試合経過
　ファーストダイス。ねーぽん以外は店を買う。買えなかったねーぽんも最初のチャンスで「７６」を引く。全員が下に進む。GFじーが１１７Ｇ、８０Ｇ、１５９Ｇと連続で振り込む。

　まず店を揃えたのはいんきょ。スライムナイトを２軒。銀行に止まり、Ｕターンのチャンス。２、４で３軒目という所で「２」を出す。さすがに続けて２は出ず、独占には至らず。
　続いてしまりん。スライムを２軒揃え、２、３で３軒目というチャンス。ここで「３」を出す。ねーぽん、GFじーもそれぞれメタルスライム、はぐれメタルに２軒エリアを作る。
　さらにいんきょ。スライムつむりも２軒。さらには３軒目も入手する。１周目にして銀行周り２エリアが半独占される。いんきょに非常に有利に進む。スライムナイトはGFじーが、スライムつむりはねーぽんがブロックする。
　そんないんきょは、スライムつむりに先制攻撃。株儲けよりも買い物料を重視した増資で、サラリーをブロックする狙い。

　そんな中、しまりんはねーぽんと交換交渉をする。しかしねーぽんはこれを拒否。同じ交渉をさらに２回行なうが結果は変わらず。
　先制攻撃を仕掛けたいんきょ、スライムの店をブロックする。最高額の店をブロックし、しまりんはちょっと辛くなる。
　さて、大きなカベを作ったいんきょはサラリー。スライムつむりの株を７０ほどにし、増資。これでスライムつむりの増資が終了し、カベが完成。他の３人はサラリーが遅れがちになる。

　２周目終了時の総資産（概算）は
　　いんきょ　６４００Ｇ
　　しまりん　３１００Ｇ
　　ねーぽん　４１５０Ｇ
　　　GFじー　３９００Ｇ
　である。先制増資の分だけいんきょがリード。

　しばらく進んでねーぽん。バブルスライムを３軒獲得。さらには４、７でメタルスライム３軒目のチャンス。ここで７を出し３軒目。
　本州に店を揃えられないGFじーはホイミスライムへ。まず右目を２軒獲得。ついで左目に行き３、４、５軒目も相次いで手に入れる。ここが勝負エリアになりそうである。
　銀行周りのカベに悩まされ、サラリーがもらえないしまりんは、チャンス「０３」で銀行に飛びサラリー。スライムの株を１９８までためる。さらに次のターン、スライムナイトの店を５倍買いし、半独占を崩す。
　さらにしまりんの３連続増資。これで４０００Ｇ以上の儲け。トップに立つ。これでできた店にいんきょが５４２Ｇ、４２０Ｇの連続振り込み。
　ねーぽん、メタルスライムに増資。さらに「７１」も引く。トップを追撃。
　しまりん、チャンス「５９」。左目に移動。ここを５倍買いしてピンチを未然に防ぐ。

　さて、せっかくの５軒エリアを崩されたGFじーだが、ついに本州へ帰還。大体２０ターン前後の長期滞在になった。
　トップを明け渡したいんきょは、今度は「スライムレース場」に増資。２軒しか持っていないが、ここまでスライムナイトの株を２１０までためており、再びトップへ。そんなスライムナイトだったが、しまりんが２軒エリアを崩す５倍買いをする。さらにはGFじーが１０株売りを３連続で仕掛ける。徹底マークされて辛い戦いになる。

　３周目終了時の総資産（概算）は
　　いんきょ　１０６００Ｇ
　　しまりん　１０３５０Ｇ
　　ねーぽん　７２００Ｇ
　　　GFじー　６８００Ｇ
　である。２強２弱に分かれそうな感じではあるが、どうか。

　２軒エリアを崩されてしまったいんきょだったが、先ほど買われた店を再び買い戻す。さらにチャンス「５８」を引く。しかし現金不足で使うことができなかった。もったいないか。
　ホイミスライムを半独占しているGFじーは３連続増資。高級デパートを建てる。誰かが来るのをじっと待つ。
　スライム以外のエリアがどうしても手に入らないしまりんは、GFじーと交換交渉。メタルキングを手に入れようとするが拒否される。

　ねーぽんはメタルスライムに増資。しまりんのルートを「舗装」。しかししまりんはメタルスライムをブロックした上に回避。さらにねーぽんはバブルスライムも「舗装」。しかしこちらもかわす。
　かわされたねーぽんは左目にワープ。これを見たGFじーは左目に２連続カラ増資。一旦全ての株を手放していたが、捨て身の作戦に出る。しかし今回は逃げられてしまう。捨て身の作戦が上手く行かなかったGFじー、店を自主競売に出し、自分からホイミスライムに逃げる。

