試合経過
　ファーストダイスは、石神井が４で左下、Fufufuが６でキャンバスロード、うりれろも６でスタジアムロード、GFじーは１でセントラルスペースへ。Fufufu・うりが続いて２軒目を、GFじーはチャンス「１００」をゲット。石神井はチャンス「２２」で４００Ｇの売却益を得る。

　同時に外周にワープしたFufufu・石神井。石神井はチャンス「０６」を引くが外周にとどまる。しかし空き地はゲットできずにマークを揃えて帰還。Fufufuはマーク３つで帰らされ、遠回りを余儀無くされる。
　石神井は帰還後、ダウンタウンを２軒。しかしFufufuはチャンス「７３」でキャンバスロードをフリー３軒にして対抗。石神井はまだルート変更チャンスがありセーフ。

　外周にワープ後、しばらくとどまっていたGFじーは工業ブロックを２軒にすると、チャンス「３３」で８４０Ｇの売却益を得る。その後に石神井がサラリー１番手。うりれろはキャンバスロードをブロックするチャンスがあったが、資金難から断念。ブロックされなかったFufufu、サラリー後の石神井は外周へ。

　うりれろがサラリー目前というところでFufufuがチャンス「１０８」で外周に召喚。しかしうりれろはチャンス「０３」。サラリーと空き地の２択で空き地を選択。農場ブロックに宿屋を建てる。GFじー・うりれろは次のターンに帰還。
　うりれろよりも先に帰還したGFじーがサラリー２番手。石神井はなかなか帰還できないが、チャンス「６２」で４００Ｇ弱の収入。やはり帰還できないFufufuは工業ブロックの空き地に税務署を建てる。税務署を建てられたGFじーはスロットで得た増資チャンスを使って、工業ブロックに軽いインサイダー。
　うりれろがサラリー３番手。直後にガバメントエリアを２軒。Fufufu・石神井が相次いで帰還。うりれろが自ら外周にワープしたところでGFじーが石神井に取り引きを提案。これが成立し、GFじーが工業ブロックを３軒、石神井がダウンタウンを３軒＋１００Ｇとなる。
　Fufufuがキャンバスロード自力独占とサラリーの選択。資金難からサラリーを取る。１周目終了。

　ワープしたうりれろは「コスモポートソユーズ」を狙うには資金不足。そこで石神井にダウンタウンの店を譲渡する取り引きを提案。石神井は約５倍の１０００Ｇで承諾し、ダウンタウンが独占になる。
　２度の取り引きで独占エリアを手に入れた石神井がサラリー。その直後、サラリー直後のFufufuがチャンス「７５」。これでキャンバスロードの空き店を購入し、こちらも独占となる。しかし店を譲渡した側のうりれろは「コスモポートソユーズ」を通り過ぎ、GFじーの増資済みの店に引っ掛かる。４６５Ｇの振り込み。いただいたGFじーはアップタウンを２軒にし、振り込んだうりれろは帰還。

　GFじーは資金に余裕はあったものの、完全に浮いていた店を自主競売。これが実り、アップタウンを３軒にする事に成功。ワープしていたFufufuも自主競売を行ない、落札したうりれろが農場ブロックを２軒にし、うりれろがサラリー。次のターンにワープ。
　石神井もワープしたところでFufufuが帰還。しかしまたもマークは３つ。この後ワープが多く、結局外周には誰も残らず。

　GFじーがどこでもカードを使ってサラリー。うりれろはマークを揃えたところでチャンス「７０」を引く。対抗してGFじーはチャンス「７７」。
　Fufufuはマークを揃えたがワープ。それを狙ってGFじーが工業ブロックに増資。しかしFufufuは回避に成功し帰還。石神井はサラリー。
　まだ自分のエリアがないうりれろはチャンス「８６」で石神井への相乗りを強化。１２０株の石神井とほぼ同株数になるが、石神井に３６０Ｇを振り込む。
　Fufufuがサラリー直前にプレイデータを確認すると、うりれろ１人だけが−７００Ｇと大幅振り越し。しかし石神井よりも店は多く、そのためか２位にいる。株儲けが多いGFじーがトップ。
　Fufufuがサラリーをもらって２周目終了。資産状況は

