試合経過
　ファーストダイスは、T1Aが６で右上のサイコロ屋、さらに４でテイルブロックへ。ふふふは２でセンターブリッジ、GFじーは７でチムニーロード、うりれろは１でこれまたセンターブリッジ。２人に買われたセンターブリッジがチャンス「６４」で、さらにチャンス「６３」でアンカーラインがアップ。

　最初に２軒エリアができるまで少し時間が空いたが、うりれろがエスケープボートを２軒。そこがチャンス「６０」でアップ。ふふふはセンターブリッジを２軒にする。

　その後は平穏な展開のまま、GFじーが初サラリー１番手。その直前にふふふがチャンス「０７」。直後にうりれろがシーサイドデッキを２軒にすると、GFじーはセンターブリッジ・エスケープボートを続けてブロック。
　サラリー２番手はT1A。エスケープボートのもう１軒をブロック。続いてふふふもサラリー。次のターンにガルウイングを２軒。GFじーはチャンス「１３」を引くが、次のターンにアンカーラインの一等地に止まり、２軒目のチャンス。しかし見送る。すると、さらにもう１軒に止まり、フリー３軒チャンスとなっていた。結局安目２軒止まり。
　そしてうりれろがサラリー４番手。１周目終了。

　ここまで２軒エリアがなかったT1Aは、マリンプールを２軒にする。しかしふふふはチャンス「１７」、GFじーがフロントエリアを２軒（のちにふふふも２軒）、うりれろがシーサイドデッキを３軒にする。T1Aはサラリーで、資産上は１０００Ｇのリード。うりれろは続いてチャンス「７３」を引くが、すでにシーサイドデッキが押さえられており、チムニーロードをとりあえず購入。
　サラリー直後のT1Aはマリンプールの３軒目をゲット。さらにテイルブロックを２軒にし、後ろ側を固めにかかる。

　しばらく間が空いて、ふふふがサラリー。次のターンにGFじーのフロントエリアの店を５倍買いして３軒。買われたGFじーもサラリー。次のターンにアンカーラインをフリー３軒（残りは一等地）。続く独占チャンスは失敗。
　うりれろがやや遅れ気味にサラリー。これで２周目終了。

　３周目の初っ端に、T1Aがアンカーラインの一等地をブロック。その少し後にサラリーをもらい、チャンス「７１」。さらにチャンス「８６」もからめ、マリンプールの株数が２００を超える。しかしGFじーの相乗りが１００株。そのGFじーは店買いなどで自然２ペペを入れる。

　うりれろがチャンス「８５」。しかし悩んだ末に見送り。その直後にチャンス「６８」でビンゴに勝利し、４００Ｇほどの収入。
　マリンプールのGFじーの相乗り株が７０を切ったところで、T1Aが先制増資を仕掛ける。これで８０００Ｇを突破。ふふふはこの直後にサラリー。GFじーはすぐに１ペペ。

　T1Aはアンカーラインに防御５倍買いを仕掛ける。買ったT1Aはうりれろから３１４Ｇを振り込んでもらう。買われたGFじーはうりれろに交換を申し出るが拒否され、サラリー。うりれろもサラリーで３周目終了。ここまでの資産は、T1Aが７５００Ｇほどでサラリー目前、次いでふふふが６４００Ｇほど、GFじーの５４００Ｇ、うりれろの５０００Ｇと続く。

　ふふふはGFじーから２４７Ｇを振り込んでもらう。振り込んだGFじーはT1Aに交換を申し出る。しかしT1Aは拒否し、サラリー。被交換対象になっていたアンカーラインの株を買う。
　その次のターンのうりれろは、センターブリッジを５倍買い。２軒とする。その後にT1Aがアンカーラインに増資し、１００００Ｇを突破。５倍買いされたふふふは５倍買いの代わりに「協定４倍買い」で取り返し、サラリー。
　アンカーラインの増資を終え、自分のエリアがなくなってきたGFじーは、最後の２軒エリアであるテイルブロックの株を買う。T1Aもアンカーラインの増資を終える。

　ふふふはシーサイドデッキに防御５倍買いを仕掛ける。さらにもう１軒も５倍買いして３軒とし、立場逆転。落ちた資産をシーサイドデッキへの増資で回復。エリアがないGFじーはT1Aと交渉を試みるが、下交渉の時点で失敗。その交換の芽が、うりれろがテイルブロックを５倍買いしたことによって潰れたかに見えた。
　しかしそれによって条件が緩和し、GFじーが再び交換を申し出る。この交換が成立し、T1Aがテイルブロックを３軒、GFじーがアンカーラインを３軒とする（「払う」と「もらう」を間違えたため、T1Aが＋８Ｇ）。
　この２人がほぼ同時にサラリー。T1Aは１４０００Ｇを突破し、増資額が残っているマリンプールの株を買う。GFじーは交換でもらったテイルブロックの株をためる。この直後にふふふがチャンス「０３」。これで行き先に悩むが、サラリーを取る。

　まずGFじーが増資して１００００Ｇを突破。うりれろはサラリーでテイルブロックに相乗り。ふふふもフロントエリアに増資。
　GFじーが更に増資して１３０００Ｇを突破。ここをチャンスと見たうりれろはGFじーに交換を申し出る。テイルブロック（GFじー・独占）とエスケープボート（うりれろ・３軒）の取り引き。これはうりれろが＋１０００Ｇとなるかなり法外なものだったが成立し、うりれろは１００００Ｇを突破。これで減った現金を回復させるため、GFじーはフロントエリアを自主競売。これをふふふが定価の６００Ｇで落とし、独占。現金が戻りきらなかったが、それでも増資して一時トップを奪う。トップを脅かされたT1Aも連続増資して逃げるが、ここでマリンプールが打ち止め。ふふふもシーサイドデッキに増資。うりれろはチャンス「７７」。

