試合経過
　ファーストダイスで買った店を「７４」でいきなり売ったねーぽん以外は順調な滑り出し。
　最初にエリアを固めたのはスピーディ。東南アジアを３軒持つ。少し遅れてしまりんもロシアを３軒。こちらはねーぽんが残りの店をブロックする。
　さらにしまりんはドイツも２軒持つ。ここはバジリコも２軒で、持ち持ちになる。
　そしてしまりん、チャンスカードで東南アジアを２０％アップさせる。これはスピーディに有利に働く。

　先ほどロシアの店をブロックしたねーぽんは、今度は東南アジアもブロック。図らずも押さえ役に回ることに。
　そんなねーぽん。サラリーの後に「アトリエルーブル」を買う。フランスで有利に進められるか。

　しばらく進み、スピーディ、休日に入る。バジリコのルートが３マス先まで休みになり、バジリコは一安心。しまりん、ねーぽんが１ターン遅れて止まる。
　そしてまたしばらく進み、しまりんの「南京自転車」にスピーディ、ねーぽんが連続で止まる。
　止まったねーぽんはしばらくしてフランス３軒目を買うチャンス。チャンスマスに止まるが「５６」を引き、上手く止まることに成功。そしてさらに「１７」も引く。
　そして早くにロシアを獲得したしまりんが、ついに仕掛けを始める。

　東南アジアを獲得しているスピーディ、インドも３軒持つ。銀行周りを持てたことは大きい。
　しまりんがついに動く。ロシアにショッピングセンターを建てる。
　続いてねーぽんも「アトリエルーブル」にインサイダー。デパートを建てる。
　スピーディも黙っている訳にはいかない。まずはインドにインサイダー。スーパーマーケットを建てる。

　高額の支払いを最初にしたのはねーぽん。しまりんのショッピングセンターにダイブ。
　これで現金を手にしたしまりん、オーストラリアの店を５倍買いして３軒揃える。
　そんな中、スピーディがチャンス「０７」を引く。これでノってきたスピーディ、インドにインサイダー。ショッピングセンターを建てる。
　さらにスピーディ、東南アジアにもインサイダー。デパートを建てる。これでトップに立つ。

　比較的順調に進んでいたかに見えたしまりんだったが、スピーディ（インド）・ねーぽん（フランス）のゾーンにはまる。結局スピーディの８５７Ｇにダイブ。
　さらにはねーぽんも、スピーディのデパートにダイブ。この辺りからしまりんとスピーディの２強争いの様相を呈してくる。

　まずはしまりんが、オーストラリアにインサイダー。スピーディがこれから通るルートを「舗装」する。しかしスピーディはこれをかわす。かわしたスピーディは、東南アジアの株を上乗せし、インサイダーで逆襲。どちらも１歩も譲らない。

　ここまで目立っていなかったバジリコだが、ドイツの店を５倍買いし、３軒目にする。どこまでばん回できるか。
　トップを伺うスピーディ、東南アジアに最後の増資をし、東南アジアは打ち止め。インドに絞る。そのインドもほどなくして増資を終了する。
　これで手詰まりとなったスピーディは、やはり手詰まりとなっていたしまりんからエジプト・中国の交換の申し出を受ける。３軒ずつになる取り引きである。しかししまりんに反撃手段を与えることになるため、これを拒否。辛抱してインド株をため、機会を伺う。しまりんは仕方なくエジプトの株をためる。

　トップ争いまっただ中のしまりん、ライバルのスピーディのゾーン（東南アジア・インド）にはまる（８５７Ｇ）。ちょっと痛いか。しかししまりん、チャンス「７１」を引き、回復する。

　トップ争いに水を空けられた感のあるバジリコだが、インサイダーを仕掛け、ねーぽんの前にカベを作る。しかしねーぽんはこれをかわす。
　さらにバジリコ、ねーぽんに振り込むのを覚悟でインサイダーを仕掛ける。仕掛けた後は何とか回避する。

　試合も終わりに差し掛かった頃、しまりんがエジプトの店をようやく５倍買い。３軒目とする。トップ争いのために何とかインドを独占したいスピーディは、ついにインドの残りの店を５倍買いして独占。ここからどこまで伸びるか。
　ここでバジリコが順位アップのために最後の賭けに出る。しまりんと交換の交渉。バジリコがドイツ、しまりんがエジプトの独占になる交換である。お互いに順位を上げるためにはどうしても独占エリアが欲しい状況であり、交換が成立。

　バジリコと激しい３位争いをしているねーぽんだったが、ここでまたしまりんのショッピングセンターにダイブ。
　さらにしまりんは追い打ちをかけるように、ねーぽんの前を舗装。調子の悪い人はこういう状況に弱い、というのが「いたスト」というもので、ねーぽんは、しっかり１７０８Ｇの店にはまってしまう。

　トップ争いをしているスピーディは、ここに来てバジリコ（ドイツ）・ねーぽん（フランス）のゾーンにかかる。ここでねーぽんにはまる。スピーディは痛恨の１１１７Ｇの振り込み。そしてこれが３位争いにも大きく響くことになる。
　最後はしまりんが、３０００Ｇのインサイダーを２回行なう。これで勝負が決し、そのままゴール。
 

つかＣの感想・考察
　しまりんは、ポイントを押さえ、終始優位に戦いを進めていった。中〜終盤も、「弱者を狙え」の定説（ｂｙいんきょさん）通りの増資で買い物料を獲得。エリア乗り換えもスムーズにいき、申し分ない戦いだった。セオリー通りに進んだ分だけ、スピーディの粘りを振り切れたのだろう。
　スピーディは、最後の振り込みが痛かった。これに尽きるだろう。序盤に東南アジアを上げてもらったことを利用し、インサイダーも順調で、インドへの乗り換えもスムーズにいった。ここまでは良かったが、最後の詰めを誤った格好。勝てた試合だっただけに惜しかった。
　ねーぽんは、データだけ見たら３位なのが不思議なほどである。振り込み総額はダントツで多いし、株儲けも多くない。フランスを持っていたことによって、思っていたよりも資産が多くなった感じだろうか。サラリーの回数が多かったのかもしれない。あとは株配当など、データとして現われない現金をコツコツ稼いだ結果か。
　バジリコは、途中まで店がうまく揃わなかったのが直接の敗因。いただき最大もその分小さくなった。しかし最下位になってしまった原因は、ドイツを交換で独占してしまったことかもしれない。交換はしなければならなかった状況だろうが、もし交換していなければ、スピーディの最後の振り込みを受けることができ、３位になれたかもしれない。結果論ではあるが、交換によって首を絞めてしまったとも言えそうである。今さらだが、「いたスト」は難しい．．．