試合経過
　ファーストダイスではこばん以外が店を買う。つかＣはオクトファームへ。うりれろも続いてオクトファームに行く。こばんはラッキーへ。山崎はマゼランラインに進む。
　つかＣは続いて２軒目もゲット。するとうりれろのチャンス「６３」でオクトファームがアップ。そのうりれろはチャンス「２９」で１２８Ｇを第一号振り込み。振り込んでもらったこばんはレムリアラインを２軒。山崎はチャンス「１７」。

　うりれろの不運はまだ続く。チャンス「７４」で唯一の店だったオクトファームの店を売る。つかＣは買えれば３軒目だったが、９４０Ｇもかかるために見送り。うりれろはマークが早めに集まっているため、トリトンセンターへ進路変更。つかＣはこばんに１２８Ｇを振り込み。
　次のチャンスはこばん。チャンス「７８」。レムリアラインを３軒にするチャンスだったが、ボセニアタウンの店を買う。続けて２軒目もゲット。つかＣはレムリアラインをブロックし２軒、こばんにブロックされた形の山崎はマリンファクトリーを２軒。続いてチャンス「７９」を引くが使わず、オクトファームを１軒ブロック。

　初サラリーはマークの集まりが早いうりれろ。しかし店は結局トリトンセンターの１軒のみ。サラリー直後にコーラルラインに店を買い、次のターンに２軒目もゲット。このターン、山崎がチャンス「７３」。マリンファクトリーをフリー３軒（残りは「大平洋物産」）。

　こばんのチャンス「４１」でオクトファームが下がる。狙いのエリアを下げられた格好のつかＣはチャンスカードが悪い上に振り込みが多く、資産が１７００Ｇを切る。しかもこばんにオクトファーム最高額の店を押さえられる。
　しかしつかＣが２番手でサラリー。店は４軒。サラリー後にコーラルラインを１軒ブロック。ブロックされたうりれろがトリトンセンターを２軒にすると早速増資。同じターンに山崎が３番手でサラリー。店は８軒と多い。こばんも続いてサラリーで１周目終了。店の数は７軒。資産はつかＣだけが１サラリー分遅れて３０００Ｇを突破していない。

　２周目の初っ端にチャンスカードが爆裂。山崎がチャンス「３３」でマゼランラインの最高額の店を売却。するとつかＣがチャンス「７７」で１サラリーの遅れを取り戻し、うりれろがチャンス「７０」。山崎は続いてドルフィンベイを３軒。一番高い店はこばんが所持。

　うりれろは「大平洋物産」をブロック。つかＣはチャンス「４２」でトリトンセンターをダウン。こばんはチャンス「０７」。

　チャンス「７７」を引いて、上向いていてもいいはずのつかＣだがその後も不調。店が買えない上に「７７」以外のチャンス運もなくボロボロ。山崎がチャンス「１３」を引くが、これはつかＣが引く列だった。

　うりれろがサラリー。店は６軒。ブロックした「大平洋物産」にサラリー増資して６０００Ｇを突破。続いてつかＣがサラリー。店はまだ５軒。しかもうりれろのチャンス「９９」でオクトファームがダメージ。そして山崎もサラリー。店は１１軒と１人順調。しかも第１エリアにしたドルフィンベイをチャンス「６４」で自らアップ。これで７０００Ｇに迫りトップ。うりれろはここにチャンス「６７」で９９株相乗り。
　何とか手を打ちたいつかＣはチャンス「２２」でレムリアラインを１軒崩すと、こばんに交換を申し出る。オクトファーム（つかＣ・３軒）とレムリアライン（こばん・３軒）の取り引きだったが、こばんは拒否。

　そうこうしているうちに山崎のインサイダー。するとうりれろはペペ。こばんはサラリーをもらい、これで２周目終了。トップは山崎で８０００Ｇほど。次いでうりれろが６７００Ｇほど、こばんが５０００Ｇ弱、最下位はつかＣが４３００Ｇほどという展開。

　こばんはチャンス「６２」で５００Ｇほどの収入。つかＣも負けじとチャンス「７１」。その収入をドルフィンベイの２ペペに回す。うりれろも再びペペる。山崎は１０株買いで対抗。こばんはレムリアラインに増資すると、チャンス「９８」でレムリアラインをそっくりアップ。一時的にトップに立つ。

　うりれろがサラリーでトップを奪う。するとこばんもインサイダーで８０００Ｇを突破し、再びトップに立つ。そして山崎がサラリー。またまたトップが入れ替わる。つかＣはこばんの相乗り株の儲けのみ。
　山崎の連続インサイダー。これで１２０００Ｇを突破。うりれろは当然のようにペペるが、山崎は１ペの段階で増資余りが尽き撤収。

