試合経過
　今回はやたらとやしきさんの周回が遅かったので、やしきさんの周回で話をきっていきますのでよろしくお願いいたします。

　いきなり舞台裏（ぉぃ）。
　今回やしきさんは雪辱を誓っていた。それもこれもソフィーの洞窟では４位２回（そのうち破産１回）と相性悪すぎる戦跡を残していたからだ。今回マップとして選ばれなければ全てが無と帰すにもかかわらず「ソフィーを特訓してきました」とまで言ってくれた人だ。その熱意が実ったかどうか初戦にソフィーが出てきたのだ。これで燃えないはずがあろうか（反語）。
　ってな前振りで実戦です。

※　やしきの１周目（〜３０ターン）
　Ｔ１Ａが６を出していきなりＢ３に飛ぶ。ＧＦじーは２を出して魔界の入り口をゲット。やしきは５を出してやはりワープ。しまりんはやはり２を出しＢ２に行きつららの壁へ。

　２ターン目、早くもここで後から見ると全局を左右する場面が訪れる。しまりんがＢ２の右側の空き地に止まる。小考の結果税務署を建設。すると３ターン目にＴ１ＡがＢ３の空き地に止まってヘリを建てる。直後にＧＦじーがはまってかなりＴ１Ａを口惜しがらせる。なお、このヘリにはこれを含め７回も振り込まれ（うちＧＦじー５回、その他ヘリとしての使用が１回）文字通りＴ１Ａを「しまりんがあと１ターン遅ければ」と歯ぎしりさせたのであった。またＧＦじーには違った考え方があるもので、５回も止まって「ここがおれの動物園だったら」と芸風を主張する台詞も。しかし動物園は望み通りＧＦじーがＢ３にゲットしてビーストマスターの意地を見せる。

　最初に３軒を揃えたのはＧＦじー。１周目のサラリー記念に（？）魔界の入り口を３軒に。ちなみにこれが８ターン目、後々出てくるやしきのサラリーの所要ターン数と比べて見てください。

　やしきは普通にＢ２を回ってマークを４つ手に入れた時によりによってチャンス「７０」。サラリーが遅れまくる。これが後々の苦戦となる要因に。ところでチャンス「７０」って結構アンラッキーカードだと思ってるのですがそこら辺どうなのでしょう、みなさんの意見求む。

　ここら辺でみなさんサラリー１周目は続々ともらっている。
　Ｔ１ＡはＢ３を３軒にしてとりあえず安全地帯を作る。まだ炎の壁は空き店が２軒もあり危険な状態。

　しまりん、つららの壁の２軒目を７１０Ｇを購入して作る。この７１０Ｇがその４つ右にある税務署と絡んで効いてくる。なんといってもその中央には魔法陣があるのが自慢。以後この２軒は「税務署とのゾーン」と言わせてもらいます。

　１８ターン目Ｔ１Ａが２周目のサラリーを１番乗り。当然のごとく炎の壁株を購入。このターンしまりんはＧＦじーの動物園に止まって痛い出費。そしてこの次のＧＦじーのチャンスカードの引きが素晴らしい、「２９番」。説明する必要もないかもしれませんが「他人のいるマスへワープ」ですな。一体何故、わざわざ人が動物園に止まっている時にこのカードを引く？　色々なしまりんの心の叫びは当然のごとく無視され（当たり前だ）動物園に来て増資を決行。こうして誰も予想しなかった形で５００Ｇへの入場料の引き上げがなされた（俗にゴリ物園ができた）のであった。

　しかししまりん、意地を見せると言うかこの辺からとんだ喜劇。次のターン輝きの宝石屋（空き店・５００Ｇ）に止まる。この時流動資産５２４Ｇ。だが、根性で購入。その副賞としてその次のターンに自主競売に。９０Ｇ→１７０Ｇで落札されたのだが、ここで８０Ｇも値上げされたおかげでこのターンに止まった混乱の兜屋（空き店・１８０Ｇ）にも手が出てしまう。悩んだ末にこれを購入しＢ３はＧＦじーが動物園、しまりんがワープ先の２軒、Ｔ１Ａがヘリを含むその他の３軒という組成に。

　結局しまりんはもう一軒店を自主競売に出し、次のターンやしきがラッキーに止まり「ゴリ物園に止まれ」と念を送ったものの逆に１７番を引いて資産を増やす。その後順調にサラリー２周目をもらって炎の壁の株を持つ。