　　石神井　５３００Ｇ
　　Fufufu　３８６２Ｇ
　うりれろ　５７６５Ｇ
　　GFじー　６７９４Ｇ

　となっている。

　ワープしたうりれろは「コスモポートソユーズ」の１歩前に止まりチャンス「８５」を引く。しかし使わず。GFじーはチャンス「２８」でマハラジャを召喚。マハラジャのファーストダイスは２で下へ。
　石神井はチャンス「９３」を引く。これでダメージを受けるのは少額振り込みの自分のみで、得をしたのがうりれろ・GFじー。うりれろは難無く「コスモポートソユーズ」をゲットし、農場ブロックを３軒。GFじーは増資チャンスを確定し、工業ブロックに増資。しかしVIP待遇（笑）のマハラジャに交通渋滞は効かず、４を出してFufufuに７５５Ｇを振り込む。

　マハラジャに振り込んでもらったFufufuは更にチャンス「７４」で５２０Ｇの利益を得る。これに対抗し、GFじーがチャンス「５８」。ここでGFじーは思い切った策を取る。ワープ先はFufufuの税務署。７３３Ｇを敢えて振り込み５倍買い。これで工業ブロックを独占し、デパートが高級デパートになる。Fufufuは２ターンで＋２０００Ｇとなって６５００Ｇ。全体に僅差ながらFufufuがトップに立ち、GFじーは最下位に転落。
　独占＋３軒になった外周へマハラジャがワープ。うりれろはピンチが広がったが帰還成功。GFじーはマハラジャに期待するがマハラジャは７。うりれろに４０５Ｇを振り込んで帰っていく。

　セントラルスペースを３軒にした石神井はダウンタウンから乗り換え。しかしうりれろはサラリー。農場ブロックにサラリー増資を行なって９０００Ｇに迫る。GFじーはピンチになるが、税務署で自己増殖し帰還。

　うりれろはスロットでワープを獲得。ダイヤにワープし下ルートを終了。チャンス「６３」でアップタウンがアップ。
　Fufufuがワープしたところでうりれろに増資チャンス。工業ブロックに増資し１００００Ｇに迫る。しかしFufufuは回避に成功し、カウンター増資。GFじーもサラリー。次のターンに増資チャンスになるが、ルートの都合上見送り。
　Fufufuは増資したが帰還できずにピンチが続く。宿屋に止まったが５倍買いはせず。そこにうりれろ・GFじーがワープ。石神井はサラリー。サラリー増資をセントラルスペースに行なってトップ戦線に殴り込み。

　この次のターンにうりれろ・GFじー・Fufufuの３人が相次いで帰還。しかし石神井が代わりにワープ。ここを狙い、うりれろは農場ブロックに最後の増資。１１０００Ｇを突破。石神井は１ターン回避するが、次のターンにうりれろに６４７Ｇを振り込む。
　１２０００Ｇでトップにいるうりれろだが、自分のエリアは終わってしまった。GFじーのアップタウンに相乗りし、その直後にGFじーが増資。更に石神井はGFじーにも４５５Ｇを振り込む。そしてFufufuがサラリーをもらって３周目終了。資産は

　　石神井　８１５９Ｇ
　　Fufufu　８０３９Ｇ
　うりれろ　１３７４３Ｇ
　　GFじー　１１５４７Ｇ

　となっている。

　うりれろは石神井のセントラルスペースに防御５倍買いを放つと、スタジアムロードの３軒目をゲット。GFじーは連続増資し、更に石神井から１１２０Ｇをいただく。思わぬ滞在となった上にエリアをつぶされた石神井はやっと帰還成功。しかしFufufuに３連続増資されて最下位転落。
　うりれろはなおも相乗り策を取り、ワープ。石神井はサラリーで仕方なくダウンタウンにする。GFじーはサラリーでうりれろを抜く。

