試合経過
　ファーストダイス。T1Aはノースイースト、うりれろ・謎な人！はサウスウエスト、２越はセンターストリートの店を買う。うりれろが続けて２軒をゲットし、謎な人！がそれにいきなり止まる。
　うりれろは続いて２Ｆルートを取りノースウエストを２軒。謎な人！が１Ｆのハウスブロックを２軒。うりれろはさらにチャンス「７５」でセンターストリートも２軒にする。謎な人！はさらにフリー３軒のチャンスがあったが買わず。

　初サラリーは１Ｆの周回をチャンス「４０」で半分ほどショートカットしたT1Aが１番手。この直後にチャンス「３１」がセンターストリートにヒット。するとT1Aはチャンス「０５」を引き、センターストリートを、次のターンにノースイーストを２軒にする。また、２越もサウスイーストを２軒にする。
　２番手で謎な人！がサラリー。次のターンにサウスウエストを２軒。
　３番手で２越がサラリー。やや振り込みが多めなのが気がかり。少しして先制増資を仕掛ける。
　２越のサラリーからかなり遅れてうりれろがサラリー。これで１周目終了。

　２越にサウスイーストフリー３軒のチャンスが来るものの、マークを考えてノースイーストの２軒目を選択。

　T1Aがサラリー。この直後にチャンス「２８」。少し遅れてうりれろがチャンス「０７」を引く。さらに謎な人！がサラリー。謎な人！のチャンス「３０」、２越のチャンス「９３」でT1Aの目の前の３６Ｇの店が１００Ｇになる。
　その２越はマークを揃え、サウスイーストを３軒・４軒と立て続けにゲットし、先制増資していた店がデパートになる。うりれろはチャンス「２９」でセンターストリートにいたT1Aの元へ。５倍買いするかどうか悩むが我慢。
　登場からしばらく経っても帰っていなかったマハラジャはこの時点でサウスウエストにいた。ここからマハラジャはサウスイーストのデパートに１０４３Ｇを振り込んで帰っていく。流動資産に苦しんでいたところに意外なところから振り込んでもらった２越は、この後にサラリーももらって一気に２０００Ｇアップ。T1Aは謎な人！の列を止めてチャンス「７１」。その直後の謎な人！はチャンス「７４」。増資してあったサウスウエストを売却してうりれろにダメージ。

　一気にトップに立った２越は、その勢いのまま増資。先ほどダメージを受けたうりれろはバークブロックを５倍買いして３軒。２越は続いて銀行に止まり、次のターンに独占５倍買いのチャンスを得る。しかし謎な人！の防衛増資が間に合い、諦める。
　T1Aはチャンス「１７」も引き当て、その次のターンにサラリー。トップを奪う。謎な人！・うりれろもこの前後１ターンのうちにサラリー。謎な人！はハウスブロックを買うと、うりれろもこれに相乗り。
　これで２周目終了。T1Aが一歩リードしているものの、最下位のうりれろとはそれほど差がない。

　トップを奪ったT1Aはノースウエストを３軒にする。さらにチャンス「７７」。
　これを見たうりれろは交換取引を申し出る。センターストリートとノースウエストの取り引きだが、T1Aは拒否。その直後にT1Aはセンターストリートに株買い増資。２越はこれに引っ掛かるものの、強行突破してサラリー。
　交換を拒否されたうりれろ、今度はバークブロック独占５倍買いチャンス。しかしこれを見送る。
　４軒エリアを持っている２越は、先にマネーブロックに増資。ここに謎な人！が一発で引っ掛かり３９３Ｇの振り込み。振り込んでもらった２越はバークブロックを崩す。

　ここで謎な人！がプレイデータを確認。トップのT1Aよりも３位のうりれろの方が（いただき−振り込み）が多い。しかしチャンス「１７・７１・７７」が効いて２０００Ｇほどのリード。うりれろと僅差の２位の２越はマハラジャに振り込んでもらったものの、それと同じくらいあちこちに振り込んでいるためあまり伸びていない。うりれろがいただきで稼いでいるのに対し、２越は株で稼いでいるため五分五分。そして謎な人！は１人だけ１０００Ｇ弱の振り越し。増資もまだできていないため、最下位も仕方ないところか。
　謎な人！がサラリー。ハウスブロックの株が２４８株までたまる。一時２位に立つものの、うりれろの増資、２越のチャンス「７０」ですぐに抜かれる。

　ノースウエストの増資をT1Aよりも先に手をつけたうりれろはサラリー。バークブロックに手を伸ばす。
　謎な人！はチャンス「８０」。増資を我慢していた露店が仮設店舗になり、合計１０００Ｇほどの儲けで追いつく。しかしこれで５倍買いがしにくくなってしまう。トップは変わらずT1A。
　そのT1Aはサラリー直前にノースイーストを５倍買いして３軒。買われた謎な人！が代わって一時トップに。しかしT1Aはサラリーですぐに抜き返す。２越はチャンス「１３・４５」を引いて、１人遅れる。
　この２越の落ち込みを逃さず、うりれろがバークブロックを５倍買いして３軒に復帰。そしてすぐに防衛し、チャンス「７９」。謎な人！のバークブロックの店を７００Ｇほどでハント。独占する。

