試合経過
　ファーストダイスは、石神井がスロットを外し、ごうくんもスロットを外す。山崎が６でドイツへ。やしきが３で東南アジア。やしきが続いて２軒目をゲット。が、次のチャンスが「７４」。１軒を崩す羽目に。
　代わりに東南アジアを２軒にしたのが山崎。次にやしきがチャンス「０３」。大分悩み、インドの最高額の店へ。続いて対角線の店を買って２軒。石神井はマーク取りルートから外れてエジプトを２軒。ごうくんは流動資産が５６Ｇの時にチャンス「２４」。
　石神井はさらにオーストラリアも２軒。すると、次のターンにフリー３軒に。やしきもインドをフリー３軒にする。

　初サラリーは山崎。インドに先乗り。少しして石神井はエジプトもフリー３軒。こちらはやしきが配当株のみ。
　２番手サラリーはごうくん。２軒エリアもないため、エジプトに先乗り。２エリアの独占チャンスがある石神井はクラブに止まりチャンス「４８」でエジプトをダウン。山崎は中東を２軒。

　ここでやしきが株買い増資をインドに仕掛ける。相乗り株を警戒して株を残さない。この後にごうくんがドイツ・フランスを２軒。やしきが中東をブロックすると山崎はロシアを２軒。
　３番手でやしきが、最後に石神井がサラリーをもらって１周目終了。石神井はエジプトにサラリー・防衛増資。次のターンに撤収。

　山崎がサラリー寸前。しかしやしきの先制増資に引っ掛かりブロックされる。ブロックしたやしきはエジプトを１軒５倍買いして崩す。崩された石神井はインドに相乗りした上でブロック。
　ごうくんはチャンス「１７」の後にサラリー。そしてチャンス「７８」でフランスをフリー３軒（残りは「アトリエルーブル」）。山崎もチャンス「１００」の後にサラリー。この直後にチャンス「０６→７０」のコンボでサラリー１つ分をまるまるゲット。

　ごうくん・山崎が続けて増資。これにやしきがかかり、ごうくんに１９５Ｇを振り込む。
　ハートからラッキーに止まった石神井は、次のターンに見事オーストラリアを独占。やしきがサラリーでオーストラリアの相乗りを強化すると、ごうくんが最安値の店へ。ここを５倍買いするかを悩むがやめる。
　先ほど５倍買いをやめたごうくんは「アトリエルーブル」を買い、こちらもフランスを独占。サラリーをもらったものの、「南京自転車」を買って資金に余裕がなくなっていたやしきが、早速フランスとドイツのゾーンにかかり１９５Ｇを振り込む。続いて石神井がインドとフランスのゾーン。ごうくんに２５０Ｇを振り込む。
　しかしこれでダイヤが取れた石神井はサラリー。続いてごうくんもサラリー。石神井がオーストラリアを買ったのを見てごうくんも相乗り。やしきがすかさず３ペペ。

　山崎はどこでもカードを使うことを嫌い、エジプトからクラブを取りに行く。石神井は次に増資チャンス。しかし山崎を狙わず。結局山崎は２５０Ｇ・１３５Ｇと連続で振り込みサラリー。オーストラリアに相乗り。
　その山崎はダイヤを突破すると中東の１軒を５倍買いして３軒エリアに。

　密かにペペられているオーストラリアに石神井が増資。ここの相乗りで儲けたごうくんは、中東を５倍買いで崩すかを少し考えるがやめる。
　最下位のやしきはエジプトを自主競売。ほぼ２倍を出して石神井が落とし、フリー３軒に復帰。この直後の石神井はなんとインドを自主競売。やしきが２倍前後で落とし独占。石神井はこれで店がエジプト３軒・オーストラリア４軒しかなくなる。そして山崎のチャンス「３７」でフランスがアップ。しかしごうくんは株がない。
　独占を果たしたやしきは東南アジアを自主競売。さらに石神井が銀行から１を出し２９３Ｇを振り込む。山崎は相乗り株が多いものの中東に増資。１度で撤収。しかし次にやしきがチャンス「３２」。これで中東がアップ。トップを奪ったものの、もったいない。