　FufufuはGFじーに相乗り。相乗りされたGFじーはチャンス「１９」でうりれろを待ち構えるが、うりれろは踏み止まる。そこでGFじーは増資してグランドタワーを建てる。しかしこれも回避される。回避したうりれろはチャンス「８４」を引くが、落下地点は関係ない店だった。石神井のチャンス「４２」も関係ないエリアに当たる。
　GFじーはなおも増資してゆき１７０００Ｇを突破。しかしうりれろは振り込まずに帰還。

　Fufufuがサラリー。スタジアムロードに先乗り。先乗りされたうりれろはサラリーをもらい、スタジアムロードの株を買う。完全に置いていかれている石神井はチャンス「１３」を引くと、GFじーに５６０Ｇを振り込む。トップ争いのうりれろはチャンス「７１」を引き、トップの２人の差は３０Ｇ。

　うりれろはスタジアムロードの株を１９８株に増やす。石神井も自分のエリアを伸ばすのに必死。しかし増資の先手はうりれろだった。これで２１０００Ｇを突破し、銀行まではあと１０マス。
　石神井も連続増資し、１３０００Ｇを突破。しかしうりれろには相乗り株があり、うりれろは２２０００Ｇを突破。

　うりれろは銀行までのルートの中で難関はワープのみ。しかしこれを突破できずにワープ。GFじーはここぞとばかりに増資し１９０００Ｇを突破。ラストエンペラーができる。
　うりれろはラストエンペラーまで９マスの大ピンチ。帰還しないと命が危ういが、２で帰還できずチャンスカード。いよいよピンチが本格化し、もう一度進まされる。目は７。ラストエンペラー直撃．．．　しかし買い物料は０だった。先ほど引いた進行カードはチャンス「５５」だったのだ。GFじーは５８９０Ｇを失い大ショック。
　思わぬ救いがあったが、まだ帰還できていない事には変わりがないうりれろ。しかしまたもチャンスの神が味方する。振り込みを回避し、止まったマスで引いたカードはなんとチャンス「０５」。これで銀行１歩下に帰りだめ押しの増資。
　そして次のターンに最後の１歩を進み優勝した。
　試合時間は１１０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　中盤までは一進一退の展開となったこの試合は、終盤で決定的な差が出た。
　石神井が先手をとって独占エリアを作ったが、相乗りがきつかった。まさに「出た杭」だった。これでは増資し切れないのも無理はない。サラリーはそこそこ順調だったが、チャンス運に恵まれなかったか。同じく「受け」の展開を強いられたFufufuは店の絶対数が不足していた。しかし振り込みが多くならなかった事、一度に大金が手に入る展開だった事が石神井との差だった。１０ターン徐々に１００Ｇ入るのと１０ターン目に１０００Ｇが一度に入るのでは、やはり後者が少し上か。
　対するうりれろはエリアを作るのは遅れたが、譲渡取り引きの１０００Ｇやチャンス７０などで資金は余裕があり、店は満遍なくあった。その上で石橋を叩くかのような相乗り戦略を取りエリアを温存。そのおかげで増資額は必要額ほぼぴったりだった。最後にワープで「魅せる」のはさすがの余裕なのか？　あれで間違ったら最下位もあったが．．．
　この「魅せ」に負けた格好のGFじー。チャンス５８でワープして税務署を５倍買いに行く策は、一歩間違えばかなり無謀な策で終わってしまうがほぼ成功させた。強さの一端が垣間見えるだろう。しかし最後にチャンスカードに泣かされた。あれは不憫で仕方がない。詰めの甘さといってしまえばそれまでだが、どちらかというと「芸風」（笑）？　それは嫌な芸風だなぁ．．．