試合経過
　ファーストダイスは、ねーぽんは５でドイツ、こばんは８で「南京自転車」に行くも買わず。残りの２人はスロットへ。２越が外したのに対し、まさきはいきなりどこでもカードをゲット。ねーぽんの次のターンはチャンス「４２」。これがドイツにヒット。こばんは続いて１で、中国２軒目を逃す。
　まず２越がオーストラリアを安目２軒。続いて「南京自転車」を買う。ねーぽんがオーストラリアの最高額の店をブロックすると、こばんはフランスを「アトリエルーブル」を含めて２軒。２越のチャンス「６３」でドイツが回復。

　初サラリーはまさきが１番手。しかしサラリー直後にチャンス「１３」。こばんはこの次にチャンス「３７」でエジプトをアップ。最高額の店は２越が持っている。
　２番手は次のターンにねーぽんがゲット。このターンにまさきがロシアを２軒。
　３番手はさらに１ターン遅れてこばん。そして２越も続いて１周目終了。

　２周目の初っ端、ねーぽんは中近東２軒とインド２軒の選択。これで中近東を選択。しかしこばんがすぐにフランスを３軒（残りは１８０Ｇ）にして待ち構える。２越がインドの最高額の店を押さえたこともあり、自主競売にかける。こばんが落として２軒目を阻止。
　ねーぽんは１ターンで突破できず、１２５Ｇを振り込む。こばんは増資チャンスが来たが、空増資はせず。ねーぽんは次のターンに突破。この間にまさきがドイツを２軒。さらにこばんがインドを２軒。

　銀行に止まったまさきは再びスペードを回り、ロシアを３軒（残りは１００Ｇ）。スペードを回っていた２越は回避に成功。まさきはフランス突破を試みるも弾かれる。
　３軒エリアがないねーぽんはチャンス「７９」。中近東のまさきの店（６０Ｇ）をハントして３軒。この直後に２越がエジプトを２軒。
　３軒エリアを作ったねーぽんがサラリー。この次のターンに２越がチャンス「０７」。ねーぽんがフランスを突破すると、こばんもロシアを突破。チャンス「６０」でドイツがアップ。２越はこばんに１８７Ｇを振り込んでフランスを強行突破。そこを見逃さず、ねーぽんが中近東に最大増資。まさきはこれでダイヤ・クラブの同時獲得を諦める。狙われた２越は中近東を無事突破。
　こばんがサラリー。まさきもどこでもカードを使い、続いてサラリー。ロシアにサラリー増資を仕掛ける。

　ねーぽんはチャンス「０６→７３」のコンボで素早くマークを揃え、オーストラリアを２軒。そしてサラリーをもらい、１周の差をつける。そしてオーストラリアに増資し、スロットでどこでもカードをゲット。調子良くリードを取り、典型的な逃げパターン。

　１人調子が出ない２越がサラリー。まさきはねーぽんの休日につけ込んで中近東を突破するが、次にこばんに１８２Ｇを振り込む。ねーぽんはチャンス「５８」。悩んだ末、ハートの１マス下へ。オーストラリアに増資して撤収。
　こばんはチャンス「３０」をロシアの下で引く。しかし突破できず、「寄せ１」。これが失敗し、まさきに９１６Ｇを振り込む。同じ゛くロシアに来ていた２越は突破。しかもこばんはチャンス「７０」。ロシア突破が無駄になる。

　ねーぽんはどこでもカードを使ってサラリー。中近東株を再び増やす。こばんはこれに相乗り。２越は中国のまさきの店を５倍買い。ねーぽんはチャンス「７１」で８０００Ｇを突破。

　まさきがサラリー。ロシアにサラリー増資を仕掛けて追い上げ態勢。
　２越もサラリー。中国にサラリー増資。これで最下位脱出が見える。最下位争いのこばんは、中近東のねーぽんの店を１２００Ｇで崩す。次のターンにチャンス「１８」で少し回復。そして２越が中国のこばんの店を５倍買いして３軒。まさきはチャンス「３１」でロシアをアップ。

　こばんはオーストラリアでねーぽんに２８１Ｇを振り込んだ腹いせ（？）に中近東に１ペペ。ペペられたねーぽんは撤収し、オーストラリアを５倍買い。３軒にするが、買われた２越はすぐに買い戻す。
　ねーぽんはフランスに先乗りし、チャンス「６４」。これがロシアにヒット。ヒットしてもらったまさきはサラリー。こばんは銀行からロシア突破を計るが失敗。
　状況が好転しない２越は、フランスは突破したものの、中近東に引っ掛かり５５５Ｇを振り込んで店売り。これを落としたこばんがインドを３軒。しかしこばんはロシアと「南京自転車」のゾーンにかかり、まさきに８２３Ｇを振り込む。振り込んでもらったまさきはロシアの５倍買いチャンスだったが行なわず。

