試合経過
　ファーストダイスは、村田が２でグランドクロス、山崎が７でワープしスペードへ。ファーストチャンスは「４１」。千里は３で村田の先、きっどは７でダイヤに行きチャンス「０９」。続いて４でやっぱり休日（笑）。村田は次のターンに２を出して２軒。

　山崎は半周後にワープし、チャンス「８３」。千里はこれでサイコロ屋に飛ばされ、次のターンにエルアンダーの空き地にヘリポートを建てる。きっどは左の銀行の１歩上に飛ばされたが、マークは３つでもう１周する羽目に。
　山崎はチャンス「０３」を引いてヘブンズガーデンを２軒。更に次のターンに３軒目のチャンスだったが、サラリールートと逆だったため我慢。村田がエンジェラインを２軒。

　２つ目の空き地はきっどがショートウェイに動物園を建てる。しかしチャンス「１３」。
　初サラリーは山崎が１番手。サラリー直前に千里から１３１Ｇをいただいている。続いてきっどがチャンス「５４」で２番手、村田が３番手。村田はグランドクロス３軒目に止まったが、山崎が１手早くブロックしていた。
　千里はチャンス「１７」をゲットし、サラリー直前。しかしきっどがスモールロードを一等地で２軒・フリー３軒と立て続けにゲット。次のターンに千里がサラリーをもらって１周目終了。

　村田はチャンス「４０」が絡み、エンジェライン３軒目のチャンスがあったが見送る。千里はスロットでチェリー３つ＋１つをゲット。きっどは流動資産がきつくなり自主競売。エンジェラインが出されたが、村田の資金も少なく落札できず、千里が落札。

　山崎はサラリー直前だったが、スモールロード一等地に阻まれてゲットならず。山崎以外の３人、すなわち村田と、ブロックしたきっど、チャンス「０６」を引いた千里がサラリー。千里はサラリー直前にウイングアール、直後にリトルロードの２軒目をゲット。村田はスモールロードを無事突破。きっどは独占チャンスを逃す。
　しかし千里はチャンスをものにする。サラリー後に得たリトルロードを続けてゲットし、フリー３軒。山崎はフェザーエルに税務署を建てて対抗し、続けて２軒にする。
　それでも千里は止まらない。スロットでワープを獲得。これでリトルロードの残りの店へワープし独占．．．　ではなく、ウイングアールのフリー３軒を選択し、右の銀行を固める。千里は次のターンに両面待ちの独占チャンスだったが失敗。チャンス「４７」で仮設店舗を露店に下げる。村田と山崎が２００Ｇほどのダメージ。

　ダメージを受けた山崎はまだサラリーがもらえない。またもワープし、チャンス「７０」でマークを失う。きっどはショートウェイの３軒目をゲットする。山崎はチャンス「６３」でヘブンズガーデンをアップ。
　きっどがサラリー。しかしここでもスモールロード独占に失敗。続いて村田もサラリー。サラリー前後でウイングアール・リトルロードのブロックに両方とも成功するが、１５２Ｇを振り込む。いただいたが両方ともブロックされた千里はチャンス「１００」。

　きっどがここで初のインサイダーをショートウェイに仕掛ける。しかし山崎はヘブンズガーデンの千里の店を５倍買い。３軒にする。買われた千里はチャンス「７１」。
　エリアを作った山崎だが、またも振り子にはまってサラリーならず。チャンス「２８」でマハラジャを召喚。マハラジャのファーストダイスは３で、スモールロードに行かず（空き店だった）。村田はチャンス「７６」をゲット。
　千里もワープにかかってサラリーを取れない中、きっどはワープを通過してサラリー。しかし３度目の独占チャンスも失敗。マハラジャは結局１Ｇも振り込まず帰って行く。

　山崎はようやくワープを突破。しかし千里は突破できず、チャンス「１１３」でどこでもカードを失う。対照的にきっどはチャンス「３３」。これでショートウェイの増資済みの店を売却。２７００Ｇほどの利益を得て９０００Ｇを突破。村田も対抗し、インナーウェイの千里の店を５倍買い。フリー３軒とする。次の独占チャンスは失敗。
　ようやくここで山崎がサラリー。２周目終了。

　千里がここでヘブンズガーデンに宿屋を建て、全ての空き地が売り切れる。山崎はサラリー直後に税務署で自己増殖するが、千里にヘブンズガーデンを５倍買いされる。千里はこれで３軒。きっどは売ったばかりのショートウェイの店を買い戻して３軒に復帰。
　村田はチャンス「１６」で独占チャンスが復活したが失敗し、休日へ。山崎はこれにつけ込み、３８７Ｇを免除。村田は腹いせに、サラリー直前にリトルロードを防御５倍買い。しかし千里も黙っていなかった。代わりにウイングアールを５倍買いして独占。村田は銀行ぴったりでサラリーをもらい、ピンチを回避。