　展開が少しだけ上向いたつかＣはサラリー。わずかにうりれろを抜き一時的に最下位脱出。オクトファームで勝負をかける。
　山崎は２エリア目として、高い店２軒を持っているボセニアタウンを選択。こばん・うりれろが相乗り。この後つかＣが最後のチャンスカードを引き、２周目に入る。
　２人に相乗りされてはたまらず山崎は増資前に撤収。マリンファクトリーに乗り換えてすぐに増資。つかＣはそれでもオクトファームを狙う。３００Ｇ弱の増資をして株価が５Ｇアップ。９０００Ｇを突破し２位に浮上。

　そのつかＣは再び取り引きを申し出る。今度は２軒とも出す。オクトファーム（つかＣ・３軒）とレムリアライン（こばん・独占）の取り引き（こばんが＋４００Ｇ）。手詰まりだったこばんは応じ、つかＣの勝負手が整う。うりれろはオクトファームに相乗り。
　つかＣと同じく手ができたこばんはサラリー。レムリアライン。トップの山崎もサラリーで１４０００Ｇを突破。レムリアラインに相乗り。

　つかＣは３００株ためて増資スタンバイ完了。そして残っていた店を５倍買いして独占。逆転のチャンスは十分。うりれろはさらに相乗り株を増やし、株価変動率が１．７に達する。あと２回の増資でつかＣが勝てるほどになる。
　山崎もそれを許す訳にはいかず相乗り。うりれろは先制２ペペの後にサラリー。しかし違うところにつかＣの敵は潜んでいた。こばんがオクトファームを防御５倍買い。

　山崎はチャンス「６２」で１２００Ｇほどの収入を得て１７０００Ｇを突破。つかＣはなおも株をため、３２０株に達する。そして５倍買いを食らった店を５倍買い返し。山崎は３ペペ。つかＣはここまでかなりの増資チャンスがあるものの、ことごとく失敗してしまう。

　山崎は再びボセニアタウンで最後のひと稼ぎを狙う。こばんはサラリーで最下位脱出まであと一歩。そのこばん、つかＣが引いたチャンス「２８」でマハラジャがレムリアラインに来ていたが、直前に山崎がチャンス「０９」を引き、１９８０Ｇをもらい損ねる。しかし増資。一気に１００００Ｇを突破。９９株相乗りしていた山崎は１９０００Ｇを突破。

　そして勝負を決める手はまたまた意外なところから。こばんがまた増資。山崎は２００００Ｇを突破。２位に立ったこばんは株価を下げず、山崎は２００００Ｇを割らず。
　この次のターンに山崎は首尾よくゴールした。
　試合時間は１時間３０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　山崎は、コメントで「バカヅキ＋ペペ＝アシスト」と寄せてくれた。バカヅキとは序盤の店の買い方・いただき回数の多さ、ペペとは終盤のオクトファームへのペペ、アシストとは最後の増資を指すのだろうか。３軒を２エリア持ち、１エリア目を増資する直前にチャンス６４を受けるという恵まれた展開でもあったが、店の数が多かったために磐石の展開にできた。３軒エリアがどちらも最高額の店を押さえられてしまったために手間取ったが、チャンスカードも中盤から良くなり、振り込みが少なく、サラリーも比較的容易だったために問題にならなかった。
　こばんは、序盤はつかＣと並んで不利な展開だったものの、チャンス９８をレムリアラインにそっくり当ててから流れが上向いた。それ以降は比較的手堅い進め方で安定していた。手詰まりになってからは辛抱して、つかＣとの交換で順位アップの術を獲得し、上手く生かして２位を取った。しかし私としては、優勝を決める増資はして欲しくなかった．．．
　うりれろは、つかＣが増資できなかったことが３位の要因。しかし根幹にあるのは、３軒エリアが結局できなかったこと。トリトンセンター、コーラルライン、マゼランライン、この全てが２軒止まりであった。序盤に店が買えなかったことが響いた。２周目で４軒では苦しいが、それでも相乗りの上手さで稼いだ。しかし最後の最後で相乗り相手を誤った結果となった。１エリアだけでも３軒にできれば違った結果になったはず。
　つかＣは、一言で言うと「悔しい」。これだけ。不完全燃焼で、ある意味一番イライラ、じりじりする負け方。オクトファームを３軒にしてからずいぶんチャンスはあったのに、結局１度も増資できなかった。２度できれば勝てたのに。せめて１度だけでもさせてくれよぉ．．．　第１戦といい、「増資できない病」もここまでひどいと悲しくなるよ（泣）．．．　序盤から店は買えないし振り込みも多めで大変だった。中盤からは立ち直って、かなり不利な（に見えるはず）交換をしてまでチャンス６３を受けたオクトファームを手に入れて、十分に株をためたまでは計算通りだったのに、交換相手のこばんにしてやられた感じ。５倍買いも然り、最後の増資も然り。いや、戦略として当然だと思ってるから文句を言うつもりは全くないですよ、もちろん。店が買えなかったことが敗因なのは明らかだと思うし。でも、序盤の展開からは考えられないところまで来たのは事実なので、自己採点は７０点。
　しかしまた叫ぶことになるとは。でも叫ばせてもらいます（笑）。
　「こんな株儲けで終わるなんてすごく不本意なんだぁぁー！！！」