試合経過
　ファーストダイスはねーぽんが７、他の３人は２。つかＣはＢ２、２越・こばんはＢ１、ねーぽんはＢ３へ。続けてつかＣがヘリポートを建てて雪の回廊を２軒。ねーぽんはチャンス「６２」を無駄遣い。
　２軒揃えたつかＣがＢ３にワープし、すぐにとんぼ返り。ねーぽんもＢ２に帰還。この間にこばんが悪魔の沼地を、２越が戦士の墓場を２軒。つかＣはつららの壁も２軒。

　ねーぽんはマークを揃え、再びＢ３にワープ。そして税務署を建てて２軒にして帰還。つかＣは雪の回廊３軒のチャンスがあったが買わずにＢ１へ。そしてワープ。こばんもワープ。つかＣはチャンス「４６・４５」を続けて引く。対照的に２越はチャンス「７８」。これで戦士の墓場をフリー３軒。

　初サラリー１番手はねーぽん。戦士の墓場に先乗り。チャンス「３３・２２」を引くが、店が炎の壁の２軒だけでは売れない。
　２番手は２越。当然のように戦士の墓場。独占チャンスは失敗。
　Ｂ３から帰還できないつかＣはチャンスマスに連続４回。４度目のチャンス「５２」で税務署に２００Ｇほどを振り込む。この後も３回チャンスカードを引き７連続。しかしカードの内容が良くない上に最後のチャンスカードの操作を誤り２００Ｇをもらえず。さらに「輝きの宝石屋」を買って２軒とした次のターンに税務署に再びダイブ。いきなり店売り。これを落としたこばんが地下水の池を２軒。
　同じく帰還できずにいたこばんが帰還。４００Ｇほどの収入を税務署で得たねーぽんは、チャンス「６３」でアップしたばかりの氷の崖を２軒。

　３・４番手のサラリーは続く。こばん・つかＣの順。こばんはサラリー直後に地下水の池を３軒にする。これで１周目終了。

　２周目に入ったつかＣはヘリポートに止まる。悩んでつららの壁の最高値の店を残してフリー３軒。そして炎の壁を自主競売に出し、もう１軒も狙いに行く。この自主競売は、こばんが＋３３０Ｇで落としてねーぽんの３軒目を阻止。ねーぽんはＢ３へ。こばんは悪魔の沼地に先制増資。
　一旦狙いが外れたつかＣは再びトライ。この時のチャンスカードで２００Ｇを獲得。しかし次の独占チャレンジに失敗。こばんに買われるピンチだったが、流動資産不足で見送られる。
　そして次のターンにつかＣの大悪手。ねーぽんがチャンス「７４」で売った店（３３０Ｇ）を、何も見ないままボタンを押したつかＣが落とす。その次のターンにヘリポートに止まり、つららの壁を独占。しかしこれで強制競売。落としたばかりの店を売りに出す。これで４００Ｇほど、総資産の１５％ほどのロス。

　流動資産ギリギリで回っていた２越がサラリー。次のターンに戦士の墓場に最大増資。さらにチャンス「０７」。つかＣはチャンス「７１」。
　こばんもサラリー。地下水の池にサラリー・防衛増資。続いて戦士の墓場をブロックするチャンスがあったが失敗。が、デパートは回避。そばを通っていた２越は独占チャンスだがこちらも失敗。この時のチャンス「６４」でつららの壁がアップ。
　先に株価が高くなってしまったつかＣは上ルート。悪魔の沼地に関所を建てる。しかし７マス先にデパート。

　チャンス「２９」でデパートの回避に成功したねーぽんだったが、地下水の池の増資したての店に引っ掛かり３７５Ｇを振り込む。振り込んでもらったこばんは悪魔の沼地の普通の店を５倍買いして３軒。
　ピンチのつかＣ。一旦は１で回避するが次のターンに６。ピンポイントのデパートに捕まり１１３３Ｇを振り込んで店売り。つららの壁を崩し、さらに「輝きの宝石屋」を手放す。この競売でボタンを連打しているのを見た２越が「Ｒ１トラップ」を仕掛け、ねーぽんに５００Ｇ以上のダメージ。しかしねーぽんは炎の壁を３軒にし、サラリー。
　デパートに振り込んでももらった２越は連続増資を行ない撤収。７０００Ｇを突破。

