試合経過（GFじーさん著）
　順番はねーぽん／じー／すぴまは（スピーディ）／わたるの順番です。

　ファーストダイス、ねーぽんは「２」を出してカジノ。そして右下へ。じーは「３」を出して左上、すぴまはは「１」を出し、その後右上。わたるは「７」を出して左下へ。
　最初に２軒エリアを作ったのはわたる。ドルフィンベイ２軒。次に２か３を出せば３軒目のチャンスだったが失敗に終わる。続いてはじー、オクトファーム２軒。続いて「２」を出して３軒とする。次のターンに「１」が出たら独占のチャンスだったが、さすがに出なかった。ねーぽんは少考の末マゼランラインの最高物件を買って２軒目。しかし、全部で３軒しかないのに流動は４００Ｇまで下がってしまう。
　ただ１人２軒エリアのなかったすぴまはもトリトンセンターを２軒にする。次のターン、銀行から左上へ。１周目にして商店クラスが建ち並ぶ。しかし「７」を出し、無傷でクリア。そしてチャンカ「１７」。おいおい、どこが「東のマハラジャ」やねん。（笑）コーラルラインも２軒にする。
　流動資産が１２９Ｇのねーぽんはボセニアタウンの最高額を競売。じーは銀行を抜けてスペードのチャンカへ。ここで「９８」を引き、アトランラインがそっくりそのまま３０％ＵＰ。そしてわたるとねーぽんが左上にやってくる。じー、チャンスというところで引いたチャンスがなんと「３４」。わたるは１５７Ｇ、ねーぽんは６２Ｇを払わずにすむ。この後もろくでもないカードを引いてゆく。「１４」と「５１」。しかしこれでマゼランラインをブロックできた。資金が怪しくなってきたのでじーはマリンファクトリーを自主競売。１２０Ｇを上乗せしてすぴまはが落札。これで２軒目。
　ここで続けてサラリーをもらう。最初はねーぽん。オクトファームの株を購入。じーはサラリーを貰って、コーラルラインに即増資。残りの２人もサラリーを貰い、今の状況はこちら。
 

　「１７」の恩恵か、すぴまはは２軒エリアが多い。序盤振り込みが多かったねーぽんは遅れを取り戻せるか？

　最初はろくでもないカードしか（９８、３４、１４、５１）引いていなかったじー、ここでチャンカ「７８」。当然オクトファームを買って独占。左上が一気に高くなる。同ターン、すぴまはは左上に勇気を持って（？）進入。そしてチャンカでじーをブロックしたところがなんと「７０」。ダイヤは出るときにもう一度貰えるというのが大きい。しかもオクトファームを無傷で通過。こちらも絶好調である。
　今度は逆にじーがすぴまはの列をブロックし、引いたカード「７３」。流動資産が少ないので、とりあえずボセニアタウンの店を買ったのだが、これが今後に影響してくる。今度はねーぽんのチャンカを止めたすぴまは、「２８」を引く。わたるは「９９」を引いて、マゼランラインが下がる。ねーぽんはチャンカ「０３」。ここでドルフィンベイに飛んで２軒目、わたると持ち持ちになる。３軒エリアを作り出せないのが痛い。わたるは「９８」で高くなったアトランラインを２軒にするが、その後「４９」で下がってしまう。（すぴまはは３９０Ｇマイナス。）
　ダイヤがないねーぽんは、じーが休日の間にダイヤへ。３１５Ｇ払わずにすむ。買い物料が全くと言っていいほど入らないじーはレムリアラインを競売。＋２００Ｇでねーぽんが落札したが、まだ１軒目である。資金に余裕が出来たはずのじーはボセニアタウン２軒目のチャンス。購入すると流動資産が４Ｇになってしまうが、少考して購入。わたるとねーぽんがダイヤにいるので、ハマるだろうという超楽観的な考え。
　「３」が出てしまうと４５０Ｇの振り込みで競売のピンチであるわたる、レムリアラインを自主競売。これは４０Ｇを上乗せしてすぴまはが落札。これで２軒目。このターンはじーに２００Ｇの振り込み。ねーぽんはオクトファームを無傷で通過するが、コーラルラインの店にはまり、結局じーに１６４Ｇの振り込み。

