試合経過
　ファーストダイスは、しまりんが５でドイツ、つかＣが７で「南京自転車」、こばんが６でロシア、GFじーが１でインドの左下の店へ。しまりんは続いて２を出し、２軒目もゲット。少ししてGFじーが最安値の店をブロック。

　次の２軒エリアは中国。つかＣが「アトリエルーブル」への振り込みを嫌い遠回りした結果。その後にGFじーがチャンス「７５」。インドを２軒にする。さらにしまりんがチャンス「０３」を引き、ドイツを３軒（残りは最安値の店）。しかし流動資産がなくなり、東南アジアを自主競売。これをつかＣが落として２軒。銀行に止まっていたつかＣは続いて３軒目を買える出目だったが、流動資産不足で断念。ダイヤを回る際にこばんの「アトリエルーブル」に振り込むが、直前に「南京自転車」に振り込んでもらっておりほぼ帳消し。チャンス「６３」でインドがアップ。

　初サラリーはGFじーが１番手、続いてこばん。こばんはサラリー直前にチャンス「７３」を引いて、フランスを２軒。GFじーは銀行にぴったり止まり、次のターンに１を出してインドを３軒（残りは最安値の店）。
　続いてしまりん・つかＣも１ターン遅れでサラリー。１周目終了。

　２週目の初っ端、GFじーがフランスを１軒ブロック。チャンスが途絶えたこばんはドイツを突破しようと突っ込むが失敗し、１９５Ｇを振り込む。

　GFじーはチャンス「３３」。店は多くなく、高い店はフランスと中近東だけだったが、フランスを売却。７８０Ｇの売却益を得るが、これでフランスがフリー２軒に戻る。
　この次のつかＣは、マークを無視して東南アジアをフリー３軒（残りは一等地）。これでピンチになったしまりんは、買ったばかりの店に止まりブロックならず。この振り込みを得たつかＣは続いて中国も３軒（残りは１３０Ｇの店）。銀行に止まっていたこばんは中国を突破して東南アジアに突っ込み、無傷通過に成功する。GFじーも同ルートで通過を試みるが、１３５Ｇを振り込む。

　先ほど上手い判断でピンチを回避したこばんは銀行に止まった次のターン、フランスをフリー３軒（残りは２８０Ｇの店）。この次のターンにしまりんがサラリー。次のターンに東南アジアをブロック。GFじーもサラリー。サラリー直前にインド５倍買いのチャンスがあったが我慢。東南アジアをブロックされたつかＣはサラリーをもらい、反撃とばかりに東南アジアにサラリー増資。
　こばんがGFじーの予定列を止めてチャンス「７１」（先に出てきたチャンス「７３」もGFじーの予定列だった）。しかしGFじーは列の最後のカードを引くとチャンス「７９」。当然インドのしまりんの店をハント。５倍買いを我慢したことが吉と出て、インドを独占。
　東南アジアをブロックしたのは良かったが、いきなり目の前を増資されたしまりんは、これを回避できずに９４５Ｇを一発振り込み。つかＣが６０００Ｇを突破。サラリー直前のこばんは、先にGFじーがハントした店に止まり防御５倍買い。そしてサラリーをもらって２周目終了。この時点で３軒エリアが９エリア中５エリアもあるという波乱の展開。

　せっかくのチャンス「７９」が無駄になったGFじーだが、それでもインド株を２３１までため、増資。つかＣを抜いてトップに立つ。つかＣも対抗して東南アジアに増資。対するこばんはここでフランスを独占する。通過するところだったGFじーが「アトリエルーブル」に捕まり６９０Ｇを振り込む。つかＣも突破を試みるが、２５０Ｇ・１４５Ｇを振り込む。
　ダイヤを獲得したGFじーは続いてハートに止まったが、引いたカードはチャンス「７０」。せっかくの苦労が泡と消える。しまりんはドイツに回復増資。この後のつかＣは、この増資でできた危険を回避するため、自ら１９５Ｇを振り込んでドイツを突破。増資のためにダイヤルートを取ったしまりんはダイヤを一発で突破。GFじーはロシアに渡り３軒とするが、次にドイツで１９５Ｇを振り込む。
　しまりんはチャンス「２８」。マハラジャが登場したところで、つかＣはサラリーを回避して東南アジアへ増資し打ち止め。マハラジャは７で「南京自転車」に来るが１ターンで帰っていく。その直後のつかＣは東南アジアの残りの店に止まり５倍買い。独占を果たす。しかしこれで７５００Ｇ弱あった資産が６０００Ｇを割る。結果的に、これでバランスを崩すこととなった。

