試合経過
　ファーストダイスはしまりんが６でＢ３へ、ねーぽんが２で魔界の入り口、T1Aが７で悪魔の沼地、うりれろが４でねーぽんの先へ。
　Ｂ３にワープしたしまりんはそのまま定点ワープ先を押さえ、炎の壁を２軒。続いてチャンス「１８」で「輝きの宝石屋」を売る羽目になったが、それをすぐに買い戻す。そしてマークを全て揃えて帰還。

　しまりん以外の２軒目はかなり遅れ、ねーぽんが雪の回廊を２軒とする。その直後にしまりんがサラリー１番手。Ｂ３にワープしていたT1Aがチャンス「４２」で魔界の入り口をダウンさせ、しまりんがＢ３に再びワープした直後に帰還。

　うりれろがＢ３にワープしてきたところで、しまりんが「輝きの宝石屋」に増資。うりれろもワープ直前に相乗りしていたが、ねーぽんがチャンス「３２」を炎の壁にヒットさせた直後に止まり、４３１Ｇを振り込む。
　チャンス「３２」を引いたねーぽん・ワープ帰りのT1Aがサラリー２番手・３番手。T1Aは続いてつららの壁を２軒にし、チャンス「１７」。Ｂ３にいるうりれろは２つの空き地に税務署・ヘリポートを建て、ねーぽんも悪魔の沼地の空き地に関所を建てる。

　Ｂ３から帰還したうりれろはマークが揃っていたが、サラリーに行かず悪魔の沼地のもう一方の空き地に宿屋を建てる。
　逆にＢ３にワープしたしまりんはチャンス「１００」をゲット。そしてヘリポートを５倍買いして３軒。ねーぽんは地下水の池を２軒。
　サラリーを迂回した格好のうりれろがサラリーをもらって１周目終了。

　ヘリポートを５倍買いしたしまりんがＢ３から帰還。ねーぽんはチャンス「３１」で雪の回廊をアップした後、そこをフリー３軒。
　しまりんがサラリー。炎の壁の株を買うが、うりれろが早速２ペペ。その後炎の壁に再び相乗りし、チャンス「７１」をゲット。

　その頃、ねーぽんが吹雪のほこらを３軒にする。流動資産がきつくなったがサラリーをゲット。雪の回廊にサラリー増資を行なってトップに。T1Aもサラリー。
　しかしねーぽんはいきなり地雷を踏む。チャンス「８７」で「輝きの宝石屋」にワープし、しまりんに６９０Ｇを振り込む。振り込んでもらったしまりんはＢ３にワープし、ヘリポートに止まって４軒目をゲット。振り込んだねーぽんはその１歩先のチャンスマスで「５２」を引く。進んだ先は税務署で、うりれろに４２５Ｇの振り込み。
　しまりんはさらに追い打ちをかけるように、「混乱の兜屋」に最大増資。相乗りしていたT1A・うりれろも儲け。ねーぽんは無事帰還し、ピンチを脱する。相乗りで儲けたうりれろは雪の回廊に先乗りし、そのターンにコンビニを建設。トップに立つ。しまりんは「混乱の兜屋」の増資を終了し、一旦撤収。

　ここでプレイデータを確認すると、いただき総額はしまりんが１２２４Ｇ／６回でトップ。「輝きの宝石屋」だけでの合計が１１２１Ｇであることを考えると、Ｂ３のおかげでこうなったと言える。逆に振り込みトップは１３０７Ｇ／６回でねーぽん。こちらも先ほどのＢ３の２回の振り込みが大部分を占める。株儲けは、炎の壁に相乗りしていたうりれろ・T1Aが高くなっていた。この２人はいただき・振り込みがほぼ同じ。若干の振り越しがある程度。

　ねーぽんがサラリー。最下位だったT1Aはチャンス「７０」をマーク２つの時点で引き、挽回。マークが揃ったしまりんもＢ３から帰還し、サラリー。うりれろもサラリーで、しまりん・うりれろが７０００Ｇを突破。うりれろは魔界の入り口を５倍買いし２軒とする。
　サラリー直後のしまりんは炎の壁に１回だけ増資して撤収。T1Aは最後に残った吹雪のほこらの空き地に動物園を建てる。５倍買いした直後のうりれろは次のターン、悪魔の沼地を３軒にする。
　つららの壁を狙い損ねたT1Aはそのまま進み、氷の崖をフリー３軒。うりれろはチャンス「６４」で魔界の入り口をアップ。

　Ｂ３にワープしたねーぽんは大ピンチ。これをかわし切れず１０９５Ｇをしまりんに振り込む。
　ここでT1Aがチャンス「２８」でマハラジャを召喚。そのマハラジャは７でＢ３へ。来てもらったしまりんは氷の崖をブロック。まだ脱出できないねーぽんはチャンス「７７」をゲット。
　ワープしたマハラジャは５を出し、１０９５Ｇをしまりんに振り込む。ねーぽんはやっと帰還。
　マハラジャは続けて税務署も止まるが、いくら払ったら良いか分からず（笑）、振り込みはない。その次のターン、１７７６Ｇをしまりんに振り込んで帰っていく。しまりんはこれで１１０００Ｇを突破。
　ねーぽんはやっとサラリー。T1Aもサラリー。ねーぽんはまたもＢ３へワープするが、振り込まずに帰還。

