試合経過（ねーぽんさん著）
　ファーストダイス、きっどは地下３階へ。うりれろ、とよちゅんは地下１階、スピーディは地下２階にお店を買う。
　とよちゅんはいきなり３ターンで地下水の池をフリー３軒。負けじと、スピーディも雪の回廊を空き地を含むフリー３軒に。
　きっどは炎の壁にヘリポートしか建てられなかったが、マークをうまく集めて、５ターンでサラリー、２５００Ｇ。更に地下水の池をブロック。
　スピーディは、氷のがけも２軒獲得する。

　チャンス「１４」を引いてしまったうりれろは、サラリールートをはずれ、魔界の入り口を２軒。その甲斐あって、悪魔の沼地も２軒。しかし、とよちゅんに空き地を動物園でブロックされ、いきなり振り込んでしまう。
　きっどはまた地下３階へワープ。つられる形でとよちゅんも地下３階へ。

　どんどんお店を買っているスピーディは、ふぶきのほこらも２軒獲得。流動資産が１５０Ｇほどしかないうりれろだが、悪魔の沼地の９０Ｇのお店を買い、３軒目。流動資産がほとんどなくなる。この後、戦士の墓場を自主競売に出し、きっどがこれを落とす。
　店を買いまくって、こちらもお金のなくなっていたスピーディは、きっどに税務署に振り込んでもらって少し回復。

　地下３階に飛んだきっど、とよちゅんの２人は、きっどがすぐ出てしまったのに対し、とよちゅんはチャンスカードの定点ワープ先を２つとも押さえる。この後、スピーディがチャンス「７３」で雪の回廊を４軒。しかし、この前にきっどが１軒ブロック。とよちゅんはチャンス「７８」で炎の壁を３軒にする。更に自力で４軒目。

　スピーディは地下３階へ。しかし、何もすることなく帰還。とよちゅんも地下２階に帰る。
　ここでスピーディがようやくファーストサラリー。３０００Ｇオーバーで、２位とよちゅんと７００Ｇほどの差。更にチャンス「１８」で氷のがけを崩すものの＋４５０Ｇ。代わりにふぶきのほこらをフリー３軒に。
　そしてとよちゅんがファーストサラリー。３１００Ｇオーバーだが、スピーディまで５００Ｇと差がある状態。

　ここで、スピーディが雪の回廊にインサイダー。４６００Ｇオーバーで、大きな差をつける。更に、初期資産割れを起こしているうりれろの前にショッピングセンターを建てる。うりれろは１が出れば瀕死の状態であったが、これを何とか回避。
　すると、きっどがうりれろのファーストサラリーより先に２周目のサラリー。しかし、振り込みがやや多く、２７００Ｇ程度にとどまる。
　うりれろもようやくファーストサラリー。２３００Ｇほどだが、流動資産がかなり回復した感じである。

　この後とよちゅんは、チャンス「７７」を獲得。４０００Ｇを突破し、早くもスピーディとのマッチレース状態か。
　きっどは、戦士の墓場をフリー２軒、すかさずとよちゅんが１軒ブロック。うりれろは地下３階へ降りるものの、１回振り込んで脱出。
　スピーディが氷のがけの最高額のお店を買い戻すと、とよちゅんは動物園を上げて地下３階へ。しかし、マークを揃えるだけで帰還。

　うりれろはクラブがない状態で銀行を通過。しかし、クラブのない地下２階へ降りてしまい、ショッピングセンターを越えるために税務署に振り込んでしまう。
　きっどはチャンス「７５」で戦士の墓場を３軒。

　とよちゅんがここで２周目のサラリー。５３００Ｇでトップに立つ。その後すぐに地下３階へ。
　うりれろはふぶきのほこらに関所を建ててブロック。
　とよちゅんは地下水の池にちょっとだけインサイダーをするが、きっどにチャンス「４９」を当てられて、すぐにまたインサイダーをして相殺。