　石神井はスロットでワープを当てる。エジプト独占を諦め、サラリー重視でダイヤへ。山崎がどこでもカードを使ってサラリー。石神井は次のターンに８。エジプトを独占できるが、銀行ぴったりのサラリーを選択。ごうくんのチャンス「６３」でロシアがアップ。
　これを見た山崎がドイツとロシアの交換を申し出るが、ごうくんは拒否。ならばとばかりに東南アジアとロシアを交換する取り引きを持ちかけるが、これも拒否。仕方ないとばかりにロシアのごうくんの店を買収する取り引き。これまたごうくんは拒否。諦め切れないままサイコロを振った山崎はインドとフランスのゾーンにかかり５７２Ｇをやしきに振り込む。ごうくんが同じ店に引っ掛かりサラリーならず。振り込んでもらったやしきはチャンス「７５」。エジプトのブロックには行かず東南アジアを買う。
　やしきはこれを利用した取り引きをごうくんに持ちかける。東南アジア（ごうくん・３軒）と中国（やしき・３軒）の等価交換。ごうくんはこれに応じる。この後に再び山崎がごうくんに交換取引。ロシア３軒と東南アジア独占の等価交換だが、ごうくんは悩んだ末に拒否。

　エジプトの独占チャンスを見逃してきた石神井はここで増資。１００００Ｇに迫りトップに。そして次のターンにエジプトを見事独占。オーストラリアを突破したばかりのやしきはピンチになったが回避し、サラリー。ごうくんもサラリー。
　独占を果たした石神井はさらに増資。１２０００Ｇを突破。さらにスロットでワープを当てるとハートに行き、マークを揃える。
　ごうくんが東南アジア株を買ったのを見て、山崎が三たび交換取引を提示。この交換が成立し、山崎がロシアを３軒、ごうくんが東南アジアを独占。山崎は増資済みの中東の店を自主競売。そしてハートへ。ここでやしきが中国に増資。株価変動率が高く１４Ｇアップ。これで一気に１００００Ｇを突破して２位浮上。

　トップの石神井は中国に１ペペを入れてサラリー。ロシアに相乗り。ごうくんも山崎の目の前を増資し１１０００Ｇを突破。
　ピンチの山崎は勝負の取り引きを提示。これから回る中国とロシアの独占交換。しかしやしきは拒否し、結局山崎はデパートクラス２軒を回避。やしきはロシアに相乗り。ごうくんはさらに東南アジアに増資し１３０００Ｇを突破。山崎はチャンス「７１」。やしきは中国に増資。

　トップを維持している石神井は増資で逃げる。しかしごうくんも増資で離れない。山崎はまたもインドとフランスのゾーン。後のルートを考え、高い方であるごうくんに８９５Ｇを振り込む。これでごうくんがトップに立つが、石神井が増資ですぐに抜き返す。
　中国の増資残りがほとんどないやしきは撤収しインドに乗り換え。エジプトの増資が終わりに近付いた石神井も撤収して東南アジアに相乗り。相乗りされたごうくんはチャンス「２８」。山崎はロシアに増資。７００Ｇで１２Ｇアップ。しかしやしき・石神井にペペられる。石神井は東南アジアにもペペを入れる。

　高い店が多く、最重要キャラであるマハラジャ。ファーストダイスは８。「南京自転車」へ進み１６４５Ｇをやしきに振り込む。
　独占エリアがあればチャンスは十分な山崎はここでチャンス「７９」を引き込む。当然ロシアのやしきの店をハント。これで独占。
　次のマハラジャは１。１１２Ｇの振り込みにとどまり、ここで帰っていく。
　ロシアを通過中の石神井はピンチを回避。やしき・石神井から２ペペずつを食らった山崎はスロットでどこでもカードをゲット。フランスを通過中のやしきは４７０Ｇをごうくんに振り込み。
　石神井は東南アジアをさらにペペり、オーストラリアの株を買い、増資。しかし今までのペペのダメージが大きく、７Ｇしかアップしない。それは東南アジアも同様で、最大増資で８Ｇ。この２人は１６０００Ｇを突破。
　最高の所でどこでもカードをゲットした山崎は、早速使ってサラリー。そしてロシアにサラリー増資。一気に５０００Ｇの儲けで１７０００Ｇを突破。しかしやしきが２ペペを入れ、トップは一時で終わる。石神井も対抗して増資。やしきもインドに増資。混戦になってくる。
　ごうくんはロシアを通過中でピンチ。突破し切れず８１０Ｇを振り込む。しかし中国は突破しチャンス「１２」。東南アジアに最大増資するが、石神井のペペがまともに効いてアップ幅は６Ｇ。

