試合経過
　ファーストダイスは、２越が７で北陸、GFじーが５でハートへ。チャンス「２４」は効果なし。山崎は６で悩みつつ北海道へ。きっどが３で上越へ進む。きっどは次のターンに北海道へ。
　まず２越が四国を２軒揃えると、GFじーも関西を２軒、山崎は北海道に税務署を建てて２軒。きっどが同じく北海道にヘリポートを建てる。
　が、ここで意外な展開が。次のターンにきっどが税務署に止まり２５０Ｇの支払い。するとここを５倍買い。資産が一気に１４５０Ｇまで落ちる。しかし次にチャンス「１７」で少し回復。
　そのきっどはさらにチャンス「６７」を引くと九州の株を購入。次のターンにヘリポートに止まると九州の空き地へ。ここへコンビニを建て、資産がほぼ回復する。が、株を撤収した後に自らのチャンス「６３」で九州がアップ。

　初サラリーは九州を上手く使って４分の１ほど近道した２越が１番手。
　コンビニを建て、そのまま残しておいたきっどは九州を２軒。GFじーは九州の一番高いノーマル店舗に止まったがブロックせず、安い店２軒をブロック。山崎は中国を２軒にするが、残り２軒はすでに押さえられている。

　流動資産の厳しい２越は、サラリー直後に買った「赤坂料亭」を自主競売。ここを山崎が落として関東を２軒。その山崎は中部も２軒にしてサラリー２番手。きっどが続いて３番手サラリー。

　九州滞在が長引いたGFじーはサラリー直前。関西３軒と北陸フリー２軒の選択で北陸を選ぶ。サラリー直後の山崎は「赤坂料亭」から２連続１で関東をフリー３軒。２人に対抗するかのようにきっどはチャンス「７０」。
　GFじーの１周目と２越の２周目のサラリーが同時で１周目終了。２越は関東の残りの店をブロックする。

　山崎をブロックした２越は、続いてチャンス「７９」。悩んだ末に四国のGFじーの店をハントして３軒。ブロックされた山崎は中部を３軒。そして２越のチャンスカードの列に割り込みチャンス「７１」。割り込まれた２越は代わりに東海道を３軒。

　本州にあまり店がないきっど。中部に３１０Ｇを振り込む。九州→北海道とワープしたGFじーは、残りの空き地に止まり動物園を建てる。

　僅差でトップの山崎はサラリー。中国にサラリー増資。ここが２越のチャンス「６４」でアップ。北海道に居残ったGFじーは税務署に捕まり４６０Ｇほどの振り込み。５倍買いするか悩んだ末に決行。
　２越はサラリー。GFじーに１周差を付けている。税務署を５倍買いされたきっどはチャンス「７５」。東北を２軒にする。
　本州に帰還したGFじーは、中部に先行ペペを入れてサラリー。ペペられた立場の山崎は四国へ相乗り。そしてチャンス「０７」。きっども相乗り。
　上ルートだったGFじーは、西ルートの先頭で東海道と中部のゾーンにかかり３０５Ｇを振り込む。山崎はチャンス「４８」を東海道に当てる。やや出遅れ気味だったきっどは、ここで九州の店を５倍買い。３軒にするが、２越が最高額のノーマル店舗をブロックしていた。それでも、山崎に４００Ｇを振り込んでもらうと、もう１軒の安い店を５倍買いして４軒。が、まだ居残っていた２越が１軒を５倍買いして崩す。しかしその２越も４００Ｇを振り込む。

　そろそろ３軒エリアが欲しいGFじーは、北陸を３軒にする。山崎はこの直後にサラリー。北陸に相乗り。
　GFじーはサラリーをもらうと、相乗りを気にせず１９８株でサラリー増資。GFじーが８０００Ｇを、９９株持ちの山崎が１００００Ｇを突破。

　きっどがサラリー直前に中部に３３０Ｇを振り込んだものの、サラリーをもらって２周目終了。

　九州にいた２越は北海道にワープ。その次のターンに帰還し、ダイヤが取れないまま東北へ。

　２越と３位争いのきっどにここでチャンス「３３」。目先の資金にとらわれず、九州を温存。その直後の山崎はチャンス「０５」。中国の店を５倍買いして３軒。
　マークを取りにいったトップの山崎。しかしトップの勢いだけではかわせず８７５ＧをGFじーに振り込む。そしてサラリー。３軒にした中国で勝負。きっどもサラリーで中国に相乗り。GFじーも相乗り。
　相乗りが集中しているものの、山崎は防衛を兼ねた増資。次にきっどがチャンス「８９」。これは２越・GFじーに有利に働く。２越が北海道から帰還し、ルート変更でハートを取り逃したGFじーはすぐにサラリーできる状態に。
　本州に帰還した２越。東海道の残りの店に止まる。四国は何故かかなりペペられており使い物にならず、悩んで５倍買い。独占にする。するとGFじーのチャンス「６０」で東海道がアップ。
　とんだピンチが訪れたGFじー。チャンス後のターン、２で１６９Ｇを振り込む。５倍買いの手もあったが我慢。これだけで済めば良かったが、２越がチャンス「０８」。続くGFじーの行動で２を出して５４５×１．３＝７０８Ｇを振り込む。それでもサラリー。東海道に相乗り。