　トップのねーぽんは、中国を５倍買いで崩してまさきにトップを明け渡す。まさきは東南アジアに連続増資で１１０００Ｇを突破。こばんはサラリーで復活。
　サラリーでインド株を買ったこばんは増資。しかしまさきが先に相乗りしており抑え目。ねーぽんがサラリー。こちらもインドに相乗り。まさきのチャンス「４９」が中国にヒット。下げられた２越はスペードに行かされ、まさきに８２３Ｇを振り込み店売り。
　振り込んでもらったまさきはサラリー。次のターンにロシアに増資して１６０００Ｇを突破。先ほど店売りになった２越もサラリー。

　エリアが欲しいねーぽんは、オーストラリアに再び５倍買いを仕掛けて３軒。こばんは相乗り株の多いインドからフランスに乗り換え。２越がチャンス「２８」でマハラジャを召喚。
　せっかくフランスに乗り換えたこばんだったが、全員がこれについてくる。それでもマハラジャに期待してフランスに増資。しかしマハラジャは３で東南アジアへ。
　２越がねーぽんに５５５Ｇを振り込み、まさきがオーストラリアに来たところでねーぽんが連続増資。しかしまさきは突破。マハラジャは中国からダイヤ方面に行くが振り込まずに帰る。

　まさきはサラリー。しかし目標まで６１０Ｇ足りず、最後の一稼ぎを中国で狙う。こばんに増資チャンスが訪れるが、まさきが相乗りしており増資できない。
　その間にねーぽんが増資。まさきに増資チャンスが訪れるが、東南アジアを５倍買いして３軒にする行動を取る。これで猶予ができたこばんは、インドの株を追加して増資。しかし２位死守を狙うねーぽんもオーストラリアを５倍買いして独占。増資額確保。
　２位争いは更に白熱。こばんがチャンス「１００」をゲット。ねーぽんは何故かマークがあるダイヤへ。まさきは東南アジアに株買い増資。しかし目標まで届かない。こばんはインドに増資して撤収。この時点で２位まで１５００Ｇ。まさきが２００００Ｇを突破。
　早くゴールしたいまさきだったが、いきなり出目が低くなる。このチャンスにねーぽんが増資。こばんはどこでもカードを使い、銀行ぴったりでサラリー。ねーぽんはチャンス「３６」でさらに増資。

　まさきは銀行までゆっくりと歩む。こばんがその猶予に増資。２越がサラリー後に中近東へ。こばんは増資で逆転し、２越が増資したての店に１１１７Ｇを振り込む。これでこばんが２位、差は１８００Ｇほど。
　一度株を全撤収しているねーぽん。まさきは銀行まであと２マスで、このターンが最後のチャンス。ここで８分の１の確率を見事にものにし、株を買い直して増資。しかし１１０Ｇほど足りず勝負あり。
　次のまさきがゴールして試合終了。
　試合時間は２時間弱であった。
 

つかＣの感想・考察
　まさきは、最初のターンでスロットでどこでもカードを当てたことも大きかったが、それよりも５倍買いをほとんどしなかったことが一番大きかったかも。土壇場の東南アジアの１軒だけ。さらにいただきも多く、しかもコンスタントに入ってきて、資金はいつも潤沢だった。サラリーも遅れず順調に推移。その結果、最後のフランス・インドの相乗りに資金が回せた。
　こばんは、序盤からしばらくは２越と同じように調子が上がらず苦戦したが、インドを３軒にした辺りからフランスが機能し出した。猛烈なスパートを見せて追い上げ、最後は２越にも助けられ、２位に滑り込んだ。しかし敗因を挙げるなら、最初のターンに「南京自転車」を買わなかったことではないか。これを買わなかった理由はどうしても分からない。その結果フランスを買えたのではあるが、フランスを買うくらいなら先に買っているのが普通。何故だろう。
　ねーぽんは、序盤からサラリーが早く、増資もそれなりに順調にでき逃げの展開になったが、エリアをつぶされてから打つ手がなくなり、終盤になって伸びがぱったりと止まった。再びオーストラリアを軸にした時にはもう遅く、２位確保もできなかった。本当に詰めが甘い。最後のターンも、先に自主競売で店を売っておくべきだった。冷静になれば良かったのに。
　２越は、何だか１人で振り込んでいる印象。３軒エリアが一時的にしか持てずにいただきが入らず、無理な突破を試みようものなら確実に振り込む、そのために資金がなく相乗りもできない．．．　不利な展開の典型パターンだった。これだけボロボロだとどうしようもないのが実状だろうが、エジプトが伸ばせたら面白かったかもしれない。