　Ｔ１Ａは吹雪のほこらを５軒エリアながら３軒にしてＢ３以外にも足がかりを作る。

　そんな事にはお構いなしにＧＦじーはサラリー２周目をもらって悪魔の沼地へ速攻増資をする。

　といったところでようやくやしきが１周目のサラリーをもらう。そのまま２軒の（４５０Ｇ含む）氷の崖に対し速攻増資をかける。と、このターンが終了した時点で戦況はこう↓

３０ターン終了時　　　　　　Ｂ３滞在ターン数　　　店数
　　やしき　　４２５９Ｇ　　　　　　１　　　　　　　９
　　しまりん　３６９３Ｇ　　　　　　８　　　　　　　７
　　Ｔ１Ａ　　３６７１Ｇ　　　　　　６　　　　　　１４
　　ＧＦじー　３１８７Ｇ　　　　　１５　　　　　　　６

　一人やしきが抜ける展開。いくら３０ターン目で初サラリーとはいえ７０番は大きかったか。
 

※　やしき２周目（３１ターン〜４３ターン）
　しまりん８８番を引き炎の壁へ突入。輝きの宝石屋へと増資をしたものの、次のターンにゴリ物園に止まって５００Ｇの支出。

　この辺からＴ１Ａが３周目のサラリーをもらったこともあってトップが４０００Ｇ程で最下位まで７００Ｇぐらいしか差がない団子状態。

　またＧＦじーが動物園増資の為に自由意志でＢ３へ行く姿がよく見られる。ただしその意図が達成されずじまい。
　ＧＦじーは他にも３周目のサラリーで、ついに初期に３軒揃えた魔界の入り口の株を購入。やる事がないしまりんもそれに追随する。

　Ｔ１Ａは３３番を引いて５５９Ｇの店を売ってトップへ。この辺りから資産の伸び率が上がり始める。

　やしきは７８番を引いて氷の崖を３軒にする。これで３軒以上を持ってないのはしまりんだけ。ここでやしきは２周目のサラリー。戦況はこちら↓

４３ターン終了時　　　　　Ｂ３　店数
　　Ｔ１Ａ　　６１２４Ｇ　７　　１６
　　しまりん　５９２９Ｇ　１４　　６
　　やしき　　５３６１Ｇ　１　　１１
　　ＧＦじー　５２４７Ｇ　２０　　７

　店数の多寡が２強２弱へと分かれ始める。しまりんはよくこの店で好順位につけているといえよう。またここまでやしきのＢ３滞在が１ターンというのも注目に値する。
 

※　やしきの３周目
　しまりんがつららの壁へ７１０Ｇの増資。これにより税務署とのゾーンのかたわれは５２５Ｇの買い物料となり脅威を発揮し始める。ここでしまりんはトップへ。このあたりからトップと最下位の差が徐々に開いてくる。

　ＧＦじーは悪魔の沼地に１１０Ｇの増資をするために株を２００株購入。ここはさすがに魔界の入り口ではないかと個人的には思った。

　それを横目にＴ１Ａが吹雪のほこらへ１６８株持って９９０Ｇの増資。このゲーム初めてのショッピングセンターが出来上がる。ここでＴ１Ａはトップに。ここからしまりんと抜きつ抜かれつのデッドヒート。
　Ｔ１Ａはしまりんへ直後５２５Ｇ振り込むが、それでも首位は死守。

　しまりんは今度は４周目のサラリーで逆転。炎の壁に増資余りが無いながら５倍買いする姿勢をちらつかせる。

　しかしＴ１Ａもサラリー４周目。しまりんの王座は１ターンももたない。だが、ここでしまりんとＴ１Ａの二人は手詰まりに。

　そんなデッドヒートなんかは関係ないよとばかりにやしきはＢ３にもぐりこんでいた・・・。

　そしてＧＦじーは、魔界の入り口を２０７株ためてから、しまりんが９９株のっているにもかかわらず６３０Ｇ増資。しかしやはりのってることが気に食わなかったか悪魔の沼地を５倍買いして５軒エリアながら３軒にする。この瞬間Ｔ１Ａは一万を突破したが悪魔の沼地に報復５倍買いしてＧＦじーの野望を未然に防ぐ。

　５６ターン目〜５７ターン目ここが全体の転機。
　Ｔ１Ａが１３番を引いて２位転落。この時点で順位はしまりん―Ｔ１Ａ―ＧＦじー―やしきの順。ところがいまだにＢ３にいたやしきがゴリ物園に止まり、さらにしまりんまで止まるにあたってＧＦじーの旗色が良くなる。ここでしまりんがＧＦじーの芸風破壊と（笑）自らの３軒のため動物園を５倍買い。しまりん一気に３位へ。
　そして次のターンＴ１ＡがＧＦじーに恐れを抱いたか魔界の入り口に防衛５倍買いをしかけるもののＧＦじーが即座に買い戻す。この際にＧＦじーの魔界の入り口株は３０６株まで増える。またやしきがマハラジャを召喚。

