試合経過
　ファーストダイスは、てくてくが２で右のラダトームへ、山崎が８で聖なるほこらへ、石神井が４でロトの洞窟へ、ひげなかも２で左のラダトームへ進む。山崎は続いて一等地もゲットして２軒とすると、逆から通ってきたてくてくから早速１８６Ｇをいただく。
　続いての２軒エリアも山崎が作る。対岸のリムルダールも揃えると、更にフリー３軒にする事にも成功。スタートダッシュを見せる。

　次に揃えたのは石神井。もう一度スペードを通り、ロトの洞窟とガライをそれぞれ２軒揃える。しかし山崎はチャンス「０７」も引く。
　続いてひげなかがラダトームを２軒にすると、チャンス「１７」もゲットする。てくてくもガライの一等地を押さえ、２軒にする。

　初サラリーは山崎が１番手。その次のひげなかがチャンス「８３」でバシルーラを発動。サラリー直前だったてくてくがメルキドまで飛ばされる。サラリーを当てにしてギリギリまで店を買っていたが、自主競売をせずに粘る。しかし島に飛ばされる。
　ひげなかが２番手でサラリー。山崎はチャンス「１３」を引いてしまい、チャンス「０７」が帳消しに。
　石神井はバシルーラの影響が比較的小さく、３番手でサラリー。その直後、チャンス「４７」を引いて仮設店舗が露店にダウン。全員がほぼ均等に１００〜２００Ｇのダメージ。

　自主競売タイミングを１ターンずらして失敗したてくてくは島を狙い、自主競売でラダトームを出す。ここはひげなかが＋１９３Ｇ（いたスト２では１０Ｇ以下の半端は切り上げられて競売が始まる）で落札して３軒にする。てくてくはドムドーラも出し、こちらは＋４７Ｇで山崎が落札して２軒。てくてくはその甲斐あって「竜王の城」をゲット。
　てくてくは更に自主競売。ここは石神井が＋１１０Ｇで落札して雨のほこらを２軒。続いてマイラも出し、やはり石神井が＋４０Ｇで落札して２軒。てくてくは狙いが成功して２軒・フリー３軒と立て続けにゲットにする。
　てくてくは４軒目も狙い、死の砂漠を自主競売。ここは山崎が＋２Ｇで落札して２軒。しかし狙いはそうそううまくいくはずもなく帰還する。てくてくから譲り受けた格好の山崎はチャンスをものにし、死の砂漠をフリー３軒にする。

　てくてくは更に石神井が手を出せない事を確認してガライの一等地を自主競売に出す（スルー）。その次のターンにサラリーをもらって１周目終了。

　２周目の初っ端に山崎がチャンス「７０」。４分の３周を終えたところで微妙な位置。
　ここでひげなかがラッキーパネルに入る。しかし４人ともマイナスカードを嫌い逃げ回る。そんな中、石神井がどこでもカードをゲット。

　てくてくは９９株を購入済みの竜王の島に増資するチャンス。先に「竜王の島」を育てる選択。デパートが建ち、一気にチャンス「８５」が地雷となる。
　そんな恐怖の島に山崎がまず引きずり込まれる。ひげなかはリムルダールのブロックに成功し、石神井は資金不足でガライを買えなかったものの、ドムドーラを２軒。

　てくてくは更に増資チャンス。次は「暗闇の回廊」に防衛増資。追い打ちを免れた山崎は帰還できないものの、小さい振り込みで済ませる。
　が、てくてくは強烈な追い打ちをかける。自ら島にワープ。しかし山崎はラッキーカードで対抗。チャンス「０５」で切り抜ける。リムルダールは２手遅く押さえられてしまっていたが、そんな贅沢は言えない。これで見事死の砂漠を独占したのだから。石神井は１手遅くブロックに失敗。
　客を逃したてくてくだが、そんな事は関係ない。１ターン目に店を購入し、フリー４軒。石神井はサラリーをもらったが、てくてくはなんとリーチ一発で残りの店に止まり、竜王の島を独占。「竜王の城」は早くもグランドタワーになる。大収穫で次のターンに帰還。

　ワープで帰還した山崎だったが、マークを取るためにまたもワープマスがある方向へ。ひげなかはサラリー。山崎は結局ワープマスを１マスの差で回避。
　サラリー後の石神井はガライの一等地に止まる。３軒目のチャンスだったが、ここは購入見送り。

　少し進み、山崎がチャンス「７１」をゲット。しかしひげなかがラダトームに増資。横一線から１歩抜け出す。山崎も対抗して連続増資をリムルダールに行なう。ひげなかはこれを回避してラダトームにカウンター増資。
　てくてくがサラリー。そのままガライ一等地を買い戻す。石神井も雨のほこらを３軒にしてサラリー。山崎もサラリー１歩前だったが、てくてくの列を埋めて引いたカードは何とチャンス「８６」。「暗闇の回廊」に飛ばされて５０４Ｇの振り込み。てくてくはこのターンの前に山崎に２４６Ｇを振り込んでおり、「先払い」になったのか？　ひげなかもサラリー。