　追い上げるチャンスはあるGFじーだが、うりれろの相乗り株１００株が気になり、エスケープボート相乗りを選択。T1Aは残りの約４０００Ｇの稼ぎエリアをアンカーラインに設定。
　しかしGFじーが追い上げの増資。うりれろと共に１５０００Ｇを突破。しかし相乗り株の影響でこれ以上増資できない状況に。チャンス「６５」でエスケープボートが当たり、相乗り株を追加。これでうりれろがトップへ。

　トップに立ったうりれろはエスケープボートの株を追加。３５０を超える。GFじーは忠誠を誓うように（笑）テイルブロックから撤収し、うりれろに相乗り。２５０を超える。この次のうりれろは増資を仕掛け、２００００Ｇを突破。
　猶予がなくなったふふふは、フロントエリアに増資。混戦の２位争いに名乗りをあげると、連続増資で一気に抜き去る。この時アンカーラインを通過することになり、チャンスのT1Aは増資でき、ふふふと共にうりれろに迫る。
　チャンスとピンチが紙一重の状況のふふふは、自主競売で現金を作る。が、振り込みを完全回避することはできず３２２ＧをT1Aに振り込む。しかしこれが「先払い」の格好になり、T1Aが１１２９Ｇを振り込み返し。ふふふが２００００Ｇを突破。T1AはGFじーと並んで３位争いへ。

　わずかにふふふよりもリードしているうりれろは７を出せば優勝だったが、出た目は「３」で優勝できず。T1Aは続いて６３０Ｇをうりれろに振り込む。ふふふは次のターンに増資し２３０００Ｇを突破。逆転されたうりれろは銀行に帰れなくなる。
　逆転するには増資額が足りない見込みのうりれろは、エスケープボートの残りの店に上手く止まり、５倍買いを仕掛けて独占。しかしうりれろはこの後に１ターンの隙がある。そのうちにふふふは早く銀行に帰りたいところだったが、デパートに阻まれて帰れず増資。２５０００Ｇを突破するが、うりれろの株数を考えると４０００Ｇの差はないに等しい。
　そのうりれろはフロントエリアを無傷で一発突破すると、チャンス「１０」をからめ、１ターンの隙を埋めて増資チャンス。安全策でガルウイングへ進むか、一発に賭けて銀行１歩前かの選択。ここでうりれろは後者を選択してエスケープボートに増資。最大増資で１９Ｇアップし、儲けはなんと６７０７Ｇ。これで２８０００Ｇを突破し、ふふふに２７００Ｇの差をつける。相乗りしていたGFじーも５７００Ｇ弱の儲けで３位を確保するが、頼みのうりれろがあと１マスでゴールする状況で、２位逆転の目はなくなる。

　T1Aもアンカーラインに増資するが、増資余りがあまりなく届かず。ふふふの逆転チャンスは「スロットでスリーセブン＋増資チャンス」という厳しいもの。上手くスロットに止まり、左リールの目押しもぴったりだったが揃わず。銀行手前にいたGFじーには逆転の術はないが、３位確定ゴールはプライドが許さなかったのか（笑）、ふふふに１１２９Ｇを振り込む。この時、「御主人様」（笑）であるうりれろの株価を下げないためにアンカーラインを競売に出し、T1Aがこれを落として「記念独占」（笑．．．ってばかりだな）。
　次のうりれろが１歩足を進めて優勝した。
　試合時間は２時間４０分ほどの熱戦だった。
 

つかＣの感想・考察
　うりれろは、中盤までは苦しい展開を強いられたが、GFじーの服従（ちょっと違うか）があり、最後の伸びの原動力になった。独占の代償として１０００Ｇを受け取った交換が非常に効果的だった。GFじーがトップ取りの手助けをしてくれた形。チャンス７７がなかったらどのような展開になっただろう。
　ふふふは、最後は惜しかったが、うりれろにGFじーという「守護者」がいた事が決定打となっていた。５倍買いが４回と多くなったことが痛かったと言えるかもしれないが、それよりも最後のサイコロ運の差が出たか。うりれろは５倍買いを上手く行ない、ふふふはデパートに銀行行きを阻まれた場面で勝敗は決していたのかも。
　GFじーは、序盤から後方を走る展開。T1Aとの交換でエリアを手に入れたがうりれろの相乗りで封じられた。その前後から展開は図らずもうりれろへの徹底アシストの形になったが、それも実らず３位となった。うりれろとの交換後の自主競売も定価でふふふに持っていかれ、ふふふに活力を与えるだけとなってしまった。終盤はアシストだらけになってしまったか。相乗り株を気にしてうりれろに相乗りにいったが、ここは自分のエリアを伸ばしにいった方が勝つ確率は高かったと思う。もう１つポイントを挙げるとしたら、序盤のアンカーライン獲得チャンスを見送ったことか。難しいところだとは思うが、持っていて損がある訳でもないと思う。
　T1Aは、序盤から周回速度でリードし、それを利用して順調に伸びていき、一時は２００００Ｇを突破するまで至ったものの、最後に足がぱったりと止まって最下位。直接の原因は増資額の少なさなのだが、それ以上に全体の店の数が少なかったのが痛い。最終結果こそ１２軒と多くなったが、このうち最終２ターン前後に出されて落とした店が３軒、独占エリアの隣にある端ルートの店が６軒。これでは増資もままならない。そのために無理に増資に行かざるを得なくなり、ふふふに振り込んでしまった。