　前のターンにチャンカ「０１」を引いていたわたる、今度は「２９」を引き、マークが揃う。さらに「０７」も引く。サラリーを貰ったすぴまは、トリトンセンターを７４株買い、さらに５倍買いして３軒目。レムリアラインを買っても良かったと思ったが…。続いてじーもサラリー。ここで４３Ｇと１２３Ｇの振り込み選択。流れの悪さを考えて１２３Ｇへ。これが功を奏したか、わたるがオクトファームの４５０Ｇにはまってしまう。ちょっと差が開いていたという印象のねーぽんはチャンカ「７１」を引いて復帰。じーはボセニアタウン３軒目。ねーぽんはすぴまはに対して、レムリアライン２軒とマゼランライン２軒の交換を持ちかけるが、すぴまははこれを拒否。そしてサラリーを貰ったねーぽんはマゼランラインにサラリー増資！　この時点での状況。
 

　独占と半独占エリアを持つじー、そして店の数が多いすぴまはがリードしているという状況。

　上の表を見るとトップのじー、しかしそんなに流動資産に余裕がない。そんなところへチャンカ「７４」。コーラルラインの店を売って１２９０Ｇの収入を得る。トリトンセンターの相乗りをしていたわたる、（実はじーもしていたりする。＾＾；）フリーだったアトランラインを３軒、これは大きいか。流動資産を手に入れたじーはコーラルラインに１回だけＭＡＸ増資。このあとは３００Ｇ〜４００Ｇの増資で（５０株ぐらい持っている）、コーラルラインには１軒のデパートとショッピングセンターが建ち並ぶ。
　ラッキーマスにいたねーぽん。「７」でダイヤ方面へ。ダイスに止まり、１か２が出ると高額振り込みだったが３を出して見事回避。
　増資チャンスが巡ってきたすぴまは、相乗りに構わずトリトンセンターに増資。じーとわたるは約６５０Ｇ、すぴまはは約１３５０Ｇの収益を挙げる。そしてマークはダイヤを残すのみだったすぴまは、ここでチャンカ「１００」でどこでもカードをＧＥＴ！　ダイヤを通過せずにサラリーを得る。これはおいしい。本当に芸風はどこに行ったの？（笑）　ねーぽんはボセニアタウンをブロック。どこでもカードを使ってサラリーを貰ったすぴまははトリトンセンターにサラリー増資。ずいぶん儲かっているように見えるけど、わたるとじーの１０株売りのおかげで殆ど儲かっていない（笑）。下がりっぱなしのトリトンセンターを諦めたすぴまはは銀行に戻り、今度はアトランラインに相乗り。
　なんとチャンスカードが１列揃うという、オフ会では快挙（？）を成し遂げたわたるはチャンカ「７７」。一連の動作で１０００Ｇ近いプラス。じーは太平洋物産を購入。これでマリンファクトリーは使えなくなったか…？　わたるはサラリー。アトランライン計１３０株。ねーぽんもサラリー。マゼランラインを１２２株にする。ねーぽんは再びすぴまはに交換を持ちかける。マゼランライン１軒とレムリアライン１軒の交換。すぴまはは承諾する。これで、

　マゼランライン→ねーぽん　レムリアライン→すぴまは

　それぞれ３軒とする。
　わたるは、すぴまはに相乗りされているアトランラインに、構わず増資。これでスペードにも壁ができる。そしてすぐに５株を残して売却する。相乗りによって資金ができたすぴまはは、レムリアラインの株を買ってすぐに増資。これにわたるが即振り込んで（７５２Ｇ）１１０００Ｇを突破する。
　サラリー前ということもあるがラスに落ちていたじー、ここでチャンカ「３３」。太平洋物産を売却し、＋１８００。これで２位に浮上。次のターン、じーはねーぽんに対して取引を持ちかける。場所はマゼランラインとボセニアタウン。これをねーぽんは承諾。これで

　マゼランライン→ねーぽん　ボセニアタウン→じー

　それぞれ独占となる。
　同ターン、すぴまははボセニアタウンへ…といっても安く、８００Ｇで５倍買い出来るにも関わらず、しなかった。これも同ターン、今度はわたるがすぴまはに対してアトランラインとレムリアラインの交換を持ちかける。これをすぴまはが受けて、