　２越はサラリー直前にまたもセンターストリートに引っ掛かる。振り込んでもらったT1Aはバークブロックに先制ペペを入れ、チャンス「４１」でハウスブロックを下げる。しかしうりれろは対抗してチャンス「６３」でバークブロックを上げ返す。
　サラリーをもらった２越はノースイーストに相乗り。そして謎な人！が２越に交換取引を申し出る。
　サウスイースト（２越・独占）＋マネーブロック（２越・３軒）と、ストアブロック（謎な人！・３軒）＋ハウスブロック（謎な人！・３軒）の取り引き（２越が＋２００Ｇ）。２越は少し考えて承諾。謎な人！はようやく逆転エリアを獲得し、サラリー。ここからT1Aも三角貿易の形で動くが、２越は拒否。
　拒否されたT1Aだが、かまわず増資。１３０００Ｇを突破。サラリーをもらった謎な人！はハウスブロックの株が３４７株にまで達する。２回の最大増資ができ、株価変動率も高め。逆転は十分に可能。

　しかしこの芽をT1Aが５倍買いで先に摘み取る。謎な人！はこの次に増資チャンスが回ってきて間に合わず。トップには立ったものの、増資余りがなくなる。交換の相手になった２越は、株を買う前にチャンス「３７」がマネーブロックにヒット。謎な人！はこれでできたピンチを回避。
　当面のライバルになり得る謎な人！を叩いたT1Aはサラリー。ノースイーストの株をためて増資待ち。謎な人！は仕方なくT1Aに交換を申し出るものの受けてくれるはずもない。５倍買いを狙うも失敗。

　最下位になっていたうりれろもサラリー。バークブロックにサラリー・連続増資して挽回。１４０００Ｇを突破。
　T1Aは連続増資して１８０００Ｇを突破。が、これで増資余りがなくなる。２越はチャンス「１００」。一時はトップ争いだった謎な人！は、うりれろの４ペペ、自らのチャンス「４２」をまともに食らって４０００Ｇのマイナスで最下位転落。しかしやっと５倍買いし返して３軒に復帰。

　５倍買いされたT1Aだったが、これによる収入と、次の増資で２００００Ｇを突破。そしてチャンスカードが２周目に入る。
　うりれろも何とか追いすがる増資。謎な人！も増資するが、最大増資でたったの６Ｇアップ。少し前はこの２倍は上がったはずなのにもったいない。しかも２越に６２０Ｇを振り込む。
　うりれろも敢えて強制競売に出し、株価を下げないようにして粘る。しかし謎な人！のチャンス「６３」も当たらず、２度しなければならない増資もできず追いつけない。
　そのままT1Aが逃げ切って優勝。
　試合時間は１時間４５分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　T1Aは、やはりチャンス１７・７１・７７を全て引いたら強い。そこまでは２越の影に隠れてあまり目立った動きはなかったが、チャンス７７から流れが一変。あまり振り込まなくなった上に、細かいながらもいただきが増加。謎な人！がもたついたことにも少し助けられたものの、堅実に稼いでいった。意外と２越のセンターストリートへの引っ掛かりが大きかったか。ただ、持ったエリアが５軒エリア、しかも３軒ずつだったために最後は少し危なかった感じ。
　うりれろは、終盤は惜しかった。もうひと押しだった。しかし最後で買い物料の差が出たか。T1Aは２Ｆにほぼ満遍無く店があったのに対し、うりれろはやや偏った。チャンスカードでも対抗できず、中盤に離されてしまった。相乗りしていた謎な人！を的確に落とし、その現金で追いすがったものの時期が遅れた。増資時期がもう少し早めだったらどうだっただろうか。
　２越は、序盤は調子よかったものの、終始振り込みが多めだったこと、持ったエリアが買い物料の期待できないサウスイーストだったことが伸び悩みの原因になった。マハラジャに振り込んでもらわなければサウスイーストもどうなっていたか。そんな展開だったために、相乗り中心の戦いになった。T1Aに伸ばしてもらって３位は確保できたが、中盤からは自分のエリアで勝負しても良かったのでは。特に謎な人！との交換で手に入れたマネーブロックで攻めるのが勝利には不可欠だったように感じた。
　謎な人！は、こんなコメントを残している。
　「�hぁーちゃるのつもりが泥船に」
　かなり極端な展開だったように感じた。中盤までは下位争いにいたものの、チャンス８０と交換から一気に上向き、一時はトップ。しかしライバルになったT1Aに崩されてからは何もできないままずるずると落ちていった。ここは５倍買い返しをするまで株を保持するのではなく、一旦撤収して、交換で手に入れたもう１エリアであるストアブロックに乗り換えるべきだったのではないか。確かに最高額の店はなく、増資余りは少ないが、全くないよりは数段ましだと思う。