　目の前にスーパーを建てられ、流動資産のないうりれろは、スピーディに交渉を打診。ふぶきのほこらの関所を６００Ｇで売る取引。４軒目になるスピーディはこれを承諾。うりれろはとよちゅんのスーパーを回避。
　スピーディは２周目のサラリーを獲得。更にサラリー増資をふぶきのほこらに掛けて、６１００Ｇ。トップとよちゅんとは３００Ｇの差。
　きっども３周目のサラリー。４８００Ｇで３位。続けてうりれろもサラリーで、サラリー増資をして３２００Ｇ。しかし、とよちゅんの動物園Ｌｖ２に振り込んでしまい、状況は上向かず。

　地下２階を占拠しているスピーディは、氷のがけを３軒目。実に、地下２階４エリア中３エリアを半独占状態。更にふぶきのほこらにインサイダーで６８００Ｇ。
　きっどはとよちゅんに対し１０株売りをするも、チャンス「３７」を炎の壁に当ててしまい、逆にとよちゅんの資産を増やしてしまう。そのとよちゅんは３周目のサラリーで８４００Ｇ。
　この後、チャンス「１７」をゲットしていたうりれろは、とよちゅんの地下水の池のスーパーに振り込んでしまい、この後、スピーディが半独占の氷のがけを「とびーり競売」。しかし、８０Ｇ→１５０Ｇでスピーディが落としてしまい、あまり効果は上がらず。地下２階に降りて、チャンス「２８」でマハラジャを召喚する。マハラジャはとよちゅんに６００Ｇほど振り込んでさっさと帰る。
　この間に、スピーディ、きっど、とよちゅんが相次いで地下３階に下りる。スピーディときっどはすぐに帰還したが、とよちゅんは増資チャンスで長考し、戦士の墓場を防衛。

　地下２階を回るうりれろは、目の前にデパートクラスのお店が２軒ありピンチだったが、スピーディが休みになったため助かる。そのターンにチャンス「４２」で炎の壁を下げる。
　とよちゅんは、ハートを残して地下２階の下のワープに出る。しかし、ハートがない上に、デパートクラスが２軒ある右に進路を取ってしまう。チャンス「０８」まで引いて危ない状況だったが、うまくかわしてふぶきのほこらの最後の店をブロック。
　うりれろはあと少しでほぼ無傷で地下２階を回れるところだったが、雪の回廊でショッピングセンターに引っかかってしまい、スピーディに９００Ｇの振り込み。そして、３周目のサラリー獲得で３０００Ｇ。しかし、自分で手を打てないため、相乗りに走らざるをえない。

　とよちゅんは銀行通過で炎の壁を２０３株にしてインサイダー。きっどとうりれろが１００株弱ずつ乗っていたが、混乱のかぶと屋に増資して１１０００Ｇ突破。これに地下３階に下りていたきっどが引っかかり、１０００Ｇ弱の振り込み。うりれろもまた動物園Ｌｖ２に振り込んでしまい、振り込んでもらったとよちゅんは更にインサイダーを掛けて１３０００Ｇ突破。動物園もレベルアップさせる。
　この間、スピーディも氷のがけに２連続インサイダーで１００００Ｇに迫り、サラリーもゲットして１１０００Ｇを突破。
　とよちゅんは更に炎の壁を買い増しし３００株オーバーでインサイダー。１６０００Ｇを突破して他を寄せ付けようとしない。
　スピーディも雪の回廊にインサイダーで１２０００Ｇ突破。とよちゅんに追いすがる。
　きっどは４周目のサラリーを獲得して６０００Ｇ。しかし、とよちゅんとスピーディにかなり差を空けられている。

　トップを走るとよちゅんだが、チャンス「４３」を引いてしまい、株売り値下がりを含めて−１０００Ｇ。このあと動物園に止まりＬｖＭＡＸにしてお客を待つ。対するスピーディは雪の回廊に連続インサイダーで１４０００Ｇに迫る。差が縮まってきている。
　３マス先がパンダ動物園のきっどはワープに掛かり、地下３階へ。そして１０００Ｇの振り込み。スピーディも地下３階に降りたが、無傷で帰還。
　きっどは更に１１００Ｇを振り込んでしまい、振り込んでもらったとよちゅんは１８０００Ｇを突破。きっどは更に７００Ｇ弱振り込んで４２００Ｇで最下位転落。
　そのとよちゅんは銀行からサイコロ７で地下３階へ。チャンス「３３」を引くが店売りをせず。
　そのあとのスピーディ、地下３階に降りてきてしまっていたのだが、いきなりとよちゅんに１０００Ｇ弱振り込んでしまい、とよちゅんはこれで目標金額を突破。銀行に帰って終了……、になるはずであった…。

