試合経過
　注目のファーストダイス。こばんは「７」を出す。Ｂ３Ｆにワープするチャンスだったがあえてワープせずチャンスへ行く。そして引いたカードは「７３」。魔界の入り口の最高額の店を買う。幸先よいスタートを切った。
　そのこばんは、魔界の入り口の３軒目も手に入れる。これに真っ先に対抗したのは山崎。地下水の池の２軒目、３軒目を相次いで入手する。
　このマップで重要なファクターを占めるとも言える炎のカベは、なぜかGFじー、こばんともに１ターンで抜けて店が買えない。

　そんな中、GFじーが、動物園の増資とつららのかべの７１０Ｇの店（２軒目）の選択。ここでGFじーは動物園の増資を選ぶ。
　そしてこばんがこおりのがけの４５０Ｇの店を買う。このエリアを狙っていた山崎、戦意喪失する。そんな山崎、GFじーの動物園に止まる。

　しばらく戦いは進んで、こばんが増資。買い物料が６６５Ｇになる。ここにねーぽんがすぐに止まる。この辺りからねーぽんの戦いが辛くなってくる。

　山崎、３軒持っていた地下水の池に増資。これで総資産が４０００Ｇ→５９００Ｇになり、一時的ながらこばんを抜いてトップに立つ。
　トップを明け渡したこばんも黙っている訳にはいかない。サラリー増資を仕掛け総資産を５６００Ｇ→７７００Ｇに上げて再びトップに。これでＢ１Ｆはもう歩けなくなった。

　そんな中、悪魔の沼地の空き地争いが勃発。山崎が関所を５倍買い。そうしたら今度はこばんがヘリポートを５倍買いで対抗。結局こばんが悪魔の沼地を３軒目にして決着する。
　ここまであまり目立たなかったGFじーだが、動物園に３度目の増資をする。これで入園料が２０００Ｇに達する。これで逆転を狙う。

　比較的順調に戦ってきたこばん、チャンスカード。見事「１７」を引き、総資産が１１０００Ｇを突破。１歩抜け出ることができるか。

　買い物料収入がほとんど入らず、辛い戦いを強いられていたねーぽん。じりじり流動資産が不足してくる。そしてついに店売りに陥る。この結果、GFじーがつららのかべを３軒、ほのおのかべを４軒持つ。
　ここまでトップを争ってきた山崎にチャンスの恵みが。「７７」。これからトップを狙おうという時に非常に強い手助けを受ける。その後にこばんから６３０Ｇを直取りし、トップに立つ。

　そんな戦いの最後はちょっと意外な結末を迎えた。ねーぽんの総資産がわずか１０００Ｇちょっとまで落ち、７を出せば動物園に止まり、破産するという状況を迎える。最大出目が７であるこのマップでは、確率的に辛い状況だが、出た目は「３」。チャンスマスに止まって何とか逃れたと思いきや、引いたカードは「０８」。そして見事（？）「４」を出し、２６００ＧをGFじーに振り込み破産して終了。 GFじーは３位ながらも破産させポイントを獲得。順位を１つ上げたのと同じ格好になった。
 

つかＣの感想・考察
　山崎は、トップ争いを始めてからは慎重に戦い、最終的なトップを死守した形。慎重に戦った結果チャンス「７７」を引き、これが決め手になった。これがなかったらトップも怪しかったとも言えるだろう。早い時期から増資されたこばんの高い店にはまらなかったことも勝因。
　こばんは、チャンスカードを生かしトップ争いを演じたが決め手に欠け、追いつけなかった。空き地争いで獲得した悪魔の沼地を生かしきれなかったのがもったいなかった。私見だが、ヘリポートの５倍買いがなかったらどうだっただろうか。
　GFじーは、動物園が主戦力となった戦いであった。結果を見る限りは、動物園だけで３０００Ｇ以上、実に８割以上の買い物料を稼いでいる。これで上手く破産させることができたが、さすがに動物園だけで上位に食い込むことまではできなかった。ここまで伸びたのも善戦と言えそうである。
　ねーぽんは、やはり買い物料収入が少なすぎたのが敗因。記録を見る限りは店も揃わなかったようだし、株で儲けることもままならず、これでは勝てないだろう。