　山崎もサラリー直前。ここでウイングアールを５倍買いして再び崩す。崩された千里はサラリーをもらい、ウイングアールにサラリー増資。きっども５倍買い合戦に参戦。エルアンダーの山崎の店を５倍買いして３軒にする。買われた山崎はピンチを回避してサラリー。３周目終了。

　きっどは５倍買いで減った資金をスモールロードへの増資で回復。山崎は相乗りで儲け。千里はチャンス「７３」でインナーウェイの残りの店をブロック。ブロックされなかったきっどだが、チャンス「４２」がエルアンダーにヒット。ブロックされた村田はフェザーエルを３軒。
　千里はチャンス「７５」を連続で引く。今度はスモールロードをブロック．．．　せず、カードを捨てる。山崎はラストチャンス「８５」を引き、ヘブンズガーデンの宿屋をハント。これでチャンスカードが１周。

　またもブロックを免れたきっどはエルアンダーのヘリポートを５倍買いし、恩を仇で返す（爆）。きっどはエルアンダーを４軒。２周目のファーストチャンスは「４２」で、フェザーエルにヒット。
　千里は２周目のチャンス「８５」を引き、ハントされた宿屋をハントし返す。村田がサラリーを取りに来たところでラッキーに止まって待ち構えたものの村田は回避し、サラリー。村田はサラリー増資を行なって９０００Ｇを突破してトップに立つ。
　しかしきっどもサラリー。更に待ち焦がれたスモールロードの独占に成功。サラリーを狙っていた千里はピンチになったが、一発で突破してサラリー。突破されたきっどはエルアンダーから増資。

　村田はこの独占のあおりを受け、フェザーエルの税務署に行かされて山崎に９３０Ｇほどを振り込むが、５倍買いして４軒にする。次のターンに増資を行なって資産を回復。いただいた山崎はサラリー。銀行ぴったりに止まってスモールロードを回避し、４周目終了。

　千里はヘリポートに止まり、５倍買いを仕掛ける。これでエルアンダーが３軒に落ちる。村田は前から引き続きで３連続増資。トップに立つが山崎も相乗りしていて、１００００Ｇに迫る。

　千里がサラリーを狙いに来たところできっどに増資チャンス。スモールロードに増資して１３０００Ｇを突破。村田はサラリーでマークするが、千里が増資に見事引っ掛かってしまい、１９３７Ｇを振り込んでサラリー以上のダメージ。しかし千里は次のターンにヘリポートに止まり、スペードにワープしてチャンス「４８」。これがフェザーエルにヒット。
　山崎はぱっとしないが、ここで動物園を５倍買いし、ショートウェイを３軒。村田もインナーウェイを５倍買いして独占を果たす。

　山崎は再びスモールロード方面でサラリーを狙う。きっどは今回は増資できず、チャンス「４７」で仮設店舗を露店にダウン。
　千里もサラリー直前。ここでウイングアールの５倍買いチャンスがあったが、サラリー前で刻んで防衛増資した山崎が１手早かったため、諦める。
　山崎はサラリーをもらったがスモールロードを突破し切れず、６７０Ｇを振り込む。これで５周目終了。

　千里もすぐにサラリー。ウイングアールにサラリー増資を行なって最下位脱出。村田はこの増資をかわしてサラリー。サラリー増資で１５０００Ｇを突破。しかし千里がインナーウェイを５ペペ。実はこれは山崎が１００株持っているため。村田は株を持っていない。
　インナーウェイの本来のオーナーである村田は、増資エリアがまだフェザーエルだけだったので、今のところ実害がない。増資して１８０００Ｇを突破。更に千里から４５５Ｇ・３９０Ｇをいただいたが、フェザーエルの増資余りがなくなる。

　きっどもサラリー。しかし増資チャンスはゲットできず。千里はなおもインナーウェイをペペり続け、ヘリポートに止まる。これで左の銀行に帰りサラリー。
　その後、村田がキーカードを引く。チャンス「３７」。これがなんとスモールロードにヒット。きっどは４５００Ｇ（うち、株価上昇分が３３００Ｇ）の儲け。たまらず山崎が２ペペ。千里はチャンス「２９→７０」のコンボで１６０００Ｇを突破。

