試合経過
　ファーストダイスはスピーディ以外は全員空き地。フランスが税務署、Fufufuがヘリポート、ばじりこが宿屋を建てる。しかしフランスは次のターンにチャンス「１８」で税務署を売らされる。代わりにスピーディが税務署をゲット。
　Fufufuは続けて冥王星を２軒。ばじりこは天王星を２軒。しかしばじりこは１軒をブロックされている。
　税務署を「拾った」格好のスピーディは地球を２軒にする。これで２軒エリアがないのはフランスだけ。

　しばらくしてばじりこが動物園を建てる。そしてスピーディがチャンス「７７」。これが株儲けプラスの切り札になろうとは．．．
　スピーディは初サラリー。少し遅れてフランスがサラリー。フランスはここまで店が３軒しかない。しかもバラバラ。そしてFufufu、ばじりこの順でサラリーをもらい１周目終了。

　２周目。
　ばじりこが金星を２軒。続いて３軒目のチャンス。しかし流動資産不足で断念。対するFufufuは冥王星の３軒獲得に成功。有利な立場に立つが、税務署に３１０Ｇ振り込む。増資済みだった地球に１０株売りしていく。
　そんな中ばじりこが動物園をアップ。通過するところだったフランスはこれを何とかかわしたものの、スピーディに２４３Ｇ振り込み。
　ばじりこはその後冥王星をブロックし、サラリー。他の３人も続けてサラリーをもらい２周目終了。ここまでの資産状況は
　　フランス　３４００
　スピーディ　６１００
　　　Fufufu　４０００
　　ばじりこ　５８００
　である。ここまでは全員順調に周回している。ばじりこは振り込みが少なく、トップをマークする展開。フランスは店がなく、辛い立場が続く。

　３周目はしばらく平和に展開するが、ばじりこが再び動物園をアップ。少ししてフランスがようやく太陽に２軒エリアを作る。しかし残りの２軒が押さえられている上にチャンス「４９」を食らっている。売れ残りの店もほとんどなく、辛い状態には変わりがない。

　またしばらく淡々と進むが（手抜きだな．．．）、Fufufuがサラリー直後に水星を２軒獲得。続いてばじりこがチャンス「７３」で金星の３軒目を獲得。残りはスピーディの税務署。スピーディはチャンス「４２」で地球が自爆するも３軒目を獲得。残りは仮設店舗以上しか建てられない空き地のみ。

　３軒エリアを作ったばじりこ。チャンス「３０→１９」のコンボで、自分だけが３割増の状況を作る。フランス・スピーディが動物園Lv３のピンチだったが、回避する。

　Fufufuは地球の空き地に止まり、仮設店舗を建ててブロックする。ブロックされてしまったスピーディだったが地球に最大増資。これで９０００Ｇを突破。さらにチャンス「７０」。１００００Ｇを突破。いいペースであるが、余力と言う面ではどうか。
　追うばじりこは金星に増資し、９０００Ｇを突破。こちらは余力十分である。

　その２人に何とか追いつきたいFufufu。水星の一番安い店を５倍買いして３軒にする。かと思ったのもつかの間、次のばじりこにいきなり同じ店を５倍買いされる。Fufufuはその後冥王星の５倍買いチャンスだったが、買わず。
　何とか局面を打開したいフランスは、太陽の店を５倍買い。これで３軒。
　トップ争い中のばじりこは海王星を５倍買い。最高値の店を持っていないものの、３軒目とする。なおも地球の店を５倍買い。宿屋・関所が効果的に働いているために、５倍買いを連発しても資産がほとんど減っていない。対照的に地球しかエリアを持っていなかったスピーディはこれで手詰まり。しかも１０株売りなどで株価が下がってゆく。
　せっかく買った店をいきなり買われてしまったFufufuは、再び５倍買い返し。買われてしまったばじりこだったが金星にインサイダー。１１０００Ｇを突破してトップに立つ。

　トップを明け渡したスピーディは、スペードを取るために税務署へ。が、次のターンに３を出してしまい１７８９Ｇをばじりこに振り込み、２位の座が怪しくなってくる。
　現在３位のFufufuは水星を５倍買いして独占を果たす。そしてサラリー。水星エリアでスピーディのサラリーをブロックする。振り込みによってスピーディの資産が落ち、２位に浮上。トップを狙う。
　しかし金星と海王星で天秤増資が効くばじりこは非常に有利な展開である。客が２人来ている海王星に増資。さらに天王星を５倍買い。これで３軒エリアが３つになる。

　振り込みが多く３位に落ちたスピーディはチャンス「７９」。これで地球を買い戻し３軒に復帰。だが、ここまでの展開で、一時１１０００Ｇほどあった資産が７５００Ｇほどまで落ちてしまう。

　スピーディと同じく銀行への道をブロックされたフランスは仕方なくスペードへ。結局１７８９Ｇをばじりこに振り込むことに。これで現金を手にしたばじりこは金星への増資を終了。１８５００Ｇとなり、サラリー目前。

　２位争いは９０００Ｇ強のところでFufufuとスピーディ。そのFufufuは、ばじりこのサラリーで目標を突破するとみて、増資を優先する。これで２３００Ｇを稼ぎだし２位を確保。対するスピーディは増資できずに追いつけない。
　そしてばじりこがサラリーをもらい２００００Ｇを突破して優勝。
　試合時間は１時間３０分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　ばじりこは、序盤に建てた関所・宿屋がよく働いた。そのため、資金繰りは楽であった。そのおかげで店も順調に買えた。結局動物園は役に立たなかったが、チャンスカードも良く、中盤からの伸びが抜群であった。中盤の５倍買いで資産がほとんど減少しなかったのは、買った店が効果的に働き、常に小銭が入ってくる感じだったためである。快勝と言えるだろう。どうでもいいが、こんなに株儲けが低いとは思えない。７０００Ｇは儲けていると思う。
　Fufufuは、３軒エリアを作ったのは一番早かったのだが、相乗り中心の戦略をとっていたために使いきれずに終わってしまったか。第１部第３戦とは逆のパターンで、もったいない負け方と言えそう。ヘリポートの稼働率は比較的高かったが、もう１エリアを作るのに手間取ってしまった。途中で冥王星に絞っても良かったのでは。うーん、最後の増資がなかったら株儲け−２０００．．．　スピーディもそうだが、確実に４ケタの株儲けは獲得しているはずである。こんな株儲けでは絶対にない、と言い切れる。何故こんなに低いのだろう．．．
　スピーディは、地球に狙いを絞ったのは良かったのだが、３軒目を買うことがなかなかできずに展開から遅れてしまった。それでも買えないと思った税務署を拾い、サラリーがすみやかに取れていたため、中盤まではくっついていけたが、サラリーだけでは中盤からは戦えない。サブエリアがなかったことが痛かった。しかし株儲けがたったの６Ｇ．．．　誰も破産しないで、しかもこの総資産でこの結果はある意味表彰ものだと思うが、そんな印象はなかった。確かに株価が下がることは多かったが、チャンス７７を引いた上に、１回インサイダーして１８００Ｇ儲けている。何か別の基準があるのだろうか？
　フランスは、１周終了時点で店が３つでは辛い。しかも他の３人が順調に店を買っていたため、空き店が少なくなってしまい、手の打ちようがなくなってしまった。１ターン目に税務署を買ったのに、次のターンで売らされたことでつまづいた。太陽しか狙い目がなくなったところにチャンス４９という落とし穴。ここは取り引きを使っても良かったのではないかと思う。