試合経過
　ファーストダイスは全員が店を買う。kiddとFufufuがセンターブリッジ。わたるが続けてエスケープボートを２軒ゲット。
　次にkiddがチムニーロードを２軒。わたるはさらにフロントエリアを２軒。しかしこばんがチャンス「４２」でチムニーロードをダウン。

　ここまでマークの集まりは早いのがFufufu。アンカーラインを２軒。
　しかしそのFufufuよりも早くこばんがサラリー１番手。続いてFufufuが２番手。こばんはチムニーロードをブロック。ブロックされたkiddは株がない状態でチャンス「６２」を引いたかと思うと、次のターンにチャンス「１３」。しかもマークが揃った段階でチャンス「７０」。
　Fufufuはマリンプールを２軒にするが、ここもこばんが押さえる。
　わたるが３番手でサラリーをもらう。これで実質の１周目終了。

　２周目に入ったわたるはシーサイドデッキを２軒。資産が落ち気味だったこばんはチャンス「３３」で資産を回復すると、シーサイドデッキ・フロントエリアをわたると持ち持ちの２軒。
　するとわたるが早くも動く。この２エリア同志の交換をこばんに申し出る。どちらも独占となる２対２の等価交換で、こばんは応じ、シーサイドデッキをこばんが、フロントエリアをわたるが独占。

　交換したこばんはサラリー。また、この交換でピンチになったのがFufufu。自主競売でしのごうとするがかわし切れずに１８０Ｇを振り込み。
　kidd・Fufufu・わたるが相次いでサラリーをもらい２周目終了。Fufufuはシーサイドデッキに相乗り。ここまではこばんが１歩リード。

　まずこばんが先制増資し５０００Ｇを突破。するとわたるもサラリー・連続増資。これで６０００Ｇを突破。さらにわたるはエスケープボートを３軒。
　それを見たkiddはかなり無謀とも見える手を打つ。わたるに交換を申し出る。チムニーロード（kidd・３軒）とエスケープボート（わたる・独占）の取り引き（わたるが＋１５０Ｇ）。わたるにこんなおいしい条件を断る理由もなく成立。さらにkiddは自主競売。Fufufuは買えばアンカーラインを３軒にできたが見送り。kiddはエスケープボートに先乗り。

　独占に対抗するようにこばんが増資。６０００Ｇを突破。取り引き合戦から１人取り残されたFufufuはチムニーロードを防御５倍買い。こばんもセンターブリッジを５倍買いして２軒。５倍買いされたkiddはチムニーロードのこばんの店を５倍買いして３軒に復帰。

　ここでFufufuも動く。まず３度、こばんに取り引きを申し出るがどれも拒否される。そこで相手をkiddにチェンジ。チムニーロード（kidd・独占）とテイルブロック（Fufufu・３軒）の取り引き（Fufufuが約＋１５０Ｇ）。kiddは応じる。応じたところへわたるがチムニーロードを防御５倍買い。kiddは増資が１ターン遅れる。交換で手を作ったFufufuは早速増資。

　ここでこばんがチャンス「２８」。勝負の行方を左右するマハラジャが登場。そのマハラジャは「７」。ここまでの状況では左側の店が圧倒的に高く、当然左へ。まず１８１３Ｇをわたるに振り込み。さらにもう１度「７」。こばんに１５００Ｇを振り込み。振り込んでもらったこばんはエスケープボートに防御５倍買い。しかしわたるもすぐに奪い返す５倍買い。

　マハラジャはまたも「７」を出してスロットマスへ。これを見たこばんはマハラジャの２マス前を増資。わたるもエスケープボートに防衛・ゾーン形成を兼ねた増資。
　そして注目のマハラジャは「１」。事前に高くしてあったため、１８９２Ｇをこばんに振り込み。こばん・わたる共にまだチャンスが残るため増資。しかしマハラジャは「５」でハートへ。次のターンに帰っていく。結局マハラジャによってこばんが１３０００Ｇを突破。わたるは増資が１手遅れ、そしてスペードを取りに行く。kiddもここで増資し、５０００Ｇをようやく突破。