　やしきは炎の壁での２回の店売り危機をよく耐えたがついに強制競売に。５００Ｇ級の店に連発で止まってＫＯされる。
　この間やしきは流動資産確保のためにＴ１Ａと氷の崖（独占）と吹雪のほこら（５軒中４軒）の交換を成功させているが焼け石に水状態。

　しまりんはやしきの他にもマハラジャ、ＧＦじーから次々とスーパークラスの店に止まられ濡れ手に粟のよう。さらに５周目のサラリーをもらってＧＦじー所有の魔界の入り口へと１９８株のる。

　また、やっとやしきはＢ３を脱出１５ターン連続というものすごい長期にわたる滞在であった。

　ここからしまりんに対するＧＦじーの援護射撃が入る。魔界の入り口に増資２連発。ＧＦじーも２位になって１２０００台に乗せたもののしまりんは１６０００台に乗せている。なおこの間炎の壁は１０株売りを食らいつづけている。

　Ｔ１Ａも４軒になった吹雪のほこらに増資。資産を１３０００台にまで持って行っていったん２位を奪い返す。

　ここでお疲れ様というかやっとのことでやしきが３周目のサラリー。資産はこんな感じです↓
　６７ターン終了時

　　しまりん　　　１６２７９
　　Ｔ１Ａ　　　　１３２２４
　　ＧＦじー　　　１２５５３
　　やしき　　　　５５３３

　やしきは前回から資産は微増。ここからしまりんがすんなり突っ走るようにも見えた。

※　以下ラストまで（〜７４ターン）
　しまりんが６周目のサラリーをもらって炎の壁に９９９Ｇの増資。これにより４Ｇしか株価が上がらなかった悲哀といったらもう。いくら６軒エリアとはいえもうちょっと上がってもいいだろう（涙）。ともかくこれによりしまりん１９０００台へ突入。

　吹雪のほこらをＴ１Ａが大増資。これで吹雪のほこらは高級デパートを含むデパート群で占められることになる。

　そしてそこへの旅人約一名。その名は「やしき」。見事なまでに高級デパートに止まる。同じターン、しまりんは「今までの感謝をありがとう」振り込み（笑）。やしきに１３８１Ｇを振り込んでこのターン一気に約３７００Ｇ程差が詰まる。これでＴ１Ａとの差は１５００Ｇ、しかもしまりんはＴ１Ａ所有の吹雪のほこらに向かっている！！　と誰しも色めきたつ状況。

　しかし破局はすぐそこにあった。ここにきてＴ１Ａが８７番を引き、あっさりと輝きの宝石店へ。しまりんに１３４３Ｇの支払い。
　そしてここにきて２位確保のためしまりんの相乗りを無視せざるを得なくなったＧＦじーが魔界の入り口を増資。これによりしまりんが２万を突破すると同時にＴ１Ａが２位の座を明渡す。

　そしていちるの望みを吹雪のほこらに賭けたＴ１Ａを打ち砕く出来事が。しまりんがそれこそホントにあっさりとその手前で５４番を引く。「１００Ｇ払って銀行へ行ける」ですね。ルール上行かなくちゃいけなせんし、この状況じゃ１０００Ｇ払っても行きたい状況だったので（笑）、そのままゴールイン。７４ターン目でした。
 

　＜舞台裏＞
　人の後の数字はＢ３滞在ターン数です。
　しまりん（２０）には考察ってのがありません、あしからず。ってわけで感想をば。
　Ｔ１Ａさん（１０）は惜しかった。最後はドキドキでしたよ。「最後のチャンスカード「８７番」あれが「７７番」だったと思ったのに」。確かにそれなら負けてます。こうやって書いてておいらはチャンス運が最初から最後までよかったですね。
　ＧＦじーさん（２５）には動物園を５倍買いさせて頂いたことしか申す事がございません。動物園がなくなって買い物料収入が期待できなくなって、しかも唯一のインサイダーエリアが押さえ込まれてるとやりようがないという気持ちは分かるんですが。でもこれから３連勝したんだしいいじゃん（笑）。
　やしきさん（２４）は「目指せ３位」なの？　もしかすると。スローガンは（笑）。今回「特訓したから破産しなくてすんだ」とか言っていましたが・・・。１５ターン連続Ｂ３滞在はすごかったよなあ。サイコロに念をこめるしかないのかなあ。戦略以前の段階で負けてしまった気がする。関西でも頑張って下さいね。