このカードゲームでは通常ルールの他、「Expantion」ルール・「Another」も用意します。カード内容以外にも、通常ルールも少し変更になります。
　なお、新たにExpansion ver.カードが増えた場合もAnotherルールを適用し、初期手札数・ポイントを決めます。
 

Expantionルールとは？
　通常のBasic ver.カード構成に、新たに用意されているExpantion ver.カードを加え、枚数を増やしてプレイするルールの事です。
　Expantion ver.カードはBasic ver.カードと違ったものが用意されています（Numberカードには一部重複あり）。このカード群をBasic ver.に全て加えます。よりトリッキーなカードが多くなります。
 

Expantion特別ルール
　Expantion特別ルールは、通常ルールと変わる点がいくつかあります。
　Expantionルールの場合、初期ポイントを５００→７００ポイントにします。また、初期手札枚数も７枚→９枚になります。
　ポイント選択ルール５の「０ポイント特加」のポイントは２５０→３５０ポイントになります。
　選択ルールとして、次のルールを決めます。

１　Curseカードの反射ターゲットに自分を指定
　Ａできない　　Ｂできる

２　Stop Actionカードのターゲットに自分を指定
　Ａできない　　Ｂできる
 

Anotherルールとは？
　Basic ver.カードとExpantion ver.カードの全てから、自分達で使いたいカードを選んで初期山札（＝デッキ）とし、その構成でプレイするルールの事です。
　自分達で使いたいカードを選べるので、バランスをある程度自由に調整できます。Expansionルールも広義的にはAnotherルールです。Anotherルールを使えばKing's CourtやBNCの構成を再現できます（ルールやポイントは違っていますが、無理矢理変更する手もあるでしょう）。
 

Anotherルールデッキについて
　最低限のバランス設定として、デッキの構成には、いくつかの制限をかけます。

　１色が各色タイプのカードは４色を１組として加える。
　　Directカードは「赤＆緑、青＆黄」、「緑＆青、黄＆赤」を１組として扱う。
　２全てのカードは、「最小デッキ」と同数か、上回るように加える。
　３Numberカードの比率はデッキの５０％以上、通常の公式ルールで上がれるカードの枚数は
　　７０％以上になるようにする。

　「最小デッキ」は一番下にあります。プレイ人数によって一部内容が違ってきます。
 

Anotherルール時の取り決め
　Another特別ルール初期手札数・リミットルール時の初期ポイント・プレイ可能人数はデッキの枚数によって決定します。

　　　初期手札数＝（デッキ枚数／３０＋３）（小数点切り上げ）
　　初期ポイント＝（初期手札数−２）×１００
　最小プレイ可能人数＝常に２人
　最大プレイ可能人数＝基本的に、全員に初期手札数だけ配り終えた時、山札が半分以上残る人数
　プレイ可能人数は具体的に、デッキ枚数が

　　１２０以上　　の時　　２〜８人
　　　９０〜１１９の時　　２〜７人
　　　６０〜８９　の時　　２〜６人

　また、ポイント選択ルール５の「０ポイント特加」のポイントは２５０→（初期ポイント／２）ポイントにします。
 

最小デッキ
　Anotherルールの最小デッキは以下の通りとします。表に載っていないカードは加えなくても良いカードです。Reverseカード・Shotカードは２人プレイのためのデッキに限り加えなくても良いカードになります。
　この最小デッキの場合、初期ポイントは４００ポイント（２人最小の場合は３００ポイント）、手札枚数は６枚（２人最小の場合は５枚）になります。

※２人プレイ用の最小デッキは、Shot・Reverseを抜いても良い。両方抜いた時の枚数はActionカードが４８→４０枚、総合計が６８→６０枚になる。３人以上でプレイする場合、この２つのカードは両方入っていなくてはならない。

　最小デッキのNumberカード比率および通常ルールで上がれるカードの比率
※通常ルールで上がれるカードの属性は、Number、各色タイプのAction（Direct含む。Escort以外）。

　２人最小：Numberは36/60＝60.0%、上がれるカードは44/60＝73.3%
　３人〜最小：Numberは36/68＝52.9%、上がれるカードは52/68＝76.5%