す戦略は、やはり無理があったと思う。エリア的には株価が高いものの通行量は多く、全ての店を手放してまで相乗りで勝負するよりは勝機があったと思う。