　T1Aは氷の崖の株を２０８までためて増資。これで１００００Ｇを突破して２位浮上。
　帰還してほっとしたねーぽんだったが、サラリーをもらえずチャンスマス。引いたカードは「８８」。これで１７７６Ｇを振り込む。振り込んでもらったしまりんは炎の壁の５軒目をゲット。しかしねーぽんがここを防御５倍買い。Ｂ３にワープしていたT1Aは助かる。うりれろもＢ３にワープ。
　防御５倍買いしたねーぽんだったがピンチをかわせず、もう一度１７７６Ｇを振り込む。振り込んでもらったしまりんはサラリー。サラリー増資を行なって１８０００Ｇを突破。ねーぽん・うりれろは帰還し、ねーぽんがサラリー。T1Aのチャンス「３７」で雪の回廊が、うりれろのチャンス「６３」でつららの壁がアップ。

　サラリー後のねーぽんは吹雪のほこらに増資し、資産を立て直す。うりれろもサラリー。しかしチャンス「５１」でＢ３にワープさせられる。
　資産を立て直したのもつかの間、ねーぽんはチャンス「１３」。T1Aは氷の崖を５倍買いし、独占。Ｂ３にいたうりれろはチャンス「５４」で逃れる。

　チャンス「５３」で銀行にいたしまりんは、そこから増資チャンスを得て、２１０００Ｇを突破して撤収。T1Aがチャンス「４９」を引いたが、下がったのはつららの壁でほとんど意味がない。銀行に帰った後のうりれろは増資し、１２０００Ｇを突破。しかしまたもＢ３へ。
　ねーぽんに氷の崖を防御５倍買いされたT1Aは、そのねーぽんに交換取引を申し出て、再び独占にする（ねーぽんは吹雪のほこらを独占、＋５８０Ｇ）。ねーぽんは一旦株を撤収していたが、再び買い戻す。
　２位を取りたいT1Aはサラリーが間に合い、氷の崖の株を再び２００台に戻す。T1Aは増資できれば逆転。このチャンスをものにし、２位浮上。対するうりれろは増資余りがない。

　しまりんがゴールまであと３歩のところまで来て、T1Aのターン。この時、３位のうりれろとの差は３３Ｇ。少しでも差を広げるために、手持ちの現金で１０株だけ株を買ったが、４０Ｇにしかならない。うりれろは増資できれば逆転だったが、増資余りがない。そこで悪魔の沼地の増資余りを作るため、ねーぽんに交換取引を申し出る。これが成立し、うりれろは悪魔の沼地を４軒（ねーぽんは雪の回廊を４軒、＋１１００Ｇ）。しかしこの執念は実らず、増資できず勝負あり。
　この次のターンにしまりんがサラリーを追加して優勝。
　試合時間は１時間１０分であった。
 

つかＣの感想・考察
　とにかくしまりんの炎の壁がフル稼動。しまりんのＢ３以外の店は多くなかったが他の３人の店の買い物料があまり高くならず、完全に買い物料を一人占めした。

　しまりんは、炎の壁が大爆発したことが勝因。マハラジャも味方につけ、まさに快勝だった。しかし他に勝因と言える事柄もなく、むしろそれ以外は苦戦を強いられるポイントの方が多いような展開だった。Ｂ１・Ｂ２の店の数は最大で合計５軒しかなく、長期戦ならじり貧になる可能性もある展開であった。チャンス１８の直後に再び輝きの宝石屋を買い戻せたことが流れを手繰り寄せた結果となったか。
　T1Aは、Ｂ３にワープすることが比較的多かったが振り込みはほとんどなく、資産減少を抑えられた。いただきも少なかったが、終盤の勝負エリアに株価の安い氷の崖を設定したことで、鋭い追い上げができた。急戦模様となってしまりんの買い物料に屈した形になったが、Ｂ１が楽に回れる展開で、持久戦になったらインサイダーだけでも勝機は十分だっただろう。
　うりれろは、序盤こそＢ３に滞在していたが、中盤からはほとんどワープせず、安定した周回ができた。T1Aとの違いは勝負エリアが弱かったこと。終盤の勝負エリアが悪魔の沼地の宿屋込み・安目３軒では、氷の崖の独占には勝てないだろう。最終ターンに勝負の交換をしたが時すでに遅かった。
　ねーぽんは、節目節目でチャンスカードに足を引っ張られたのが主な敗因で、それにＢ３滞在期間が長くなったことが付随した。結果として、１人でしまりんに貢ぐ形になった。チャンス８７・８８を増資後に引いてしまっては辛くなる。チャンス１３まで引っ張ってしまい、チャンス７７を引いても相殺できなかった。