　アトランライン→わたる　レムリアライン→すぴまは

　それぞれ独占の取引成立。
　４隅全てに独占がある状況で、わたるはダイヤに進路をとる。そしてじーに４５０Ｇの振り込み。ねーぽんは独占エリアが出来たばかりのボセニアタウンに、これもまたじーに対して４７０Ｇの振り込み。これで余裕が出来たじーはボゼニアタウンへサラリー増資。これで１３０００Ｇを突破する。（僅か２ターンで６０００Ｇもアップしていた＾＾；）ここで現在の状況はこちら。凄いことになっている…（笑）。
 

　とまあ、このような状態。みんな独占エリアを持っていて、さらに独占エリアが４隅全部にあるので、はっきりいってサラリー取得が困難。ここから終盤戦に突入。

　わたるは続いてオクトファームで痛恨の８７０Ｇ振り込み。すぴまは、こんどはねーぽんの独占エリアであるマゼランラインへ。今度は９６０Ｇで５倍買い。独占エリアを今度は崩した。じーに対して連続振り込みのわたる、チャンカ「７９」を引く。ここでドルフィンベイを横取り。これで３軒目。この後、マゼランラインに中程度の振り込みをしたすぴまはは、カジノでワープを獲得。ダイヤに移動し、マークが全て揃った。まだツキは続いているらしい。（苦笑）じーはこの間ハートに移動して２回増資をする。これであっという間に１９０００Ｇを突破。２位とは８０００Ｇ以上離れており、勝負は決まったかと思われたが…。

　先程ワープによりマークが全て揃ったすぴまはは、レムリアラインにサラリー増資。サラリーとインサイダーで３０００Ｇ以上叩き出し、これで１４０００Ｇを突破。わたるは銀行を下に通過し、休日にいた。ここで「１」を出し、レムリアラインとマゼランラインのゾーンに引っかかる。右は少し高い上に、さらにボセニアタウンが待ち受けているというので左へ。すぴまはに１５０５Ｇ振り込み。これですぴまはは１６０００Ｇに迫り、じーを急追する。
　優勝目前のじー、銀行を通過して安全地帯のダイヤへ。そしてチャンカ「１０」を引いて自分の店に止まり、増資。これで２１８００Ｇというところまで来た。この時、ＭＡＸ増資をし、株価を下げないために敢えて店を強制競売に出す。（コーラルライン）すぴまははチャンカ「０６」→「０９」。これでレムリアラインに増資して１７０００Ｇを超える。ダイヤに来ていたねーぽん。ここで１６８５Ｇの振り込み…と思いきや、チャンカ「０９」のお陰でセーフ。またしても買い物料収入を逃す。じーは次のターンにも増資して、これで２４０００Ｇを突破する。銀行まであと７マス。すぴまはは銀行に寄ったが、レムリアラインの株を買わず。（１０株ちょっとだけどね。）同ターン、先程レムリアラインに振り込んでいたわたる、ここでも再び振り込んでしまう。この振り込みでわたるは総資産２５００Ｇを切り、逆にすぴまはは２００００Ｇに迫る。ねーぽんはダイヤを無事通過。そしてお遊びでコーラルラインを５倍買い。これで競売の分と併せて独占となる。
　あと７マスのじー、「５」を出してラッキーへ。あと２マスで優勝というところまでこぎつける。現在２００００Ｇに、僅かに届いていないすぴまは、ラストの増資で２１０００Ｇを突破し、わたるの前に２８７１Ｇの店を建てる。
　大ピンチのわたる、「２」で破産！！　そして、もし「２」が出たらじーとすぴまはの差は殆どなくなってしまう。という状況下で、サイコロは…
　ピロピロピロピロ…

「１」

　期待のチャンカ（笑）も「１９」が出て、逆転ならず。こうしてじーが命からがら逃げ切り＾＾；。
　試合時間は約１時間２０分という、やや短期戦であった。
 

ＧＦじーの感想と考察。
　じーはオクトファームの独占が大きいように見えましたが、実はそれ程買い物料の収入がない。ダイヤに来たときは休日だったり、１回で超えられたり。独占エリアの立地条件から考えて、このいただき総額は少なすぎます。壁にはなっていたようですが…。それを救ったのがチャンカ「７４」・「３３」と、ボセニアタウンの存在。２軒目を得たときに、オクトファームを捨ててボセニアタウンを本命にするという作戦を考えていましたが、まさかあれ程までに成功するとは…。それと、エリア独占するのに５倍買いが１回もなかったことと、トリトンセンターの横２つが安いために（縦２つはそこそこ高い）ダイヤとハートを往復するのに注意するのはねーぽんのエリアだけというのがプラスに働いたようでした。