　スペードを取りに行ったわたるだったが、ピンチをかわし切れず、こばんに１９５８Ｇを振り込み、９Ｇ足りずに店売り。これを落としたこばんがセンターブリッジを３軒。競ったFufufuはマリンプールを５倍買いしてフリー３軒（kiddがチャンス「２４」で店を手放しているため）。するとこばんもガルウイングを何故か５倍買い。

　振り込んだわたるはとりあえずサラリー。センターブリッジに相乗り。Fufufuも続いて相乗り。
　わたるはチャンス「７４」。独占エリア２つ＋ブロック店舗１つの持ち店の中から、フロントエリアの増資済みの店を売却。１２００Ｇほどの収入。
　こばんはセンターブリッジにシフトし、早速連続インサイダー。１７０００Ｇを突破。kiddがここでチャンス「７７」。わたるもフロントエリアの株を買い直し増資。１２０００Ｇを突破。
　しかしこばんはマークを全て揃え、センターブリッジに増資。１回目のチャレンジは銀行方面に帰れなかったが、チャンス「０７」で２０００１Ｇに。優勝に王手。
　わたるもエスケープボートに連続インサイダーを行ない抵抗。しかし届く距離ではなかった。

　３位争いが熾烈。手詰まり気味のkiddに対し、Fufufuは自主競売で現金を作る（こばんがセンターブリッジを独占）。差は８００Ｇほどで、増資できれば逆転。こばんは銀行の１マス前に止まり最後の増資。
　まず銀行にいたkidd。振り込んだら３位はほぼないが、「２」を出して８４１Ｇを振り込みんでしまう。逆にFufufuは上手く増資ができ、これで逆転。
　その直後にこばんが銀行へ帰り優勝。
　試合時間は１時間２０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　こばんは、１人だけいただきがダントツ。マハラジャから２回、わたるから１回。さらに最終ターンで１つ。これで６０００Ｇ以上。他にも細々と止まってもらえるというおいしい展開。この展開になったのは序盤にわたると交換をしたからだろう。自分は徹底的に振り込みを抑えるルート取りが功を奏し、ほとんど振り込まずに済んだ。振り込まないし無理もしないから流動資産が不足することもなく、株儲けも順調。言うことなしの勝利。このエリア状況で３ケタ振り込みが１回もないのはすごいの一言。
　わたるは、こばんとは逆にいただきの少なさが響いた。結局マハラジャからの収入を除くといただきは２５７Ｇ／６回。まるで止まってもらえていない。右側に店がなかったからでもあるが、これでは太刀打ちはできない。交換が早すぎて客が来なくなったか。終盤の勝負手はスペードのマーク取り。ちょうど株が少ない時に当たっていて失敗したが、ここで失敗しなかったらどうなっていたかは興味がある。しかしこの日は４戦とも全然いただけない展開で可哀想だったなぁ。いただき回数は４戦合計で３５回。この試合のこばんのいただき回数にも満たない(^^;　「最小いただき回数で賞」は文句なしの１位（爆）。
　Fufufuは、序〜中盤の取り引き合戦の外になってしまったことがこの順位の原因。そこまでも良い展開とは言えなかったが、この中に入れていれば違った展開が見えたはず。中盤に見せた取り引きで一応手を作ることができた形だが、所持エリアが銀行から遠かったことで買い物料収入を減らした。それでも防御重視の周回をしたが、防御だけで儲けることはさすがにできなかった。
　kiddは、序盤のチャンスカードがチグハグだったことがリズムを狂わせたか。チャンス７７も遅すぎた。ポイント（というか敗着になったか）としてはやはり、中盤のわたるとの交換に疑問符がつく。そこまで不利な展開で来ていたとはいえ、相手は独占、自分は３軒エリア、しかもチャンス４２を食らっていて、さらに資産減となる取り引きはどう考えても無謀。バランスを崩して当然か。