試合経過
　ファーストダイスは、スピーディが６でワープしてチャンス「１０７」、２越が１でグランドクロス、シルフィードも１でスモールロードへ。しまりんが１を出していきなりシルフィードに第一号。しまりんは続いて１を出す。
　最初の空き地をゲットしたのはシルフィード。エルアンダーにヘリポートを建てる。続いて２軒目もゲット。この次のしまりんがチャンス「１３」。更にスピーディのチャンス「３７」でスモールロードがアップ。
　次の空き地は２越がショートウェイに税務署。これで２軒。シルフィードがここに止まるが、チャンス「５５」だったためセーフ。スピーディはチャンス「０７」。

　マークが全て揃った２越だが、ワープにかかってチャンス「７０」。間を縫ってシルフィードがサラリー１番手、スピーディが２番手。シルフィードはサラリー直後にスモールロードを２軒、スピーディは直前にリトルロードを２軒。２越のチャンス「６３」でエンジェラインがアップ。しかしここを持っていたしまりんが自主競売し、完全な手付かずに。売ったしまりんはショートウェイを２軒（３軒目は資金不足で買えず）。
　２越が休日の間にスピーディが税務署へ。２１０Ｇほどをもらい損ねた２越はチャンス「２８」。しかしこんな時期に出ても意味がないことをマハラジャも知っていたらしく（笑）、１ターンで帰っていく。

　しまりんがワープ突破直後のチャンス「１１５」でサラリー３番手。２越も続いてサラリーをもらって１周目終了。

　サラリー直後のしまりんはスモールロードを２軒。２越もグランドクロスを２軒にする。

　しばらく進んで、まずスピーディがリトルロードをフリー３軒にし、サラリー。シルフィードがスロットでどこでもカードをゲットした直後、２越もサラリー。チャンス「３２」でスモールロードがアップ。
　３つ目の空き地がここで売れる。フェザーエルにシルフィードが動物園を建てて３軒にする。２越が対抗してグランドクロスを３軒。
　動物園を建てたシルフィードはサラリー。直前にリトルロードをブロックするチャンスがあったが資金不足で断念。２越のチャンス「４２」がフェザーエルにヒット。下げた２越はチャンス「１７」。しまりんはワープに阻まれるが、チャンス「７１」。更にチャンス「７５」を引き、ショートウェイを３軒にする。

　スピーディがサラリー。３でリトルロード独占というチャンスを２ターンかけてものにし、見事独占を果たす。フェザーエルを下げられたシルフィードがこちらに来ており、ウイングアールを３軒にするもののピンチでエルアンダーを自主競売。スピーディが落とし、２越の３軒目を阻止。ピンチだったが、一等地の１歩前の最安値の店へ。
　しまりんがサラリー。この直後、スピーディがシルフィードを狙って一等地に最大増資。シルフィードは破産の大ピンチだったが回避に成功。チャンス「１００」をゲット。

　最後の空き地は、２越が関所を建てる。更にチャンス「７６」をゲット。対抗してしまりんはチャンス「３３」。約１．５倍になっているスモールロードの一等地を売却し、１８００Ｇ以上の利益。

　スピーディ・シルフィードがサラリー。この間に２越がグランドクロスに増資。サラリーが欲しかったしまりんだが、リトルロードの高級デパートに阻まれてもらえず。阻んだスピーディは更に増資。
　２越もサラリー。サラリー増資を行ない９０００Ｇを突破してトップ。相乗りしていたしまりんが７０００Ｇに迫る。そのしまりんは１ペペをしてから税務署に突っ込み、６９０Ｇほどを振り込むが、これを５倍買いしてショートウェイを４軒。買われた２越が１００００Ｇを突破。

　最下位に甘んじているシルフィードがチャンス「０３」で、しまりんが売ったスモールロードの一等地を購入。これで３軒にする。次のターンにサラリーを狙いグランドクロスに突っ込む。２越がこれを狙って増資を仕掛ける。狙われたシルフィードは突破できず、どこでもカードを１枚使ってサラリーをもらったものの８０５Ｇを振り込み、３分の２ほどを失う。この振り込みをチャンス「７４」でインナーウェイ一等地を売却してフォロー。

　しまりんはサラリー直前。危険を冒してスモールロード→グランドクロスへ。２越はリトルロードのデパートを突破して防御５倍買い。しまりんは結局グランドクロスの中州に止まり回避。全員がサラリー（シルフィードはどこでもカードを使って）をもらって３周目終了。スピーディ・２越がショートウェイに相乗り。

　サラリー直後、シルフィードが２０００Ｇを出してスモールロードを５倍買い。独占を果たす。この後、２越がチャンス「７３」を引いてチャンスカードが１周。
　独占エリアを作ったシルフィードだったが、株を買っていたのはウイングアールだった。増資を仕掛けて最下位脱出。しまりんも対抗して増資を仕掛ける。
　相乗りで儲けさせてもらった２越はヘリポートを５倍買いし、エルアンダーを３軒。更にチャンス「０６→６３」のコンボでエルアンダーをアップ。しまりんがチャンス「２８」でマハラジャを召喚。今回は高い店がたくさんあるが、ファーストダイスは６。ワープしてクラブへ。次のターンに２越に関所で２１０Ｇ、スピーディに１３５Ｇを振り込んで帰っていく。