　ライバルを上げてしまった村田はサラリー。インナーウェイを狙おうとしたが、山崎が１００株を残している上に千里の８ペペ（ひでぇ．．．(^^;;）があり、動けない。更に山崎からもペペられる。
　村田は完全に最後となる増資をフェザーエルに行なったが、山崎にペペられる。ペペった山崎はサラリー。千里もウイングアールの増資を終了。２００００Ｇに迫る。

　きっどはチャンス「１１５」で左の銀行に帰り、スモールロード株を追加。２２０００Ｇ。村田はチャンス「０７」、山崎はチャンス「１００」をゲット。しかしきっどが次のターンに増資し、２４０００Ｇを突破。村田はチャンス「３１」も空振り。

　ここまで１５０００Ｇで最下位の山崎はチャンス「６２」。１１００Ｇほどの収入。しかしフェザーエルに阻まれ、スモールロード方面へ。千里もスモールロードに阻まれ、インナーウェイに進まされる。
　ピンチの２人だが、千里は次のターン、チャンス「０６→０３」のコンボをくり出す。ピンチの回避に成功してスペードを獲得し、更にウイングアールの店を５倍買い。やっと独占に復帰する。チャンスのきっどは左のラッキーから７を出し、まだ目標に達していなかったためエルアンダーに進んで増資。２７０００Ｇを突破。

　対するピンチの山崎は一旦刻む。千里はサラリー。きっどは連続増資チャンスを得て、３００００Ｇに迫る。更に村田から９２５Ｇをいただく。
　刻んだ結果、目前にラストエンペラーができてしまった山崎。結果は．．．　見事にビンゴしてスーパーダイブ。６２５８Ｇをきっどに振り込む。山崎はここの株を買って相殺しようとし、株が残ったため株価が上昇。きっどは４００００Ｇに迫る。トップを争ってきた村田はチャンス「１３」を引き、力尽きる。千里がこれで２位浮上。

　思わぬ２位を得た千里は更に増資して２３０００Ｇを突破。村田を引き離す。きっどはチャンス「７１」を引き、１２１５Ｇを加える。山崎はスロットでスリーセブン．．．　ああ、もったいない（爆）。
　きっどはまた連続増資チャンスを得る。ラストエンペラーができているのに、まだ一等地は手付かずだった。これで４５０００Ｇを突破。村田は敢えてサラリーを狙いに行く。千里は逆方向からサラリーを狙ったが弾かれる。村田は結局サラリーはもらったものの、２５１７Ｇを振り込んでほとんどを失う。

　大振り込みをしてしまった山崎はチャンス「５４」でサラリー。千里は増資で２５０００Ｇを突破。すでに４８０００Ｇを突破しているきっどはワープするとどこまで伸びるか分からない。しかしワープせずに銀行２歩前に到達。

　最終ターンと思われるターンは村田がラストエンペラーのピンチを回避したが、起死回生の手も打てず。山崎は特に何もなし。千里はスロットでまたチェリー３つ＋１つを揃える。

　次のターンにきっどがサラリーを追加して優勝。その結果、最終資産は５１０００Ｇに達した。
　試合時間は１３５分ほどであった。
 

つかＣの感想・考察
　最後の１０ターンくらいのきっどの伸びはただただ唖然。振り子にかからずに半周して資産が２倍。これでいただき回数がたった１３回なのはもっと驚き。もう１０Ｇ合計が多かったら平均が４ケタという大偉業であった。確かに株儲けは多かったが、まさかそれだけだったとは(^^;　そう言えばいただきは終盤に集中していたな、という印象しかない。
　振り子にかからずにこれだけ伸び、増資余りはまだたんまり。もし振り子にかかっていたらどこまで伸びるのか見当がつかない。もちろん最後の行動はルール通りだし、振り子にかかって帰れないのもルール通り。今回のような例は完全に特異としても、小規模な例は他でもあり得る。
　要因はいくつか挙げられる。チャンス３７はとりあえず置いておくとして、３人のサラリールートが左に偏っていた事が第１の要因。右ルートはヘブンズガーデン・リトルロードを除いたエリアが高くなり、左ルートはスモールロードだけ。
　それに増してのポイントだと見えたのは千里の行動。チャンス７３・７５連続引きの場面が代表的だったか。きっどへのマークをせず、他の２人にくっつく行動を取ったため、トップ争いを伸び伸びとできた感じ。逆にマークを受けた村田がきつい展開になってしまった。あのチャンス７５でブロックしていたら少し違う展開になったと思う。
　しかしきっどのチャンス３３はもはやお家芸か（爆）？　見るたびに引いて、見るたびにデパートが売られているような．．．