座標管理法を使う時の、アプリケーション内のマップデータ形式を解説します。

マップデータの基本形
　マップデータは、このような形が基本となります。

　　0,0,0,0,0,0,0...
　　0,0,0,0,0,0,0...
　　0,0,0,0,0,0,0...
　　0,0,0,0,0,0,0...
　　0,0,0,0,0,0,0...

　マップの横幅の数だけ数字が並び、間をカンマで区切ります。また、マップの縦幅の数だけ行があります。文（あるカンマから次のカンマまで）がｘ座標、行がｙ座標に対応します。例えば、座標が（5:3）であるマスのデータは「３行目の５文目」に入ります。この基本形に数値などを入れる事でデータを管理します。入る数値などは、データによって異なります。それをこれから解説します。

マップのマスデータ
　そのマスが何かを表わすものです。入れるデータを列挙します。

0　空白地（マスがない）
1　銀行
2　チャンス（マークなし）
3　チャンス（スペード）
4　チャンス（ハート）
5　チャンス（ダイヤ）
6　チャンス（クラブ）
7　ラッキー
8　カジノ
9　休日
10　証券取引所
11　ワープ
12　サイコロ屋
13　下り階段
14　上り階段
100　空き店
101〜104　プレイヤー１〜４の持ち店
200　空き地
210　関所（持ち主なし）
211〜214　プレイヤー１〜４の関所
220　宿屋（持ち主なし）
221〜224　プレイヤー１〜４の宿屋
230　ヘリポート（持ち主なし）
231〜234　プレイヤー１〜４のヘリポート
240　税務署（持ち主なし）
241〜244　プレイヤー１〜４の税務署
250　動物園（持ち主なし）
251〜254　プレイヤー１〜４の動物園
260　空き地の露店（持ち主なし）
261〜264　プレイヤー１〜４の空き地の露店
270　空き地の仮設店舗（持ち主なし）
271〜274　プレイヤー１〜４の空き地の仮設店舗
280　空き地の商店（持ち主なし）
281〜284　プレイヤー１〜４の空き地の商店
290　空き地のコンビニ（持ち主なし）
291〜294　プレイヤー１〜４の空き地のコンビニ

　お店の持ち主もこれで管理します。空き地の建物で、「持ち主なし」となっているものは、強制競売の時に一時的に使うことがあるかも知れません。

お店の元本
　お店でないマスは「0」を、お店であるマスにはそのお店の元本を入れます。空き地、特殊建物の場合は「200」を入れます。

お店の元買い物料
　お店でないマスは「0」を、お店であるマスにはそのお店の元買い物料を入れます。空き地、宿屋以外の特殊建物の場合は「0」を入れます。動物園の場合は「100」を入れ、ずっと変えません。宿屋は、通過するたびに元買い物料を10ずつ増やしてゆきます。

お店に増資された額
　初期値は全て「0」で、増資されるたびに金額を足してゆきます。もちろん、お店でないマスはずっと0のままです。動物園の場合は、１回増資されるたびに100ずつ足されます。