　振り込んだもののサラリー直前のつかＣ。しかし無事にもらうことができなかった。２４１Ｇを振り込んでまたも店売り。つららの壁の最高額の店を手放す。振り込んでもらったこばんはチャンス「７５」。空き地に宿屋を建てて悪魔の沼地を４軒。しかしすぐさま２越が安い店を防御５倍買い。
　資産が１１００Ｇまで落ちたつかＣはやっとのことでサラリー。しかし２０００Ｇに回復しない。しかも持っている店は安いところばかり。さらにチャンス「１４」まで引く。破産も時間の問題か。

　トップながら、Ｂ３にワープしていた２越。税務署に捕まり６６０Ｇほどの振り込み。この直後にこばんがサラリー。振り込んでもらったねーぽんは５７７Ｇを振り込み返す。返してもらった２越はチャンス「７０」で８０００Ｇを突破。

　振り込みたくないがサラリーを取らないといけないつかＣはＢ３に逃げる。これと入れ替わるようにこばん・２越が帰還。つかＣも続いて帰還するが帰った先はＢ２。残るマークはスペード・クラブ。

　ねーぽん・こばんが続けてサラリー。両者とも炎の壁の株を買う。ねーぽんは次のターンに氷の崖をフリー３軒。そして増資。
　対照的だったのがこばん。６６５Ｇ・１１３３Ｇと連続で２越に振り込む。しかし悪魔の沼地を５倍買い返しして４軒に復帰。つかＣはチャンス「８８」でまたもＢ３。
　振り込んでもらった２越は魔界の入り口を連続５倍買い。これで独占。しかしこばんもすぐに５倍買いで崩す。２越は続いてサラリー。１００００Ｇを突破。
　ねーぽんもただ見ている訳ではない。「輝きの宝石屋」に連続増資。これで９０００Ｇを突破。Ｂ３に居残っているつかＣは最後の空き地に露店を建ててブロック。ねーぽんのチャンス「３１」で炎の壁がアップ。つかＣは「輝きの宝石屋」は回避したが、税務署に２００Ｇほどを振り込む。
　この連続増資でできた地雷は意外と早く爆発。２越がチャンス「８７」を引き１４７０Ｇを振り込み。こばんがその下を引くとチャンス「１３」。
　振り込んでもらったねーぽんは、２越の６３０Ｇの店を強行突破してサラリー。つかＣもようやく帰還。２越はＢ３から帰還できず、またも「輝きの宝石屋」に止まる。しかしこの直前がチャンス「０９」だったためセーフ。次のチャンスで「１７」を引く。

　やや劣勢なこばんがサラリー。悪魔の沼地にサラリー増資。つかＣもサラリー。しかし上ルートで危険。２越も帰還。
　危険なつかＣ。やはりというべきか、再び１１３３Ｇを２越に振り込み、サラリーを全て失う。２越はこれにこばんからの６６５Ｇの振り込み・自らのサラリーを加えて１５０００Ｇを突破。つかＣは続いてこばんに４７５Ｇを振り込んで店売り。
　つかＣはさらに４７８Ｇを振り込み、事前の自主競売も実らず店売り。総資産は４８５Ｇ、残りの店が関所とヘリポートだけになり、いよいよ生き延びるために手段を考えていられない状態に追い込まれる。この競売で今度はこばんが「Ｒ１トラップ」。最初に仕掛けた２越が引っ掛かる。このトラップをかわしたねーぽんは代わりの５倍買いで炎の壁を４軒。

　２越がチャンス「２８」でマハラジャを召喚。マハラジャは魔界の入り口に進む。ここをチャンスと見たつかＣはこばんに取り引きを持ちかける。悪魔の沼地の関所を６５０Ｇで譲渡する取り引き。これを受ければ独占となるこばんは承諾。つかＣに愛の手を差し伸べる（笑）。この直後のつかＣは２６０Ｇを振り込むもののまだ耐える。
　こばんはこの取り引きが功を奏し、２越が８７７Ｇを、マハラジャが１８０Ｇ（関所）＋９１２Ｇを振り込んで帰る。これと自らの増資で１４０００Ｇを突破。トップを奪う。

