試合経過
　ファーストダイスはこばん以外は店を買う。こばんはファーストチャンスで「８５」を引くが当然使わず。半周のうちに２軒エリアを作った人は出ず、店がバラバラの状態でのスタート。

　山崎は銀行に止まったあとにケンタッキー２軒目のチャンスを得るがマーク優先で下へ。
　最初に２軒エリアを作ったのはのりこ。チャンス「１０１」でハワイに飛んだあと、ハワイを２軒。しかし次のターンに帰る。

　初サラリーはともみ。なんと７ターンで獲得。店は３軒しかない。少ししてニューヨークの２軒目を買うものの、残り２軒が押さえられている。
　少ししてこばんもさらりー。のりこ・山崎も少し遅れてサラリーをもらい１周目終了。山崎はサラリー直前のチャンス「７５」を使わず、サラリーをもらったターンのケンタッキー２軒目のチャンスも見送り。結局全員の店がバラバラのままで、長期戦が予想される。

　まず一歩抜け出したのはともみ。ニューヨークの株を買うとすぐさま増資。１０００Ｇほどのリードを取る。

　しばらく進んでこばんはサラリー直前にテキサスを２軒。山崎はシカゴ・ケンタッキーを２軒。しかしシカゴ・テキサスは残りの２軒が押さえられており、ケンタッキーもともみが一番高い店をブロックする。のりこはスロットでワープを獲得し、コロラドと、次のターンでサンフランシスコを２軒にするものの、やはりどちらも残りの２軒が押さえられている。
　流動資産が不足した山崎は自主競売。フロリダを売る。ともみ・のりこが買えば２軒目であったがこばんが買い取る。

　２周目も全員が順調に周回していたが、ここでこばんがともみのニューヨークの増資済みの店に３７５Ｇを振り込み、１歩離される。振り込んでもらったともみだが、チャンス「１８」を引き、フロリダを売る。これで店が５つとなるが、サラリー直後に買い戻し。こばんはチャンス「１７」で復帰。
　山崎が少し早いものの、全員がスムーズにサラリーを獲得し２周目終了。依然店がバラバラで、しかも空き店がほとんど残っていない。書くことがどんどん減ってくるーー(^^;

　膠着状態を打破するためにまず動いたのはのりこ。サンフランシスコの店を５倍買い。一番高い店は押さえられているが、これで３軒。ともみもニューヨークの増資を終了し、ロサンゼルスを２軒。山崎は周回の早さで対抗し、サラリー。５０００Ｇを突破。少ししてチャンス「７０」を獲得し６０００Ｇを突破。
　ともみ・こばんが相次いでサラリーをもらう。そのこばんはサラリー直後にコロラドを５倍買い。一応２軒にする。しかし振り込みが一番多い展開。
　少ししてのりこもサラリーで３周目終了。資産状況は
　　山崎　６７００Ｇ
　ともみ　５８００Ｇ
　こばん　４１００Ｇ
　のりこ　５７００Ｇ
　となった。周回面では山崎がほぼ１周分リードしている。のりこが３軒エリアを持っているものの株がなく、しばらく膠着状態が続きそうな展開。書くことがない．．．

　４周目。
　のりこがチャンス「０７」を引く。こばんはまたもともみに３７５Ｇ振り込み。１人だけどうも一度の振り込みが多い。
　山崎が４周目のサラリーを獲得。増資限度合計が一番高いシカゴの株を買う。早速連続増資。１００００Ｇに迫る。さらにはシカゴの店を５倍買いして３軒に。買い物料の驚異も重なり、一番有利な立場に。
　上ルートでピンチだったこばん。６・７で高額店舗だったが８で回避。防御５倍買いを考えるも止める。

　３軒エリアが欲しいともみはチャンス「０３」。サラリーと悩んだがニューヨークの店を５倍買い。３軒とする。　

　トップの山崎はサラリー。１００００Ｇを突破。ともみもサラリーをもらう。その後ニューヨークに増資。山崎の相乗り株の方が多かったが、買い物料狙い。しかしこばん・山崎共に回避し、逆に自分が山崎に５２５Ｇ振り込み。
　少し離され加減のこばんもサラリー。しかし儲ける手段が限られていてきつい。

　下ルートののりこはニューヨーク。元々自分の店だったところを防御５倍買い。次のターンに７５９Ｇを振り込むが、助かった形。その後サラリーをもらう。次のターンにチャンス「６２」を引き１００００Ｇを突破。次いで増資し一気に１２０００Ｇを突破。山崎に追いつく。
　追いつかれた山崎はサラリー。サンフランシスコに相乗り。相乗りされたのりこは構わず増資し株を撤収。次のターンに山崎に５２５Ｇ振り込む。が、チャンス「３３」を引き、増資済みのフロリダの店を売り２５００Ｇ程の現金を得て食らい付く。

　なかなか離れてくれないのりこを何とか離したい山崎は再びシカゴに増資。次いでサラリー。しかし目標金額に７００Ｇほど足りず続行。のりこは当然１０株売りで抵抗。ハワイに増資して逆転を狙う。
　しかし山崎は増資。２００００Ｇを突破。のりこはさらに悪いことにチャンス「４２」をハワイに食らう。それでも１０株売りで抵抗。山崎はもう１度１０株売りをされると目標を割ってしまうため、株を撤収。しかし貯金は３５０Ｇ。高い店に振り込んだら割ってしまう。

　ロサンゼルスを突破するためには５以上がいる山崎。「７」。何とか突破したもののテキサスの店へ。２４０Ｇを振り込み貯金ギリギリまで落ちる。しかしこの先の買い物料の合計は１００Ｇ足らずだった。１ターンで突破して優勝した。
　試合時間は１時間５０分であった。
 

つかＣの感想・考察
　山崎は、中盤まではサラリーの早さでアドバンテージを取り、シカゴを半独占してからは手堅く相乗りなどで稼いでいき、終始リードを保っていた。店がバラバラの展開で高額店舗ができなかったこともシカゴの有利さを際立たせた。終始苦しい展開だった印象だが、他の３人がそれ以上に苦しかったため、勝利を得た。ハワイの滞在がほとんどゼロだったことが幸いした。
　のりこは、サンフランシスコを半独占したまでは良かったが、安い店３つであったために勝負どころで増資限界が来てしまった。シカゴとの差が出てしまった形。フロリダをサブエリアにしようとも試みたが、結局実を結ばずじまいだった。無理な行動をとった訳でもなく、詰めを誤った訳でもない。この展開は仕方ないといえば仕方ないだろう。勝てそうな試合だったのだが．．．
　ともみは、ニューヨークの半独占が遅れた結果、この順位となった。しかも半独占したあとも株がなかなかたまらず、儲けが大きくならなかった。買い物料狙いの増資がヒットしなかった後の振り込みだが、これはワープ直後の行動だったため、回避できた。見落としだとは思うが、これが決定的な敗因となってしまった。もったいない。
　こばんは、序盤からやや出遅れ気味で、展開から徐々に引き離されていってしまった。総額は低かったものの、１回の振り込みが大きかったことが響いた。結局最後まで３軒エリアを持てずじまいであった。しかも持った店は安目２つか高め１つという、中途半端すぎるものであり、インサイダーができる状態になかった。これは交換取引を持ちかけるなどすれば打破できたかもしれない。