試合経過
　ファーストダイス。てくてくがＢ２、ねーぽんがＢ３、ばじりこ・こばんがＢ１。Ｂ３にワープしたねーぽんがヘリポートを建てて帰還。てくてくは吹雪のほこらを２軒にする。そしてこばん・ばじりこが相次いでＢ３へ。こばんはばじりこのチャンス「０４」によるプレゼントと自分のチャンス「７１」で資金面で１歩リード。
　そんな中てくてくだけはワープせず、順調に店を買っていく。ねーぽんは帰還後に店を買うことがなかなかできなかったが、やっとＢ１にいくつか買う。

　初サラリーはワープ帰りのこばん。資金面ではトップであるものの店がたった１つ。サラリーをもらったのとほぼ同時期にねーぽんがＢ１の空き地へ。動物園を建てる。こばんはやっと地下水の池に２軒目（しかも店はここだけ！）の店を買う。
　ワープしてからなかなか帰れないばじりこ。炎の壁を２軒押さえるが、細かい振り込みもあり、ちょっと辛いか。しかし税務署を建てて３軒とする。

　２番手のサラリーはねーぽん。魔界の入り口を２軒とし、さらに動物園をレベルアップ。てくてくはピンチだったが回避。
　そのねーぽん。Ｂ１を１周し、サラリールートから外れて再び魔界の入り口へ。３軒にする。そのターンにようやく帰還したばじりこが３番手でサラリー。ねーぽんは続いて残りの店にも止まる。しかしてくてくの防衛増資がギリギリで間に合い、５倍買いできず。
　防衛増資が間に合ったてくてくは４番手のサラリー。これで１周目が終了。資産的にはばじりこが１人出遅れ気味。

　２周目の初っ端。魔界の入り口の独占に失敗した格好のねーぽんは動物園を再びレベルアップ。
　その直後にこばんがサラリー。ここまで店が全部で４つと、ほとんど買えず苦しい展開であったが、地下水の池を１軒５倍買いして３軒にする。買われたてくてくは代わりに雪の回廊をフリー３軒にする。
　これから雪の回廊を通るばじりこ。場合によってはかなりきつくなる状態であったが、関所を建ててブロックし、無傷突破。そしてこばんが悪魔の沼地に仮設店舗を建てて空き地が売り切れる。

　最初に大きい振り込みをしたのはねーぽん。Ｂ３にワープし、税務署の２マス前のチャンスで「５２」。約３００Ｇの振り込み。次いでてくてくも税務署に３７０Ｇほどを振り込み、ばじりこが復活。妙な振り込み方をしたねーぽんはヘリポートに止まり動物園を最後のレベルアップ。開始２３分でもう２０００Ｇの動物園の完成である。
　これによって一気に破産のピンチになったのが、Ｂ１を周回し、動物園の８マス手前にいたばじりこ。しかもてくてくに「輝きの宝石屋」を押さえられ、Ｂ３を諦めざるを得ない状況に。大ピンチであったが４を出しチャンスマス。ここでチャンス「５０」だったら動物園直行であったが、「７７」。ピンチをひとまず回避したばじりこは次のターンに５を出し無事突破。

　１人Ｂ２を回っていたこばんはつららの壁（チャンス「６３」と「４９」を受けている）を３軒にする。
　それと同時期にねーぽん・てくてくがサラリー。てくてくはチャンス「４２」をつららの壁に当てる。そしてねーぽん・てくてくが相次いでインサイダー。またもピンチになったばじりこはＢ３にワープし、チャンス「７０」。てくてくは続いて氷の崖を３軒にする。
　そしてこばんがサラリー。これで４人が横一線に並ぶ。早速地下水の池からサラリー増資。動物園も何とか回避。ねーぽんはチャンス「０７」。

　５０００Ｇを突破し、トップに立っていたこばん。しかしＢ３にワープし、増資済みの「輝きの宝石屋」に３２０Ｇを振り込む。次いでばじりこもここに振り込み。てくてくが代わりに５０００Ｇを突破しトップに。しかしまたも税務署に止まる。

　ねーぽんがサラリー。そして魔界の入り口にサラリー増資。動物園と組み合わせ、スペードの１マス下のワープマスからのゾーンを形成する。ちょうどここにいたこばんはサラリー目前であったが、敢えて動物園側に「寄せて」回避。ねーぽんはＢ３へ。３６０Ｇを振り込み。その現金を使っててくてくが炎の壁を５倍買い。３軒にする。増資が一歩遅かったばじりこはインサイダーにならず。トップに立ってはいるものの手詰まりに。

　一度サラリーを回避したこばんがサラリー。そしてサラリー増資。これで８０００Ｇを突破。
　３軒にしたもののなかなか帰れないてくてくは三たび税務署へ。５００Ｇの振り込み。そしてやっと帰還。それと同時期にねーぽんがサラリー。しかしチャンス「１３」を引く。いただきが多く、７０００Ｇを突破したばじりこがつららの壁を５倍買いして崩す。やっと帰還したてくてくはサラリーをもらう。そして氷の崖に増資。

　しばらくは平穏に進み、こばんのターン。Ｂ１を周回。ここで地下水の池を５倍買いして独占を果たす。ピンチになったのがこれから周回するばじりこ。何とかワープでＢ３へ逃げる。
　てくてくは氷の崖に連続増資し、増資が終了。しばらくしてねーぽんがサラリー。しかしチャンス「３０」を自分で引き、こばんからの買い物料奪取のチャンスをみすみす逃す。助かったはずのこばんだったが、１軒残っていた安い店に振り込み、逆に高くつく。が、サラリーは獲得。つららの壁にサラリー増資して９０００Ｇを突破。

