試合経過
　ファーストダイス。バジリコは雪の回廊にヘリポートを、スピーディはＢ３Ｆにワープ。ワープしたスピーディは税務署を含む２軒を買い、１周して帰る。
　おーすみは、チャンス「１７」を引く。その後Ｂ３Ｆにワープし、宿屋を建てて帰還。もう少し買いたかったところか。
　バジリコは戦士の墓場を２軒持つ。その後サラリーをもらい、雪の回廊も２軒にする。
さらにスピーディは悪魔の沼地に関所を含む２軒。そしてスロットで増資チャンスを当てると炎のカベの店に増資する。
　おーすみはサラリーをもらうとそれを炎のカベの株に変える。その後魔界の入り口を２軒入手。
唯一１周目に２軒エリアを作れなかったともみは、雪の回廊にサラリー増資。防衛も兼ねる。しばらくして戦士の墓場を２軒揃える。

　序盤から調子がよいスピーディは、吹雪のほこらに動物園を含めた２軒を獲得。その後Ｂ３Ｆにワープし、「輝きの宝石屋」を買い、３軒目。ほぼ同じ時期にバジリコ・おーすみがワープしてくる。おーすみは炎のカベをもう１軒押さえ、２６４Ｇを振り込んだものの早めに帰還。しかしバジリコは滞在が長くなり、２８０Ｇ、１９２Ｇと連続で振り込んでしまう。
　スピーディはこんなバジリコをさらにピンチに追い込む。スピーディのチャンスカード。チャンス並びを１つ空けて引いたカードは「７８」。これで炎のカベを４軒にする。さらに９００Ｇの増資をかける。
　大ピンチに追い込まれたバジリコは、３６３Ｇを振り込み、ついに店売り。戦士の墓場の店を売った。ともみは流動資産が足らずに買えなかったが、結局おーすみが落とす。元本は１４０Ｇだったが落札額は８６０Ｇ。ちょっと無理し過ぎか？　バジリコはさらにピンチが続いたが、何とか帰還に成功。

　帰還後にサラリーをもらったおーすみは、炎のカベを再び相乗り。さらに防衛増資する。
　Ｂ２Ｆに帰還したバジリコだったが、ともみに１９５Ｇを振り込み虫の息。しかしヘリポートに止まり、サラリーをもらう。次のターンに再びヘリポートに止まり、雪の回廊を３軒獲得。挽回なるか？

　買い物料収入が多く、ずいぶん楽な戦いをしているスピーディは、吹雪のほこらも３軒獲得する。もう止められない。
　そして誘われるようにともみ・おーすみが相次いでＢ３Ｆへ。おーすみは１ターンで帰還できたが、ともみは６２７Ｇ、３６３Ｇと連続振り込み。結果的にこれが２位・３位を分けたポイントであった。
　さらにはバジリコが再びＢ３Ｆへ。この時の資産は２７００Ｇほど。まさかこれで「帰らぬ人（笑）」となるとは思いもしなかっただろう。

　バジリコは６２７Ｇ→スピーディ、１０８Ｇ＋６０Ｇ（宿屋）→おーすみ、３６３Ｇ→スピーディと３連続振り込み。これで資産が１４００Ｇ辺りまで落ちる。そこへ追い打ちをかけるようにスピーディの増資。買い物料が１３１８Ｇになる。少ししてここにバジリコが止まり破産。時間にして４０分、わずか３０ターン前後で試合が決着した。通常ならまだ中盤戦、さあこれから、というところである。全員の対戦データ（いただき回数や、株儲けなど）の数値の小ささが決着の早さを物語っている。短い方がチェックは楽だけど、短すぎるのもダイジェストにするのが辛いです（笑）。
 

つかＣの感想・考察
　スピーディは、勝手にどんどん買い物料が入ってきて、あれよあれよという間に勝ったという印象を受けた。特別飛び抜けたことは何もしなかったのに、勝手に楽な展開になってくれた。あえてポイントを挙げるなら、チャンス「７８」を引いた所（私には操作ミスに見えた）だろうか。他の３人の店が揃うのが比較的遅かったのも楽な展開に拍車をかけたか。
　おーすみは、この時点での平均的な展開（資産・店の分布）だったと思うので、ポイントが見当たらない。特別何をした、という訳でもない。強いて挙げれば、Ｂ３Ｆで買い物料を大きく振り込まなかったことが大きかった、ということだろうか。落札額８６０Ｇの競売をもう少し抑えればもうちょっと楽ができたか。結局、炎のカベの相乗り株はあまり効果がなかった。
　ともみは、おーすみとは逆に、最後の方での１０００Ｇ近くの振り込みが響いた形。１軒のエリアにサラリー増資をかけてコツコツ稼いでいった分がこれで全て持っていかれた格好である。あの後にサラリーをもらったが、追い抜くまでには至らなかった。
　バジリコは、まさにあっという間に破産させられた感じ。これは事故としか言い様がなく、敗着を探すのも難しい。Ｂ３Ｆだけで振り込みが３４００Ｇちょっとになった。実に９割近くをＢ３Ｆで振り込んでいる。ハッキリ言って手の打ちようがない展開であった。これではさすがの強者もどうすることもできなかった。