試合経過
　ファーストダイス。つかＣは地下３階へ。てくてくが５を出し地下２階にヘリポートを建てる。つかＣは次のターンで帰り、何もできず。
　最初に２軒揃えたのはてくてく。こおりのがけ。つかＣは税務署を建てる。対抗しててくてくは関所を建てる。続いてつららのかべも２軒。びわこはあくまのぬまちを宿屋を含む２軒。
　下回りに入っているつかＣ。ふぶきのほこらの左下の店から１・１と出して２軒目、３軒目と立て続けにゲット。続く４軒目のチャンスは失敗。

　初サラリーはつかＣ。続けてフランス。つかＣはまかいのいりぐち、フランスはちかすいのいけをそれぞれ２軒。どちらも３軒目のチャンスだったが失敗。フランスはチャンス「７８」を引くが、流動資産不足で断念。つかＣはその後引いたチャンス「１８」でまかいのいりぐちを崩す。この崩した店を買いフランスが２軒。

　その頃地下３階にワープしたてくてく。ほのおのかべを２軒。さらに動物園を建てて３軒目にしたところで帰る。しばらくしてサラリーをもらい１周目終了。

　店の買い過ぎで流動資産がきつくなっていたフランスはこおりのがけの最高額の店を自主競売。てくてくが買えば３軒だったが、びわこが阻止。そのびわこはちかすいのいけも２軒ブロック。

　さて、つかＣ。チャンス「７９」。悩んだ末にふぶきのほこらの関所を買い４軒。その直後にてくてくが計２５８Ｇを振り込み。２が出れば独占というところで見事２を出し独占を果たす。しかし株は持っていない。

　その後のてくてく。ヘリポートに止まり「輝きの宝石屋」を買い、ほのおのかべを４軒にする。その時地下３階にワープしていたフランスは、５でブロックできる場面。３を出し、さらにチャンス「５２」で露店を建ててブロック。てくてくは１ターンで帰るが、フランスはもう１軒もブロックに成功。
　２軒ブロックされたてくてくはサラリー。他にエリアもなく、当然のようにほのおのかべを買う。次のターンに地下３階にワープ。その直後にフランスが２６４Ｇの振り込み。そしててくてくはチャンス「６２」で現金を手にすると、フランスがチャンス「１３」。これで下がったチャンスを逃さず１軒を５倍買い。これでほのおのかべが５軒に。おまけにチャンス「７０」までゲット。また現金を手にしたてくてくは「混乱の兜屋」に増資。チャンス「８８」でのワープを待つ。フランスはギリギリで帰還に成功。
　調子に乗ってきたてくてくはさらにチャンス「７４」で現金を作る。これを元手に「輝きの宝石屋」に増資。「地雷」が２つ出来上がる。

　この地雷を踏んでしまったのはびわこ。チャンス「８８」。「混乱の兜屋」にワープし１４９１Ｇの振り込み。またも現金を手にしたてくてくはさらに「輝きの宝石屋」に増資。そして帰る。びわこは１ランクアップした動物園にも振り込んだが、破産のピンチから何とか帰還。

　てくてくはサラリーをもらい１００００Ｇ突破。もう独走態勢。再び地下３階にワープする。びわこもサラリーをもらって、２位争いは５０００Ｇ近くのフランスと、４６００Ｇ近くのつかＣ、４０００Ｇ弱のびわこという構図。エリア占有状況から考えると、つかＣがやや有利な立場ではある。だが、てくてくがさらに地雷を大きくする。買い物料が５０００Ｇを超え、３人のうちの誰が地雷を踏んでも破産する状況になる。

　そんな大変な状況の時につかＣが地下３階にワープ。場所は「輝きの宝石屋」の２つ上。さらにはびわこも同じターンに同じ場所にワープ。
　まず大ピンチのつかＣ。意を決してサイコロを振る。「６」。何とか回避。チャンスカードも切り抜ける。かわされたてくてくはなおも増資を仕掛ける。これで「輝きの宝石屋」の買い物料は６９２９Ｇ。
　同じく大ピンチのびわこ。意を決してサイコロを振る。「２」。見事（？）にファイナルダイブ。壮絶に破産して終了した。
　試合時間は４０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　てくてくは、ほのおのかべの威力をまざまざと見せつけた格好。このいただき総額のほとんど（９３００Ｇほど）はほのおのかべからである。最初のターンでヘリポートを買えたことがポイントになったか。ほのおのかべをメインにすえた辺りから急に（チャンスカードにしろ、振り込みにしろ）金回りがよくなった。これによって増資資金が調達された。こういう勝ち方は決まったら気持ちいいと思う。
　フランスは、相乗りから、細かいインサイダーなど、そつなく儲けていった結果、終わった時点でつかＣよりも上にいることができた。ほのおのかべが高くなってきた辺りで脱出がギリギリで間に合ったこと、ほのおのかべを２軒ブロックできたことも要因に挙げられる。ただ、３軒エリアがなかったので、試合が長引いたら３位以下はほぼ間違いなかっただろう。本人も「ラッキーな２位」と認めている。
　つかＣは、相乗りが（するのも、されるのも）嫌いな性格が出たために、儲ける手段に欠けた。せっかくふぶきのほこらを独占したのにもったいなかった。というより、増資する前に終わってしまった感じである。でも、最後までいっても１２０００Ｇ辺りで終わりそうだが。とにかく地雷を踏まなくてよかった．．．　「明日は我が身」を格言にしたいと思います（笑）。
　びわこは、最後の場面で２が出るのだから、とにかく運が悪かったとしか言い様がないだろう。さすがの実力者もこれだけ運が悪いとお手上げ。「株だけがオレの味方」とぼやきたくなるのも分かります。チャンス「８８」に始まり、最後に至るまで、ほのおのかべだけで実に９０００Ｇ以上を振り込んでいる。序盤の展開もいい方ではなかった。こういう時は笑って忘れるに限りますよ（笑）。