試合経過
　ファーストダイスでは、やしきがトリトンセンターの店を買った以外は全員チャンスカード。ばじりこがチャンス「１１」、kiddがチャンス「４６」を引き、ばじりこが１歩リード。ばじりこはこれを含めて４連続チャンスカードで、チャンス「１００」を引き当てると、やしきはスロットでどこでもカードを当て、トリトンセンターの２軒目も買う。ここはおーすみが１軒ブロック。
　初サラリーはチャンス「２９」のワープを有効に使ったkidd。オクトファームをフリーで２軒買っている。ばじりこはチャンス「７３」でボセニアタウンを２軒。が、店がここを含めて３軒しかない。
　２番手のサラリーはどこでもカードを使ったやしき。次いでばじりこ、おーすみの順で１周目終了。終了直前にチャンス「６４」がオクトファームに当たる。

　２周目の開始直後、おーすみはマゼランラインを２軒。そしてチャンス「３２」でドルフィンベイがアップ。やしきはここの株を買っていたために儲けて、さらにここを２軒にする。
　そしておーすみはマゼランラインを３軒にする。kiddは先に１軒をブロックしている。初の３軒エリアを作ったおーすみだったが、１００Ｇ単位の振り込みが続き、流動資産が不足しだす。

　ボセニアタウンも１軒ブロックしたkidd、自分はオクトファームをフリー３軒にする。そしてサラリー。続いてばじりこもサラリー。しかしばじりこ、ここまで店がたったの４軒。
　ここまでじり貧状態だったおーすみは、チャンス「７１」で復活。同じく苦しい展開だったやしきもチャンス「７４」で高額店舗を売却し復活。

　現在トップ集団（というのも変かもしれないが）のばじりこ、ここでボセニアタウンの５倍買いを断行。これでフリー３軒の状態にするが、おーすみがチャンス「７５」でブロック。買われたkiddは５０００Ｇを突破。そしてサラリー。やしきも続いてサラリーをもらう。

　銀行に止まっていたkidd、ここで全く買われなかったオクトファームを独占。これでピンチになったのはここを回って来ていたやしき。しかし無傷回避に成功。ばじりこは敢えて周回に来て、チャンス「７７」を引き、回避。
　おーすみはサラリーをもらい、次のターンに増資。相乗りしていたやしきが６０００Ｇを突破。さらにインサイダーを仕掛けてトップに立つ。トップを奪われたkiddもインサイダーで再びトップに。

　ばじりこもサラリーをもらい、６０００Ｇを突破。しかしkiddに振り込み。その分はおーすみから返してもらう。おーすみは振り込みが続いている。振り込みを取り返したばじりこだったが、チャンス「１３」。トップのkiddはサラリー。メインのオクトファームにいよいよ手を付け、１００００Ｇを突破。

　ここまで唯一３軒エリアがなかったやしきは、チャンス「７９」を引く。迷った末にドルフィンベイのばじりこの店を買い、３軒に。そしてサラリー。そして早速連続増資をし、８０００Ｇを突破。ばじりこはボセニアタウンの株をため、逆転を伺う。
　しかしやしきは先制攻撃。ボセニアタウンに防御５倍買いを仕掛ける。ばじりこはこれをまともに食らい、インサイダーするも１００００Ｇ止まり。
　これで楽になったのはkidd。他のエリアの株を売り払い、できた現金でオクトファームの株を追加。これを黙って見ている訳にはいかないのが僅差の２位のばじりこ。サラリーをもらい、相乗りに走る。しかしkiddはチャンス「１７」。増資資金ができる。
　そしてkiddは連続で最大増資。ここまで株価が全く下がっていなかったため、株価変動率が異常に高かった。２回でなんと４２Ｇアップ。やしきが９４５Ｇを振り込んでおり、２００００Ｇを突破。ばじりこは相乗りで儲け、その資金でマリンファクトリーを５倍買い。３軒にするが、時すでに遅し。
　kiddは万全を期して株を撤収。そして２ターンかけて銀行に帰り優勝した。
　試合時間は１時間１０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　kiddは、序盤が順調だったことが大きかった。ただ１人だけ店がスムーズに買え、ルート取りもスムーズ、チャンスカードもファーストチャンス以外はほとんどが良いカード。かなり楽に戦っていたのではないだろうか。オクトファームも、チャンス６４でアップし、しかも店が揃い出していたにもかかわらず全くのノーマーク。カムフラージュが上手かった、というところだろうが、これが一番大きかったと思う。
　ばじりこは、kiddとは逆に、序盤に店が買えなかったことが痛かった。が、その割には振り込みが少なく、１エリアを何とか獲得できたことから終盤の相乗り資金ができた。しかしやしきの防御５倍買いを食らっていなければと思うと惜しい気もする。チャンス７７が意外と大きかったのか。
　やしきは、一言で言えば「エリアが揃わなかった」。３軒エリアができたのが遅すぎた。そのため、インサイダーも大きくできなかった。序盤からルートが乱れっぱなしであったことも響いた。本人の話によると、このマップは苦手の部類らしいが、まさにその気持ちがルート取りに出ていた感じ。チャンス７９の場面だが、トリトンセンターでも良かったのではと思うが、どうだろう。株数を多くしないと勝つのは難しい状態だったから、できるだけ株価が安いエリアで勝負しても、と思った。
　おーすみは、プレイデータを見た時は自分の目を疑った（大げさだなぁ）。かなり振り込んでいるような印象を受けていたためだ。何故こんな印象を持ったかを考えてみたが良く分からない（おい）。あまりいただいていない、という訳でもないし．．．　しかし流動資産がたまらず株が増えなかったため、増資できる展開にならなかったことは事実。