　山崎はいきなり破産のピンチになってしまう。何とか出たいところだが、２歩前にはグランドタワーがある。慎重に振ったサイコロは．．．　「２」。いきなり城が牙を剥く。一発目の「運命」が流れ、３４１７Ｇの振り込み。当然、２１００Ｇも足りずに店売りとなる。リムルダールの増資済みの店２軒と聖なるほこら一等地、ドムドーラを売りに出し、聖なるほこら一等地をひげなかが、残りをてくてくが落札。

　山崎はいよいよ「破産」の２文字が迫る。まず、聖なるほこらのもう１軒を自主競売に出し、ここを＋４３６Ｇでてくてくが落札。当座の資金を作ってから挑んだサイコロは、無事に「１」だった。帰還成功。ひげなかはこの後にラダトームに増資を行ない、増資完了。
　山崎は更にドムドーラを自主競売に出し、ひげなかが＋７Ｇで落札。その後に目の前のショッピングセンターを回避し、無事にサラリー。激動の２周目が終了。

　増資が終わったひげなかはメルキドの山崎の店を５倍買い。一等地を含む２軒とする。てくてくはラダトームに弾かれて雨のほこらに進み、石神井の店を防御５倍買い。対する石神井はドムドーラのてくてくの店を５倍買いして３軒にすると、更にチャンス「７９」。これで先ほどてくてくに買われた雨の洞窟を買い戻して３軒に復帰。

　やっと落ち着いたと思われた山崎だが、ここでまたも島にワープしてしまう。石神井はここでラダトームを「とびーり競売」。思惑通り値が跳ね上がり、ひげなかが＋７００Ｇで落札して独占となる。
　競り合ったてくてくは、山崎を殺しにかかるため、「竜王の城」一点集中増資を選択。早速ラストエンペラーになる。山崎は相乗り株があったが、ほとんど意味をなさなくなる。しかし１ターン目は無事回避。殺し損なったてくてくはひげなかに聖なるほこら一等地を増資され、一発で捕まる。５１７Ｇの振り込み。
　２ターン目の山崎。打つ手がないのでそのままサイコロを振るが、脱出できない。５０４Ｇの振り込み。てくてくは更にチャンス「６１」で先ほどの振り込みを穴埋め。
　山崎は次のターン、何とか脱出に成功する。脱出されたてくてくはサラリーをもらうと、そのままラダトームを防御５倍買い。買われたひげなかはメルキドを手に入れようと、石神井に取り引きを提案するが、石神井は断る。仕方なくサラリー。

　メルキドを伸ばそうとしたひげなかだが、てくてくに相乗りされる。しかしチャンス「１８」を引き、聖なるほこら一等地を売却。１３００Ｇ強の利益を得る。てくてくはひげなかが伸ばしていたチャンスカード（＝次に引く予定のカード）をブロック。するとチャンス「８５」。切り札を自分で引いてしまう痛いミス。悔し紛れに増資する。
　これでしばらくチャンスカードが恐くなくなった３人。文字どおり命拾いのひげなかはチャンス「３３」をゲット。買われてしまって使い道が薄くなったラダトームを崩し、２２００Ｇほどの利益を得る。てくてくは一段落がついた「竜王の城」を休め、周りを増資し出す。

　石神井はてくてくに取り引きを提案するが、てくてくは拒否。石神井はそのままサラリーをもらい、次のターンに雨のほこらに増資。まだ店の売却益が残っているひげなかはここでてくてくのメルキドの店を５倍買い。３軒にするが、この店を石神井がすかさず５倍買いで崩す。
　そんな間にもてくてくは着々と増資。デパートが立ち並び、竜王の島に逃げ道がなくなる。そして山崎がサラリー。３周目終了。資産は

　てくてく　１５８５８Ｇ
　　　山崎　７３１６Ｇ
　　石神井　１２２９８Ｇ
　ひげなか　１６３０４Ｇ

　となった。

　先ほどメルキドを５倍買いで崩した石神井は、その後ドムドーラにも５倍買いを仕掛けて４軒。買われたひげなかは山崎の死の砂漠を５倍買いで崩す。そんな間にもてくてくは増資をくり返し、ついに「竜王の島」の買い物料がカウンターオーバー。
　そんな竜王の島でもワープしなければただの島なのだが、ついに山崎に牙が剥く。島の内訳はスーパー１軒、高級デパート手前の店３軒、見た目だけは（笑）６０００Ｇのラストエンペラーが１軒。