　てくてくはＢ３にワープ。またまた税務署に止まり８００Ｇを振り込む。さすがにこれ以上振り込む訳にもいかず５倍買い。４軒にする。買われたばじりこはサラリーで１００００Ｇを突破。そしてＢ３にワープし、５倍買い。買われたてくてくは地下水の池を５倍買いで崩す。そしてサラリー。なおもばじりこは５倍買いを仕掛け３軒に戻すと、ヘリポートも５倍買いして４軒。
　引き離されたくないねーぽんは魔界の入り口にインサイダー。これで全員が９０００Ｇ台で並ぶ混戦。
　ばじりこの５倍買いはまだ止まらない。税務署も買って５軒。これで４連続。そこへこばん・てくてくが相次いでＢ３へ。ばじりこは帰還してサラリー。
　ここでこばんのチャンスカード。「３３」。増資済みのつららの壁の店を売る。株を持っていたため、株価が下がったものの、売却益の方が多い。この現金でヘリポートを５倍買い。また、ねーぽんがチャンス「２８」。出目によっては地下水の池に流れてしまう可能性もあったが、マハラジャから見事８０２Ｇをもらう。そしてサラリー。

　Ｂ３から帰還したこばんはサラリー。そして地下水の池にサラリー増資して１４０００Ｇを突破。そしてばじりこがチャンス「７９」。３軒になっていたつららの壁の残りの店を買って独占。
　下位争いに甘んじていたねーぽんはＢ３にワープ。そして税務署に約１１００Ｇを振り込む。さらにマハラジャが５００Ｇをばじりこに振り込む。振り込んだねーぽんはサラリーで立て直し。そして増資。やっとこばんが魔界の入り口に振り込み。

　ばじりこは、てくてくがＢ３にワープして来たのを見て増資。こばんは手詰まりだったため、炎の壁に相乗り。狙われたてくてくはチャンス「０９」を引き、「脱税」して５倍買い。

　しばらくは全員手詰まりのまま進む。ばじりこが３軒にまで落ちた炎の壁の増資を終了。そしてＢ１とＢ２のトリプルゾーンに引っ掛かりこばんに９４５Ｇを振り込む。そのこばんは２周目のチャンス「７９」を引き、地下水の池を再び独占。そこへてくてくが１８９０Ｇを振り込む。こばんはサラリーをもらい、サラリー増資で２００００Ｇを突破。そこへてくてくがまたも１５８５Ｇを振り込む。
　いよいよ時間がなくなったねーぽん。ようやく魔界の入り口を独占。てくてくは「輝きの宝石屋」を自主競売に出し（誰も買わず）サラリー。ばじりこは地下水の池を突破できずサラリーをもらえない。しかしチャンス「６７」で株をため、増資チャンスを伺う。

　優勝目前のこばん。しかし動物園に止まる。しかもその先には魔界の入り口エリア。突破できなければ優勝はなかったが、Ｂ３にワープ。
　２位争いはかなり熾烈。ばじりこは増資で逆転トップをかけてＢ３へ。てくてくは増資ができて暫定２位に。しかしねーぽんも増資できて２位を奪い返す。ばじりこは増資できれば逆転もあったが増資できずに帰還。
　そしてこばんは、ヘリポートに止まり銀行に帰り優勝した。
　試合時間は２時間弱であった。
 

つかＣの感想・考察
　こばんは、４人の混戦の中、あまり無理な戦いをせずに上位を常にキープしていた。序盤は店が手に入らず、最後はちょっともたついた感もあったが、混戦から抜け出す人が現われなかったこともあり、戦いそのものは順調であった。サラリーも順調で、チャンスカードもまあまあ、振り込みも最後以外はあまりなかった。最後も、ワープしたからこそ勝利できたと見ることができるかも。しかし、滞在が長引いたら３位になっていたかもしれない。
　ねーぽんは、序盤で決められなかったことが最後になって響いたか。動物園を２０００Ｇにし、そこでばじりこを仕留められなかった時点ですでに勝負あったのかもしれない。税務署を蹴って動物園を買い、さっさと育てたまでは良かったが、客が来てくれない。魔界の入り口も素早く３軒にし、増資したが、こちらもまるで止まってもらえない。ここでこれだけ止まらないのは珍しいことである。しかもここ以外にエリアを作れず、手詰まりになってしまった。最後の最後でこれらが生きて２位になったのだが、もったいない。
　てくてくは、とにかく振り込みが多かった。店は順調に増えていき、いただき回数も多かったのだが、それ以上に振り込みがまとまってしまっていた。３軒エリアの数は多かったが、Ｂ１に店がなく、中盤からなかなか銀行に帰れない展開になった。これでは株儲けを稼ぐのは辛いだろう。空き地が１つも買えなかったことも間接的な敗因であると思われる。
　ばじりこは、常に防戦を強いられた戦いであった。序盤から店が揃わず、苦しい展開だった。その割には税務署などが生き、いただきはかなり多く、その分資金繰りは楽だったが、５倍買いに費やす資金が多くなった。この展開の遅れが響き、インサイダーの時期が遅れてしまった。また、最終盤で増資チャンスに恵まれないなど、ポイントで運がなかったと見ることができそう。しかし、あと２回増資できていれば間違いなく逆転していただろう。