　つかＣはサラリーで資産を回復。２エリア目として中国を選択。GFじーはすぐさま相乗りし、インドを５倍買い返しして独占に復帰。東南アジアを５倍買いされたしまりんもエジプトを５倍買いして３軒（残りは一等地）。そしてサラリー。
　スペードを無事突破して、こばんがサラリー。GFじーもインドに増資して８０００Ｇを突破。しまりんも増資で追い上げる。対するつかＣはインドに弾かれてダイヤルートを取らされ、次のターンに６９０Ｇを振り込む。これで２ターンで２０００Ｇ近い差を詰められ、トップから最下位へ転落。

　GFじー・しまりんが続けて増資。こばんはチャンス「１００」をゲット。対抗してつかＣも連続増資するが、相乗り株が多く効果が薄い。GFじーはチャンス「３７」でフランスをアップする。これでこばんが一気にトップに立つ。
　仕方なくつかＣは相乗り株を無視して増資する。これでGFじー・こばんが１００００Ｇを突破。しまりんはフランスにかかり４７０Ｇを振り込む。

　こばんがロシアを防御５倍買いし、どこでもカードを使ってサラリー。GFじーはフランスに相乗りして東南アジアを突破。つかＣはここでドイツにかかり、しまりん９０２Ｇを振り込む。
　サラリーをもらったこばんはフランスに連続増資。１５０００Ｇを突破。つかＣはインドにサラリーを阻まれたが、中国を５倍買いして独占。GFじーはフランスに１ペペを入れてサラリー。この１ペペを嫌って、こばんはフランスから撤収。
　つかＣは遠回りしたが、サラリーをもらう。そして直前に３軒にしたオーストラリアに連続増資。最下位脱出。GFじーもインド株をコツコツとためて増資。１６０００Ｇを突破。最下位に落ちたしまりんはここでようやくドイツを５倍買いして独占。これでピンチになったのはこばん。１０８５Ｇをしまりんに振り込む。しかししまりんはフランスとインドのゾーンにかかり、１４２５ＧをGFじーに振り込む。つかＣはエジプトから銀行に帰りたかったが、インドに阻まれてフランス方面へ。

　このチャンスを見逃すまいと、こばんが３軒エリアの中近東に増資。GFじーも中近東をペペってから増資。１９５００Ｇに達する。
　大ピンチのつかＣ。落ち目の状態でかわせるはずもなく、フランスで２１０８Ｇを振り込む。こばんはこの次に中近東に増資。２００００Ｇを突破するが、GFじーがペペって一時的なものにとどまる。
　しかしこれを確定的にしてしまう振り込みを、つかＣがやってしまう。８９５Ｇを「２ラン」。これで次のこばんは株を撤収し、２００００Ｇ突破を確定して万全の態勢。現在の場所は銀行の４歩手前。
　それでもインドに阻まれてこばんのゴールが長引けばまだまだ分からなかったが、６を出して一発でゴールして終了した。
　試合時間は１時間４０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　つかＣがハートエリアを固め、他の３人がサラリーを取りづらくなる展開だったが、その効果が意外と出ず、つかＣは買い物料収入を失うだけの結果に終わるという辛い展開。その間に他の３人が抜き去るという展開となった。

　こばんは、GFじーが売却したフランスを首尾よく独占し、株を買った後にチャンス３７を受けた辺りから流れが良くなったと言えるだろう。インド流れの客も多く、フランスの利点が最大限に発揮された展開となった。フランス１エリアだけでいただきの大部分を稼ぎ出している。自分の振り込みは少なくまとめ、相乗りも的確であった。
　GFじーは、結果的な敗着手はチャンス３３の売却ということになってしまうのだろうが、それは酷。正しくはフランスとインドの買い物料の差にやられた、というべきであろう。インド以外にエリアがないような状態（ロシアは確かに３軒になったが、増資されていなかった）で、インドを先に高くしたことが逆に買い物料を遠ざけた形。その分はチャンス６３の効果を生かしたインサイダーで儲けたが、こばんの相乗りが最後にものをいってしまい、あと一歩及ばず。銀行に止まる人は何人もいたが、そのうちの誰か１人でも１を出していたら展開は違ったか。
　しまりんは、やはりドイツの独占が遅かったことが伸び切らなかった原因だろう。序盤に東南アジアに大振り込みをしたが、そこから良く耐えていた。最後の振り込みと、この東南アジアの振り込みを引いた振り込み額は１３００Ｇほど。この振り込みの少なさがつかＣとの差となって表われた。しかし出遅れを挽回しきるまでには至らなかった。
　つかＣは、ハートを固めたのはいい感じだったのに、東南アジア独占の５倍買いでリズムを失ったんだろうなぁ。マハラジャがいなくなったのに、これは余計だったか。普通はこういう形なら勝っていていいはずなんだけど．．．　他のエリアに店がほとんどないような状態で買い物料収入が入らなくて、そうしている間に自分は振り込んでいって資金を失うという、こういう展開になった時の悪い面ばかりが出てしまった。サラリーブロックもあまり効果がなかったし．．．　相乗りされていたのに増資し過ぎたかなぁ。インドからの流れ客が来てくれていれば．．．　自己採点は４０点。