　九州に飛んだ山崎は、きっどの店を５倍買い。相乗りされた２越は構わず増資。GFじーが１２０００Ｇを突破してトップに迫る。
　そのGFじーは北海道にワープするとヘリポートを５倍買い。そして３軒目を購入。同じく北海道にワープしていた山崎は１ターンで帰還。そしてサラリー。中部にサラリー増資。２越はこの直前・直後に連続増資。１００００Ｇを突破。

　そしてきっどがチャンス「２８」。２越は１〜４で止まってもらえる大チャンスだったが、マハラジャは７を出してGFじーに８７５Ｇを振り込む。そのGFじーはゾーンにかかり山崎に４９０Ｇを振り込む。振り込んでもらった山崎は追い打ちとばかり中部に増資。これにGFじーがまたも引っ掛かり８２２Ｇを連続振り込み。チャンスを逃した格好の２越はチャンス「９９」。あろうことか東海道に自爆。ここで四国に乗り換える。

　サラリー直前のきっどは西から帰る途中。当然北陸ルートを取る。山崎はきっどを狙って連続増資。しかしきっどは何とか回避してサラリー。「赤坂料亭」に敢えて４２５Ｇを振り込む。これで山崎が２００００Ｇを突破。
　そろそろ仕上げの段階になった山崎は関東に増資。そしてチャンス「４２」で北海道をダウン。GFじーが４軒にし、狙っていたエリアだった。が、GFじーはきっどに税務署に止まってもらい１１２０Ｇをいただく。

　３位確保に狙いを定めた２越は四国の増資を完了。山崎はここの相乗り株を売らずにとっておいたため、１５００Ｇほどを稼ぐ。さらにきっどのチャンス「３２」が関東にヒットし、GFじーが４９０Ｇを振り込む。
　振り込んだGFじーがサラリー。最早トップはないと踏んだか、山崎が１９８株持っている関東に新規相乗り。相乗りされた山崎はそれでも増資。２６０００Ｇを突破。
　しかしきっどが意地を見せる。チャンス「９０」。これで山崎を天井から引きずり下ろす。
　しかしこの抵抗も焼け石に水だった。次のターンに山崎が増資。２７０００Ｇを突破。

　３位確保を狙って関西を５倍買いして２軒にした２越だったが、次のターン以降に増資できず。しかし山崎が８０５Ｇを振り込んでくれる。これが効くことになる。
　きっどはラッキーマスから６でサラリー。銀行にぴったり止まれず東海道へ。次のターンに３を出してしまい１４７４Ｇを直撃。これで２越が３位浮上。さらに２越は増資して１２００Ｇ差をつける。
　次のターン、山崎が関東に増資。相乗りしていたきっどは５０Ｇほどの差で２越をかわせない。かわせなかったきっどは結局４６５Ｇを再び直撃。
　山崎が再び増資。きっどはこれでも１００Ｇほど足りない。スロットでチェリーを当てるも＋５０Ｇでどうしても届かない。

　２位確保ができたGFじーは、チャンス「１００」でもらったどこでもカードを使ってラストサラリー。
　そしてきっどに「死の宣告」が山崎から下る。銀行１歩手前でラスト増資を行なう。残っていた１５０Ｇほどで株価上昇は２Ｇ。これで終わればきっどは逆転した状態で次の行動だが、必至がかかった山崎は撤収。６Ｇダウンで２越と５００Ｇ差がつく。チャンスカードで逆転できるチャンスはあったが引けず、８０５Ｇを三たび直撃。
　そのまま順位が確定し山崎がゴール。
　試合時間は１時間４０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　山崎は、勝因はエリアが３つ持てたこと。結局３エリア全ての店を増資しきっての勝利である。中国を３軒にし、株を買ってからチャンス６４がヒットしたことで波に乗れたか。中盤からの振り込みが少し多く見えたが、それ以上の株儲けで問題なし。ライバルとなったGFじーが１エリアだけでとどまったことと対照的な結果になった。
　GFじーは、北陸の増資が済んだ後、次のエリアが決まらなかったことがつまずいた要因と言えそう。株儲けは１００００Ｇ近くと確かに多いが、半分以上は関東の相乗り株で儲けたことを考えると、実質はそれほど多くない。２越との差はエリアの利害、きっどとの差はいただきの差である。２越の被害ポイントは四国のペペられ、それと東海道の自爆＆金融ビッグバン、そしてマハラジャが振り込んでくれなかったこと。GFじーは北陸１つだった代わりに被害も大して受けていない。しかし、エリアが実質１つでは、３つを使っている山崎に勝つことは難しい。
　２越は、終盤のいただき額がかなりの多さになったことが３位の要因。きっどと違い、エリアがあったため相乗りせずに戦っていたが思うように儲からない。そのため終盤まで苦しんだが、最後にきっどを落として３位浮上した。四国を３軒にしてから、増資しないうちに株価がどんどん下がっていったのがちょっと不憫。これがなかったらもう少し伸びたのかも。あとはマハラジャが振り込んでくれなかったことが敗因だろう。
　きっどは、九州以外にエリアがなかったことが最大の敗因と言える。その九州も全く増資できずじまい。結局相乗り戦略に切り替えて３位を狙いにいった形だが最後に捕まった。最初の税務署５倍買いからの資産回復の早さにはびっくりしたが、見せ場はそこだけで終わってしまったような印象がある。チャンス３３で売る店は、この状況では九州のコンビニという選択肢はかなりの賭けであると思う。それでもやってみる価値はあったのかもしれない。