　スライムナイトだけが頼りになりつつあるいんきょ。何とか３軒目を買い戻す。さらにここに防衛増資する。
　なかなか自力で儲ける手段を見出せないしまりん、またまた交換交渉。結局これも拒否される。
　ねーぽんはサラリーのために危険を冒して突っ込んでくる。その時止まったスライムナイトを５倍買いしてまた崩す。一旦バブルスライムの株１００以上を全て手放す。
　再び増資チャンスが巡ってきたねーぽん、バブルスライムの株を再び買って増資。しまりんをはめる狙い。しまりんは何とかこれをかわしたが、ねーぽんに中規模の振り込み。ねーぽんがトップに立つ。バブルスライムはもう１回増資されて打ち止めになる。
　何とかピンチをかわしたと思われたしまりんだったが、左目にワープする。高級デパートが２軒ある。
　１ターン目のピンチは何とかかわしチャンスカード。「８３」。これによっていんきょが左目に飛び込んでくる。このチャンスの時にGFじーが究極の選択を迫られる。「休日か、１０３２Ｇか」。１０３２Ｇ払えば店売りだし、通常は休日に止まる所。なんとGFじーは１０３２Ｇを振り込む選択を取り、店売り。大チャンスを逃せないと考える。この行動が功を奏する。いんきょはまだ安い右目に逃れるが、しまりんが２８２１Ｇを振り込む。GFじーはこれで最下位を脱出。これで得た現金によって「占いパルプンテ」を増資。カードによる移動を狙う。
　しまりんは自主競売に出る。売ったのはメタルスライムの店。もちろんねーぽんが競り落とし、独占。

　独占エリアを作ったねーぽんだったが、ここでホイミスライムにワープする。脱出できるかどうかが注目されたが、１ターン目に３３８６Ｇを振り込んでしまう。しまりんは何とか回避してきたが、チャンス「５７」。増資されて間もない店に飛ばされ、１０４３Ｇを振り込む。
　大量の振り込みを受けたGFじーは、サラリーをもらって株を買う。これで僅差ながらもトップに立つ。見事な逆転劇である。

　さて、目玉地獄を味わっているしまりん、ねーぽんだが、しまりんが一足先に脱出。その後ホイミスライムの店を１つ自主競売に出す。GFじーが落とし、５軒目。残されたねーぽんはまた１６２０Ｇを振り込み、店売り。さらに再びしまりんが自主競売。これもGFじーが落としてついにホイミスライムを独占。グランドタワー以上の建物が一気に３つになる。

　さて、いんきょ。スライムナイトの店を５倍買いして３軒に戻す。その後「スライムレース場」を増資。ここまでスライムナイトの株を我慢して売らずに、まるまる２０３株を残していたのである。その後連続増資をして打ち止め。完全な手詰まりになる。

　なかなか脱出できないねーぽんは、左目に飛ぶ。２、４が出たら７０００Ｇ以上の振り込みで破産、という状況。しかしようやく３を出して帰還。地獄を脱出するが、ここまでのダメージが大きすぎた。
　トップに立っていたGFじーだったが、ここでいんきょに６６５Ｇ、９４５Ｇと連続で振り込む。これは痛い。いんきょがトップに立つ。
　そのいんきょは、ちょっとずつ稼ぎ、ついに２００００Ｇを突破。誰も落とすことはできず、そのままいんきょが優勝した。
 

つかＣの感想・考察
　いんきょは、１周目に銀行周り２エリアを半独占し、その有利さが最後まで生きた感じ。増資が少し早すぎる印象を持ったが、そのおかげで他の３人のサラリーが遅れたのも事実。しかし直接の勝因は、１軒まで崩されたスライムナイトの株を売らずに持っていたことだろう。普通は１軒（しかも最大増資し終えた所）にされた時点で売ってしまうものである。
　GFじーは、まさに一発逆転狙いの作戦がはまった。飛び地の恐怖が如実に現われた格好である。ポイントはもちろん、「休日と１０００Ｇ振り込み」の選択。ここで１０００Ｇ振り込みを取るなんてすごすぎ。しかもこれが成功するのだからたまらない。これが失敗していたら破産は免れなかったと思う。参りました。
　しまりんは、スライム以外のエリアを最後まで手に入れられなかった。辛かったが、株儲けが多かった分だけねーぽんよりも上にいった感じ。何回も試みた取り引きだが、どれも明らかにしまりん有利で、さすがに引っ掛かってくれなかった。
　ねーぽんは、２エリアを持ち、展開は有利に進むかと思われたが、いかんせん振り込みが多すぎた。目玉で５０００Ｇ以上を振り込んでいるし、その前までも細かい（しかしまとまった額の）振り込みが多かった。株の買い方も一貫性がなかったようにも見えた。