　ひげなかはラダトームを５倍買いして３軒に復帰させる。買われたてくてくはチャンス「７６」をゲット。
　またも破産のピンチの山崎。とはいえ、ラストエンペラー以外はすぐに危険になるレベルではない。しかし帰るに越した事はないのだが、帰れなかった。１７８０Ｇの振り込み。
　いただいたてくてくはここでチャンス「７４」を引く。現在の資産なら、「竜王の城」を売り払えば多分目標突破なのだが、ギリギリでしかないし、それでは非常につまらない（爆）のでそれはできない。

　破産のピンチが続く山崎は今回も脱出できない。また１７８０Ｇの振り込み。てくてくは２１０００Ｇを突破。ひげなかも対抗してメルキドに増資し、１８０００Ｇを突破。
　滞在３日目（笑）の山崎。今回はチャンスカード巡りだった。チャンス「５１」はすでに出ているので一安心。しかしそんな間にもてくてくは増資。ついに「竜王の島」の買い物料カウンターが２周。
　山崎は４日目もチャンスカードだった。そしててくてくが「竜王の城」への増資を完了。買い物料は２３４６０Ｇになる。
　しかし山崎はチャンスカードに３泊（笑）。チャンス「００」でどこでもカードをゲット。

　「竜王の城」を増資し切って満足したか、てくてくはここでやっと帰還。滞在中の増資回数は数え切れないほどだった。山崎はまだ帰りたくないのか、またもチャンスカード。チャンス「２８」でマハラジャ召喚。
　注目のマハラジャのファーストダイスは「６」。島にワープしてくる。しかしこれで帰ってしまい、てくてくはぬか喜び。３人はほっとする。
　それでもてくてくはすでに２２８００Ｇ。山崎がデパートに止まっても目標に達する可能性がある。しかし山崎はツアーにもう飽きたのか（笑）、７泊で帰還。石神井がサラリー。

　石神井はコツコツ３００株までためていたドムドーラに増資。１７０００Ｇを突破するが、ひげなかも相乗り９９株がギリギリ間に合っていた。こちらは１９０００Ｇを突破。てくてく・山崎は相乗りが遅れる。
　そんな間にもチャンスカードは残り３枚まで来ていた。ひげなかがサラリー。てくてくと山崎はドムドーラをペペり出すと、石神井はたまらず株を半分にする。

　てくてくは現在２２４００Ｇほどでサラリー２歩前。しかし石神井がドムドーラを増資し、２３０００Ｇを突破させてもらう。サラリーをもらえば目標突破は確定、残り１枚のチャンスカードはワープカードではない。ひげなかの増資も間に合いそうになく、普段ならこのまま確定。しかしこれはいたストGKではないため、そうはならなかった。
　ひげなかはワープ回避のために石神井に６１７Ｇを振り込む。てくてくはそのままサラリー。２５０００Ｇを突破するが、優勝はできなかった。いたスト２の場合、「銀行に達した時点」で目標を超えていなければならないためである。この時のサラリーは加味されず、もう１周する事になる。そのまま進み、チャンス「３６」を引いてチャンスカードも１周。
　普段ならない延長戦に入り、山崎がサラリーをもらって４周目終了。資産は

　てくてく　２６１８５Ｇ
　　　山崎　８９６３Ｇ
　　石神井　２０６６４Ｇ
　ひげなか　２１５７７Ｇ

　となっている。

　石神井は一度手放した株を買い戻し（正確には追加し直し）、株買い増資をドムドーラに行なう。だが、てくてくの相乗り株は半端ではなく、２８０００Ｇを突破。しかしてくてくはこの資産ではドムドーラを目標を超えたまま歩くには心もとないため、島にワープ。
　山崎はここまでひたすらドムドーラをペペって来たが、ルーレットに止まると、てくてくに０を一点賭けされてヒット。ひげなかはわずかに望みがあるラダトームに勝負をかけるが、てくてくは都合が良い方である右側で帰還。銀行まで６マス。

　しかしこれで勝負は決まらなかった。てくてくは１を出してチャンスカードを引くと、何と「８６」。またも島にワープしてしまう。仕方なく島を育てる事に。
　石神井は山崎とひげなかのペペり合いにもめげず増資してきたが、伸ばしたそばから落ちていく展開でらちがあかない。てくてくも撤収して資産確定して島を育てていく。

　石神井はサラリー。しかしサラリー増資をマイラに行なっても目標には届かない。ひげなかもラダトームに増資するが、額が足りずに届かず。
　そろそろ島が育ち切るてくてくはチャンス「３２」を引く。しかし竜王の島は上がらず残念（笑）。しかし次のチャンスカードが「０７」で更にアップ。石神井はチャンス「６１」で１２００Ｇをもらう。

