試合経過
　この試合は１周目から激しい展開になった。おーすみがチャンス「０３」を引く。これでマイダウンタウンを早々に３軒持つ。しかしこれだけに留まらず、スロットも３軒。銀行の左側を半独占する。
　そんなエリアにスピーディが４００Ｇ振り込む。序盤で４００Ｇの振り込みはきつい。
　さらにはしまりんがビッグジョーを税務署を含めて３軒持つ。銀行周りが早いうちに独占され、スピーディ、バジリコにはきつい展開になった。

１周終了時の総資産（概算）は
　　バジリコ　２４００Ｇ
　　しまりん　２４００Ｇ
　　おーすみ　３１００Ｇ
　スピーディ　１３００Ｇ
となった。やはり４００Ｇの振り込みが効いている。

　きつい戦いを強いられているバジリコだが、ドリームホテルを３軒揃える。これで巻き返すか。
　いきなりの振り込みで辛い戦いになったスピーディ、やはり資金繰りが辛く、チャンス「０４」で店売りに陥る。
　ここまでトップを走るおーすみ、チャンス「７７」を引く。トップの人がこのカードを引くとそのまま優勝することが多いが、今回はどうか。

３周終了時の総資産（概算）は
　　バジリコ　３６００Ｇ
　　しまりん　５３００Ｇ
　　おーすみ　６２００Ｇ
　スピーディ　１４００Ｇ
である。資金繰りが辛いスピーディ、やはりほとんど資産が増えていない。どこまで持ちこたえられるか。

　もはや破産回避を狙うしかない状況のスピーディだが、ここにきてついに連続振り込み。おーすみに６３０Ｇ、４００Ｇと振り込み、これで店売りになる。ここで総資産が１０００Ｇほどに落ちる。
　ここまで何とか対抗してきたしまりん、ルーレットを３軒持つ。これで銀行の右側２エリアを半独占した格好。これで伸びるかと思った瞬間、チャンス「１３」。反撃ムードがしぼむ。

　資産を回復させて何とか粘っているスピーディ、しまりんに７０２Ｇを振り込み、ふたたび資産が１０００Ｇほどに落ちる。
　ここまで３軒エリアを２つ持っているしまりんは、それぞれのエリアへ増資を終了する。手詰まりな状況になる。

　生き残るためには手段を選んでいられなくなってきたスピーディ、ここで店を自主競売に出す。これで残りの店はあと１軒。いよいよピンチ。
　手詰まりになっていたしまりん、５倍買いを仕掛け３軒エリアを作る。ここまで買い物料収入が多く、いつの間にか２位に立っていたバジリコがそこに「正義の５倍買い」。稼ぎ口を先に潰し、２位を死守する狙い。
　ここまでじりじりと追い詰められてきたスピーディだが、おーすみに７３５Ｇを振り込む。いよいよ耐えられなくなってきたか。そして総資産が１００Ｇ前後しかなくなり、目の前には資産よりも高い、おーすみの関所が。「死の宣告」を受けてはどうしようもなく、次のターンでチャンスカードを引けず破産して終了。ゲームデータとしては「破産させ」に入らないが、関所の持ち主であるおーすみに破産させポイントが入った。
 

つかＣの感想・考察
　おーすみは、早々に得た３軒エリア×２で非常に有利に進められた。買い物料収入も多く、さらには「７７」も引いたとなれば負ける方が不思議であろう。
　バジリコは、非常に目立たなかった戦いだったが、要所は押さえ、慎重な戦いを進め、いつの間にか２位に立っていた、という印象。特に買い物料収入が効果的に入った。ダイジェストには現われていないが、おーすみから４ケタの収入も得ていて、これが大きかった。
　しまりんは、序盤で揃えた３軒エリアを生かして中盤まで戦えたが、それ以上の手立てを打つのが遅れ、最後は後手後手に回った感がある。買い物料収支はほぼトントンだったが、この手立ての遅れが致命傷となったか。
　スピーディは、最初の振り込みが全て。初サラリー前で総資産が１０００Ｇちょっとしかない状況ではさすがにどうしようもないだろう。