　石神井の休日中にクラブを突破できたやしきがサラリー。インドにサラリー増資を仕掛け２１０００Ｇを突破。残りターンが少ない。山崎は自主競売で現金を作る。しかしインドとエジプトのゾーンにかかり１９３９Ｇをやしきに振り込む。そのやしきはごうくんに４７０Ｇを振り込む。

　２位争いは熾烈。石神井は東南アジアをさらにペペる。そしてチャンス「３０」をロシアのすぐ下のチャンスで引く。しかし出た目は１でハートが取れない。山崎がチャンス「０５」で復活の増資。石神井はこれをかわすが、やしきが再びごうくんに振り込み、ごうくんが２位へ。
　もう一押し欲しいごうくんだが増資ができない。対する山崎は次もチャンスで、引いたのはまたもワープ系の「５８」。増資するが、３位まで２７００Ｇ差あり、逆転できないと思われた。
　しかしやしきが銀行１歩手前でストップ。石神井は５００Ｇの差を落とすべく最後のペペ。しかし３００Ｇほど足りず。２位確保が見えたごうくんはチャンス「４９」。これで自爆したら最下位もあるが、当たったエリアはオーストラリア。株を残していた石神井は、株価下落分１２００Ｇほどを含めて２１００Ｇのダメージで最下位まで６００Ｇ。これで一気にチャンスが出てきた山崎は、確率６２．５％をものにして増資。きっちり３位を確保。
　そしてやしきが１歩進んでゴール。
　試合時間は２時間ちょっとであった。
 

つかＣの感想・考察
　やしきは、序盤は苦しい展開を強いられたが、中国を起点にできた中盤から盛り返し、見事に差し切った。マハラジャから振り込みを受けたところから流れが変わった。石神井が競売に出したこともあり、インドを制したことが最後に最大のアドバンテージとなったが、相乗り株の影響をあまり受けなかったことも大きかったか。自分の相乗りも的確に働いていた。
　ごうくんは、比較的スムーズにフランスを手に入れたが、株を買う前に株価が高くなってしまい、伸びる材料が欠けたことが響いたか。東南アジアを手に入れてからはそこをメインにして伸ばしていったが石神井の徹底ペペに遭ってしまい、トップがあと一歩で届かない状態だった。周回が実質３エリアの状態のうち２エリアに店があったためにいただきは多かったが、やしきとの差が株儲けに現われた。
　山崎は、エリアを持てず、中盤まで劣勢の展開だった。チャンス６３を受けたロシアを執念（？）で獲得したことが終盤にプラスに働いたが、相乗りが多い上にペペをかなり食らったこと、独占が遅かったことが響きトップ争いに加わることはできなかった。それでも終盤のチャンスカードが非常に良く、３位に駆け込んだ。中近東の最高額の店が押さえられていた事も痛かった。
　石神井は、クラブルートを独占し、早めの増資で終始リードを取る展開だったが、やしき・山崎に叩かれて沈み、最後はチャンスカードにも見放された。四面楚歌（四面＝対戦相手３人＋チャンスカード）状態だった印象。最大の敗因はクラブルートの２エリアにしか店がなかったこと。しかもこの２エリアが独占だったために買い物料がほとんど入らず、だんだん苦しくなった。中盤にやまそ器を狙うチャンスがあったが、その時に増資していたらどうだっただろう。最後の場面、オーストラリアの株を手放していたらどうだったかというと、株の配当分を残しているかどうかの勝負になる微妙なものだった。