　サラリー直前のひげなかだが、やはり先のてくてくと同じく、目標に達しないまま銀行を通る事に。先にてくてくがチャンス「２８」でマハラジャを召喚。
　ひげなかは勝負手として、山崎に取り引きを提案。山崎はこれを承諾し、死の砂漠を独占＋９１０Ｇ、ひげなかはラダトームを独占とする。サラリーをもらい、ラダトームにサラリー増資。石神井を抜いて２位浮上。
　マハラジャのファーストダイスは今回も注目だったが、「７」。山崎の死の砂漠に進み、１１５５Ｇを振り込む。ある意味一番がっくり来る展開か（爆）。てくてくはまだ島を脱出せず、ついに育て切る。山崎はいただいた現金でマハラジャの目の前に追い打ち増資。１４０００Ｇまで盛りかえす。

　このまま銀行に帰ると３位確定の石神井は打つ手があまりない。しかし１でスロットができる。ワープを狙ったが、結果はどこでもカード。目標を突破している現状では銀行に帰ってもサラリーをもらえないので意味が薄いか。
　現在２７０００Ｇのひげなかは増資を連発すればチャンスがありそう。しかしドムドーラに弾かれて死の砂漠へ。ここでもまた防御５倍買い。また買われた山崎は増資が１ターン遅れる。

　石神井はこのまま帰ったら３位確定。逆転を狙うなら３を出したいところだったが、結果は２。ひげなかに２０６８Ｇを振り込むが、これで目標を割り、ゴールせずに済む。良いのか悪いのか。
　マハラジャはドムドーラを通ったが、ワープマスもデパートも通過してしまう。てくてくはまだ帰れない。
　石神井はどこでもカード２枚を使いサラリー。目標を超えたがゲーム続行。ラダトームに相乗りしてひげなかが３００００Ｇを突破。

　そのひげなかはすぐに増資チャンスが到来。一気に３３０００Ｇを突破してトップに立つ。あとは銀行に帰れば優勝である。これから先、無事に帰れれば、の話だが。
　マハラジャはこのターンも振り込みはなし。トップを奪われたてくてくはここで帰還する。帰った先はドムドーラ。

　山崎はワープとドムドーラを何とか回避。対するひげなかはここを突破すれば優勝確定。しかし６歩先にはラーミアが、７歩先には高級デパートが控える。結果は．．．　一番出してはいけない「６」。無情なラーミアはひげなかを島にいざなった。ついに育ち切った島が牙を剥くのか？
　マハラジャはラダトームで２７１４Ｇを振り込んだが、ひげなかは帰らないと死が待っている。てくてくは２を出すが、まだ２位の上にこんなところで休日に入る愚か者なはずもなく、遠回り。
　５０００Ｇ差のトップだが、島から出ないと意味がないひげなか。無事に出るには５か８。しかし４だと「竜王の城」に突っ込んでしまう。とりあえずラダトームを撤収し、資産確定をして落ち着いてからサイコロ。結果は．．．

「４」

　．．．ついに竜王の島がフルパワーで牙を剥いた。２４９９２Ｇをてくてくに振り込む。しかしひげなかはラダトーム株撤収分でここは店売りもなく凌ぎ切る。とはいうものの、これで１２０００Ｇを割って最下位転落。
　いただいて６００００Ｇに迫ったてくてくは銀行までは遠い道のりで、ゴールの危険（？）は薄い。タナボタの３位に浮上した山崎はサラリー。５周目終了．．．　と切ってもいいのだが、スペースが勿体無いので（爆）このまま続ける。
　やはりタナボタの２位浮上となった石神井はマイラを５倍買いしてみる。しかし役に立つか．．．？

　ゴール目前が一転して大破産のピンチになったひげなか。なんとしても１か４を出して切り抜けたいところ。しかし８だと何が降る．．．？　刮目の結果は．．．

「８」

　．．．またもひげなかに襲い掛かる島の悪夢。強大すぎる竜王がひげなかに死を宣告した。２度目の「運命」が流れた時はひげなかの資産は逆に増えていた．．．　ように見えたのは、「−」の符号が表示スペース収まらないほどの巨大なダメージだったため。すでに手遅れのひげなかは「処分の儀」（笑）を済ませ、「破産」の２文字を頭に受けて回るしかなかった．．．
　牙を剥かせた本人で、数年は塗り替えられないであろう記録で優勝したてくてくは「ひげなかよ、君の勇姿は忘れない．．．」と思ったかどうかは定かではない（笑）。
　なお、この大惨事の裏で何もせず配当で７５００Ｇも稼いでいたＹ氏という人物がいた事を附記しなければならないだろう（笑）。これを記して、レポートを終了する。
　試合時間は１７５分ほどであった。