　このあときっどは流動資産が不足してきたので、とよちゅん半独占の地下水の池をとびーり競売。しかし、とよちゅんが定価で落としてしまい、独占させてしまう。
　独占したとよちゅんは、炎の壁にあったきっどのヘリポートを５倍買い。フリー５軒（残りは空き地）にする。すかさずこれをスピーディが５倍買いして崩し、残りの空き地もきっどが宿屋を建ててブロック。するととよちゅんは、輝きの宝石屋の定点ワープを引き、もう一方の定点ワープ先「混乱のかぶと屋」にインサイダーを掛ける。これにきっどがいきなり振り込んでしまい、きっど２７００Ｇに対して、とよちゅんは２３０００Ｇを越えた状態になる。
　ひとり上に残っていたうりれろも、ワープに掛かり地下３階へ。これで地下３階に全員が揃った状態になる。
　５倍買いや細かい振り込みで流動資産が不足してきたスピーディは、氷のがけの最高額のお店を自主競売。現金を作るものの、またとよちゅんに１８００Ｇの振り込みをしてしまい、流動資産が足らずに強制競売に陥る。

　現金が余りまくっているとよちゅんは、炎の壁インサイダー。他の３人にも振り込んでもらって３００００Ｇを突破する。２位のスピーディは９０００Ｇを下回っている状況。
　ここで２位のスピーディ、最下位のきっどは地下３階から脱出。しかしうりれろはなかなか帰れない。するととよちゅんがきっどの宿屋を５倍買いで、炎の壁を５軒にする。
　サラリーをもらって立て直しをはかるスピーディは、吹雪のほこらにインサイダーを掛けるなどして、１１０００Ｇを回復。
　ここまでぎりぎりで炎の壁デパートを回避していたうりれろだったが、とうとう高級デパートに振り込んでしまい、元金割れを起こして最下位転落。
　更にとよちゅんがチャンス「７９」でヘリポートを落として炎の壁を独占すると、うりれろはもはや振り込めない状況となってしまった。
　先ほどの炎の壁の独占で、１枚残っている定点ワープ先が４０００Ｇを突破しており、３位のきっど、最下位のうりれろは引いてしまうと破産という状況。ここでうりれろがチャンスカードを引く。残り７枚だったが「６７」でセーフ。
　しかし次のターンまたしてもうりれろはチャンスカード。残り６枚から引いたカードは…、
「８８」
　混乱のかぶと屋に飛んで破産。とよちゅんは３７０００Ｇを超える総資産で圧倒的な破産させ勝利だった。
　試合時間は８０分ほどであった。
 

ねーぽんの感想
　大変お待たせして申し訳ありませんでした。伝説の（笑）あの試合のレポートでございます。
　とよちゅんはものすごいバカヅキが炸裂しての１位でしたね。早い段階からお店がまとまっており、インサイダーがはまると、そこに誰かが振り込んで流動資産が困らない印象でした。しかし記録的な試合でしたね。あの時フル参戦なら、間違いなくＭＩＰも取れたのに惜しい限りです（笑）。
　スピーディは普通なら勝ち試合のところを、それを上回るとよちゅんのバカヅキで抑えられてしまった印象です。しかし、支配したエリアが地下２階にしかなかったのも事実で、このロケーションの悪さが勝負の分かれ目になったとも言えるでしょう。
　きっどは無難にまとめていたものの、上位２人のバカヅキに押し出されてしまった印象です。それと地下３階での振り込みは、破産したうりれろより多かったのでは、とも思えました。
　うりれろは最初からつらい感じでした。他人に対する支出が優先されてしまい、資産を形成できなかったようです。しかし、一手だけ非常に気になる手がありました。１周目のサラリールートをはずれて魔界の入り口を２軒にしたところでしょうか。すでに地下２階がスピーディにかなり押さえられていたとしても、あそこは地下２階に下りてサラリーを目指すべきだったのではないでしょうか。結果として、まとまった流動資産を手に入れるタイミングが遅くなってしまい、苦戦を強いられるようになってしまったような気がしてなりません。