　Ｂ３にいたねーぽんはチャンス「７７」を引き当てる。これに対抗して２越は増資し１６０００Ｇを突破。再びトップに立つ。ねーぽんは次のチャンス「４９」を炎の壁に当ててしまい自爆。
　Ｂ３にワープしたこばん。滞在が長引くと危険だが、チャンス「５５→５３」のコンボで１ターン帰還。チャンスを逃したねーぽんはサラリー増資。２越は再び増資。１８０００Ｇに迫る。しかし悪魔の沼地ルート。
　チャンスのこばんはまたもＢ３へ。しかし今回も１ターンで帰還。帰った場所は足りなかったダイヤの隣で、これでサラリーを獲得できる。ピンチの２越は直前のスペードでチャンス「７９」。しかし魔界の入り口から撤収したばかりでもったいない。
　次の２越。２を出してど高目の３０６７Ｇを振り込む。こばんはこれで１９９１９Ｇ。銀行まで残り７マスで、サラリーを足すと２００００Ｇを突破できる。資産が６００ＧほどしかなくＢ２を周回中のつかＣは、Ｂ２にコンビニクラスの店はなく、これで破産の危機がほぼなくなり、手放しで喜ぶ（笑）。２越は３位転落したばかりか、次も９１２Ｇを振り込む。
　２越が落ちて２位になったねーぽんは増資を仕掛ける。しかしこばんには届かない。早く終わって欲しいつかＣは万が一を考え、サラリーを取らずにＢ２で待機。
　そのままこばんがサラリーを追加して優勝。
　試合時間は１時間２０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　こばんは、たなぼたの勝利という表現がぴったりかどうかは分からないが、通常は勝てない展開だった試合をものにした。直接の勝因はつかＣから関所を譲ってもらった後１０ターンの買い物料収入が６０００Ｇ（！）を超えたことだが、終盤のＢ３の滞在をどちらも１ターンで済ませたことが大きかった。ただ、地下水の池を増資しきっても面白かったのではないだろうか。増資余りを中途半端に残した印象があった。
　ねーぽんは、こばん以上にたなぼたの２位。チャンス８７を２越から直取りしたことがポイント。チャンス７７もポイントではあるが、炎の壁がそれなりに働いたことが最後に生きた。密かに相乗り株の儲けも多かった。しかし炎の壁以外にエリアがなかったことが劣勢になった原因。３軒エリアにした氷の崖を使ってみたらどうだっただろう。
　２越は、序盤から順調で株儲けが大きく、いただきも多かったのだが、それ以上に大きい振り込みが多く、結局振り越しになった。振り込み１５回で合計が８０００Ｇ近いのは明らかに振りすぎ。この振り込みが半分なら明らかに勝っていた。１度目の「Ｒ１トラップ」は見事だったが、次に自分が引っ掛かったところがこの結末を暗示していたのかも。
　つかＣは、最後はよく生きてたねぇ。７ターンくらい資産３ケタだったしなぁ。とりあえずヘリポートを死守して満足です（笑）。関所を買って下さった女神こばん様、ご慈悲を賜り御礼申し上げます（笑）。しかしＢ２が高くなくて本当に助かった。あとは関所が命綱。いただきは７０Ｇほどのヘリポートが３回、あとはほとんどないようなものだったし。こんなにボロボロだった原因は大部分がチャンス７４の誤購入。あれは我ながらアホだった。よそ見していたのに競売だからと確認もせずにボタンを押したら２倍、しかも全くいらない店だった。その前のチャンスカード操作ミスといい、集中力がなさ過ぎる。こっちの操作ミスがなければ最初の店売りもなかったし、展開が違ったものになったはずなのに。あまりに情けない展開だったが、最後のゾンビ度（笑）を考えて自己採点は２０点。