　すぴまはは本当に惜しい試合だった。序盤から「１７」・「７０」。ダイヤが高くなってからはチャンカ「１００」やワープでサラリーを貰うという理想的な展開。中盤以降は流動資産も多く、勝ち試合だと思われましたが…。最大の失敗はボセニアタウン独占直後、８００Ｇで５倍買いをしなかったこと。その後にマゼランラインを防衛５倍買いしただけに、ちぐはぐという印象を受けた。現金が１０００Ｇ以上あっただけに、もしあそこで５倍買いされていたら私は本当に苦しかったはず。とはいえ、最後の追い上げには参りました。本人のコメントでは、マハラジャ度はマイナス５０点らしい。

　ねーぽんは序盤に振り込みが多く、最初に店を多く揃えることが出来なかったのが辛いですね。じーやすぴまはが順調に店を揃えていく中、取引を駆使して独占に持ち込んだまでは良かったが、おそらくすぴまはの防衛５倍買いで苦しくなったと言えそう。強いて挙げれば、最初からマゼランラインの株価を上げないで、折角チャンカ「０３」を使ってまでドルフィンベイを２軒にしたのだから、最初はそこへインサイダーをして流動資産を増やしていけば良かったと思うのですが…。

　わたるは…うーん。途中から振り込みが集中しましたねぇ。独占してさあこれから、というところでオクトファームに振り込んで貴重な流動資産を奪われたのも痛い。最後のゾーンでの振り込み、おそらくダイヤを避けた結果だと思いますが、クラブやハートの方が高くなっていたので多少の振り込みを気にせずにダイヤとスペードを行き来していれば避けられたと思いますが…（ダイヤに来たらそれまでの展開からいって、私が休日に入ってセーフという可能性が濃厚＾＾；）アトランラインにはもうちょっと株を買ってから増資していた方が良かったかもしれませんね。結局振り込み総額がダントツトップ。独占がいくつも並んでいるという状況だったらこれくらいでも不思議ではなく、むしろ他の３人の振り込み総額が少なすぎると思うのですが…。
 

　最後のおまけ。もしわたるさんが振り込んでいたら逆転していたか…
　計算してみたところ、

　　　じー　２４１７１Ｇ
　すぴまは　２４１３４Ｇ（２１２６３Ｇ＋買い物料２８７１Ｇ）
　　その差　３７Ｇ

　で、じーの逃げ切りが確定していました。配当込みで逆転する！　と思いきや、じーは文字通り「ラッキー」に止まっていたので逆転には至らないと、後で気がつきました。
　最後すぴまはが銀行に寄った場面で、もし１０株買っていたら。すぴまはの、最後の増資前に１回株価上昇率が下がっていますが、もしこれが下がっていなかったら。（本来１２Ｇ上がるところが、１１Ｇしか上がらなかった。１００Ｇちょっとは損しているはず。）確率的には１／７ですが、もったいないなと思いました。
 

つかＣの感想・考察
　またまた深い考察、どうもです〜。でも、またまた書くことがなくなってしまった(^^;　ということで、今回もちょっとだけ感想。
　これ．．．　プレイデータだけ見たら全員が四隅に独占エリアを持っていると言われても信じられないです（笑）。わたるが何か１人だけで振り込んでるし。１回の密度も濃く、まさに「振り込みストリート」（by　なぞっち）。かわいそうだなぁ。これじゃあインサイダーも何もないねぇ。チャンス７７が破産から救ってくれたようだ。
　GFじーとスピーディは、戦略が対極に来た格好かな。インサイダーで儲けたGFじーに、スピーディが「逆マハラジャ」で対抗。わたるには悪いけど惜しかった。でもこの試合、「最後に破産させたけどギリギリで届かない」という展開でも勝った気になれるね、きっと。で、この展開になったらGFじーは「ラッキー様、ありがとうございます」と祈りを捧げるのか（なんだ、そりゃ）？
　そしてねーぽんだが、途中から名前が全然出てこない（笑）。展開に埋もれてしまったみたいだ。ダイジェストで名前が出る頻度は、展開の良し悪しが関わってくるもの。もちろん展開が良ければたくさん名前が出てくるし、悪ければ悪かったで名前が出てくる。全然出てこないということはほとんど無風状態。良く言えば平和、悪く言えばただのすごろく。どちらにしてもあまりおいしくないねぇ。