　２越・スピーディがサラリー。両者ともスモールロードに先乗り。しまりんもサラリーでショートウェイの株を追加。２越はこれで買い物料チャンスだったが休日に入ってしまい、１０３２Ｇをもらい損ねる。更にリトルロードとショートウェイのゾーンにかかり８５３Ｇをしまりんに振り込む。これで収まらず、税務署まで突っ込んで「２ラン」。１６０１Ｇを振り込む。
　スピーディは残っていたリトルロードの店に増資。これでトップに立つ。シルフィードはサラリー。サラリー増資で１２０００Ｇを突破。
　東の銀行に止まっていたしまりんは１を出す。しかしスピーディが休日でゾーンは免れる。スピーディは７９９Ｇをもらい損ねる。回避したしまりんはチャンス「４２」でウイングアールをダウン。目下のライバルであるシルフィードを落とし、自分はチャンス「１７」で浮上。

　２越がワープ直後のチャンス「１６」でワープを回避してサラリー。次のターンにエルアンダーに増資して２００００Ｇを突破。スピーディもシルフィードの休日につけ込み、８１０Ｇを浮かせてサラリー。グランドクロスは中州で済ませる。買い物料をもらえなかったシルフィードは増資でカバー。

　しまりんがここでヘブンズガーデンを自主競売。増資エリアがないスピーディがここを落として３軒とする。更にスピーディはチャンス「８５」。これで独占チャンスだったが見送り。
　トップだが増資エリアがない２越はヘリポートに止まり、グランドクロスにワープして５倍買い。独占を果たす。買われたシルフィードがサラリー。次のターンにウイングアールを５倍買い。独占を果たすと、すぐさま増資。３位のしまりんを追い上げる。
　しまりんも負けじと増資。しかし１７６株相乗りのスピーディが２００００Ｇを突破してトップへ。
　２位に落ちた２越は銀行に帰れなかったが増資はでき、トップを奪い返す。そしてヘリポートで銀行に帰りサラリー。２３０００Ｇを突破。しまりんはチャンス「３６」で増資。スピーディは２３０００Ｇ、しまりんは２２０００Ｇを突破。
　そのスピーディはサラリー直前。サラリー額は３００＋１５０×８＋７４５＝２２４５Ｇ。この状態で３９５×１．３＝５１３Ｇを振り込み、銀行に向かう。このままサラリーをもらうと２５０２６Ｇ。ギリギリでゲーム終了となる。
　しかし銀行に止まっていた２越が増資。これで２５１４６Ｇに達する。この次のしまりんはチャンス「０９」。スピーディはこれで振り込みで資産が落ちる事がなくなる。そこで、スモールロードに両者の株があったため、売却して粘りを見せる。
　１〜３が出れば１ターン粘れて、売却によって株価を下げられるスピーディ。下げる事ができればひとまず逆転可能圏内に入るが、出た目は７。サラリーをもらってしまい２５０００Ｇを突破。やはりわずかに及ばず２越が逃げ切り勝ち。
　試合時間は１時間４５分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　２越は、スピーディと並んで展開の牽引役となった。終始競り合いの展開となって終盤はリードを取られがちになったが、最後に増資できて何とか逃げ切りがち。２エリア目となったエルアンダーの一回限りの増資が意外なポイントになった。いただきは一番多かったが、振り越しになったために苦戦した。それでも終盤にグランドクロスを独占エリアに仕立てられた事が決め手になった。
　スピーディは、サラリーが早く、最初に独占エリアを作るなど、展開を終始リードして来た。しかし２越にエリアを崩されてからもう１エリアを手に入れるまでに時間がかかった事が響いた。ヘブンズガーデンを３軒にした次の行動で株を買わなかった事がもったいなかった点。最後のサラリー直前だが、株売り以外にも「店を自主競売に出してサラリー額を減らす」という手があった。これで落札値が上がればそれで良いし、定価で落ちても２７０Ｇの資産減少ができれば試合続行で、これを行なってから株を売れば万全だった。サラリー計算ができればこの手が浮かんだだろうか。
　しまりんは、トップ２人の展開についていくのが精一杯という印象。税務署の収入があっていただきは多く、その資金で株を一本化できた事は大きかった。しかしいただき回数の少なさからも分かるように、店の数が少なかった事が痛かった。相乗りもあり、勝負エリアがショートウェイという５軒エリアの割には株価上昇度も高かっただけにもったいない。
　シルフィードは、独占エリア２つとエリア的には恵まれた。しかしこれを生かし切る事ができなかった。５倍買いが多かった事が主な原因。それに加え、伸び出そうかという時にチャンスカードなどの打撃を食らい、出鼻をくじかれてしまった。ヘリポートを使えなかった事も敗因と言えるかも。